難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

中途失聴・難聴者とメンタルヘルス

2011年05月04日 18時24分23秒 | 東北地方太平洋沖地震
「英国王のスピーチ」の言語療法家ライオネルの役割は、スピーチだけでなくて、メンタルのセラピーもあった。

クライアントとセラピストとの信頼関係が一番重要と思う。
信頼関係があるから、英国王は吃音のために抑圧された自分の生い立ちの体験をライオネルに話せたのだ。

どうやって信頼関係が築けたかは最初の30分を観ていないのでわからないが、治療の過程でライオネルの対応がそうしたのだろう。信頼感はすぐには出来ない。

第一次大戦後、ライオネルが言語療法を始める切っ掛けとなったサイコ・トラウマチック・ストレス・ディスオーダーPTSDで吃音になる戦争帰還兵が多かったという。
東日本大震災でも人に話せない被災体験がこれからいろいろな「症状」が生まれるだろう。
これが心のケアを重視されるゆえんだ。

ラビット 記
=== ウェブ - 「[難聴者]」に関する 1 件の新しい検索結果 ==
平成23年度 聴覚障害者のコミュニケーション教室
7 月 23 日(土). 1 時 30 分~4 時.
中途失聴・難聴者とメンタルヘルス.
心の健康を保つために、中途失聴・難聴者が日常生活で心がけることなどを、具体的 に学びます。
講師は精神保健福祉士。 社会福祉法人聴力障害者情報文化センター ...
http://www.tonancyo.org/comm/2011chirashi.pdf

最新の画像もっと見る

コメントを投稿