ハイジの徒然なるままに

なにげない日々にもたくさんのワクワクがあるはず・・・ある英語講師の毎日です♪

伸びしろのあるシアワセ♪

2008年06月06日 | 英語
ときどき英語を見てあげている中学生の女の子がスピーチコンテストに出ることになった。そこでスピーチ原稿を見て欲しいと私のところへ持ってきた
学校でネイティブの先生にチェックしてもらうらしいけれど、わからないところを教えて欲しいという。
原稿を見てみるとなかなかよく書けているけれど、ところどころスピーチとしてより効果的になるようにと、表現をかえてあげて、、、すると自画自賛ではあるけれどとっても良いスピーチができあがった

わぁ~~これはいいわぁ~

彼女も喜んで「さっすがぁ~ハイジ先生!!」と。
私もこれは最高の出来だ!とすっかり満足していた。
これならネイティブの先生も直すところがないのでは??とまで思っていた。

ところがその後、彼女が持ってきた原稿を見て唖然・・・
基本的にはスピーチの趣旨や話の流れはそのままだ。。。それでも明らかにネイティブならではの「躍動感」がスピーチに加わっている。
決して難しい表現や洒落た言い回しが使われているわけでもないが、要所要所で「静」と「動」をうまく使いわけながら聴衆をひきつけるような工夫がされていた。

「ショック・・・」

最初はそう思った。。。自分が最高と思ったものが、こんなにも洗練されて生まれかわるものかと。

指導する側にいると、自分の書いたものを添削されるという機会がほとんどない。
こんな機会は何年ぶりかの幸運だったのかもしれない
そして添削してくださったネイティブの先生もある意味容赦なく、、、多くのエネルギーを費やされて検討されたのだろうと想像できる。

まだまだ課題がある、、、それがハッキリとわかった。
そうだ!!「伸びしろ」があることはシアワセなことなのだ
・・・ショックなんて言っている場合でない、、、生まれ変わった原稿を見て新たな「目標」を見つけたような嬉しい気持ちになった。

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