国会の混乱はいったい何がもとなのか。
民主党政権が誕生して、奇妙なのは経団連等大企業が静観していることだ。国民的には革命とまでは行かないにしても大改革を期待したはずだ。しかし大企業や米国が表立っては動きがない。
もちろん経団連会長が御手洗氏から米倉氏に交代して同じように法人税を減税し、消費税を上げるべきと要求を変えず、米国も内閣が県外、国外と言って政権が誕生しても特に大きな動きをしていない、普天間は現行移設案がベストと譲らない。何かあるのではないか。
機密費がマスコミにも流れていたことが暴露され、民主党政権になっても機密費は使われている。使途さえ明らかにされない。何かあるのでは。
自公両党が障害者自立支援法一部「改正」法案に固執すするのはなぜか?何かあるのではないか。
ラビット 記
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◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
ニュース 2010.6.2 第26号(通巻134)
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
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◆(1)鳩山首相辞任!自立支援法「改正」法案可決見送り!
「私たちは最後まであきらめない!」とよびかけた深夜メールから数時間後。
突然の、しかし国民世論からすれば当然の突風が国会に吹きました。
9時前から参議院議面所には100名近くが傍聴に並びましたが、9時30分すぎ、「鳩山首相辞意を表明」のニュースが飛び込みました。
10時から民主党両院議員総会が開かれ、今日は参議院本会議は開かれないと正式に決まると、会場には大きな拍手がわき起こりました。
最後の最後で自立支援法「改正」案の可決は見送られたのです。
太田めざす会事務局長は
「鳩山首相辞任は当然のことです。差別と抑圧の中にいる沖縄の人たちや私たち障害者を無視して「改正」をかってに進めた。そんな首相の辞任はあたりまえ。
私たちは、自立支援法「改正」案をなんとしても通さない。固い決意をもって、運動し、廃案に追い込むことを提起したい。私たち抜きに私たちのことを決めるな!」
10時過ぎから参議院議員会館前で開かれた集会(写真添付)での発言です。
○<状況説明>
・民主党は4日代表選挙→首班指名→週末に組閣か。参議院本会議は9日か11日開催でが自立支援法「改正」もある。最終日は2週間後の16日予定。
・地域主権法案は難しいのではの声もある一方、自立支援法「改正」案は、自民党内に異常なこだわりがある。
・参院選挙日は7月11日だが25日もありえて、その場合は会期がのび、法案審議に。
・第二回検証会議の6月16日(水)は国会最終日。しっかりと準備してとりくもう。
・来週には、地域主権法含め、連帯の集会を企画したい
・政治が不安定な時期だからこそ、推進会議や部会に過剰な期待を持つのではなく、
私たちの運動が必要。運動の意味が大事に。運動の力をいまこそ発揮しよう!
○訴訟はもう終わっているとみんなおもっているので、もっと全国の障害者に、国民に訴えていきたい!
○つぎつぎと予期せぬことばかり。これからは運動の力関係。みんな一緒に!
○一番信じられるのは団結して運動していくことだと今日改めておもっている。
○そのときどきの政治の状況で私たちのくらしや権利が変わってしまうことは我慢できない。みなさんといっしょに運動をつづけていきたい。
○私たちには基本合意がある。これをてこにして今後も運動していく。
○新しい局面がでてきた。どんどん運動が大きくなっている。一緒ににがんばって。
○まだ参議院本会議はどうなるかわからない。最後までおかしいことはおかしいといいつづける。国が約束したことには実現を迫っていく
◆(2)6.8緊急国会要請行動+連続大集会を提起します!
私たちは最後まであきらめない!
障害者自立支援法「改正」法、地域主権法、当事者抜きに政治が強引にすすめられるなかで、「基本合意の完全実現をめざす会」と「10.31実行委員会」は合同で、
つぎの行動に全力でとりくみます(詳細は後日)
○私たち抜きに私たちのこと決めないで
○自立支援法一部「改正」法案、地域主権法案、改めて問い直したい!
日時 2010年6月8日(火)
10時~ 国会議員要請行動
13時~15時 憲政記念会講堂大集会(第一会場)+参議院会館集会(第二会場)
15時半~16時半 国会前大集会(議員会館前)
△▼△編集後記
政治の世界は一寸先は闇。しかし、その闇を打ち破るのは私たちの運動。
小さくても手を取り合って連帯して世論を起こせば、道は拓ける!
今朝の参議院前で感じました。来週6月8日は勝負!の日です。
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