難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

NHK教育テレビでの目で聴くテレビ紹介

2007年01月12日 21時37分00秒 | バリアフリー

視点・論点字幕.jpgNHKが「目で聞くテレビ」を紹介するが視聴覚障害者向けの放送と知っていながら、番組に字幕をつけないという。
総務省のデジ研(※)でいろいろ視聴覚障害者向け放送の充実に力を入れてきたと力説するNHKとは、別のNHKがあるのだろうか。

(※デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送のあり方に関する研究会)

ラビット 記
(追記)
1/15日の同放送には、急きょ字幕放送が行われることになり、実施された。
これは字幕放送がなければ多くの聴覚障害者は内容がわからなかった。字幕放送があってこそ、番組で多くの聴覚障害者が「目で聴くテレビ」の存在を知り、その運営主体のCS障害者放送統一機構の支援や視聴することが出来た。

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各位

お世話になっております。

「 目で聴くテレビ」が内閣府のバリアフリー化推進功労者表彰を受賞したことはお伝えしていますが「目で聴くテレビ」がNHKの番組で紹介されます。

11日(木)の朝のNHKラジオ第1で紹介に続き、来週月曜日15日夜22:50~23:00のNHK教育テレビ「視点・論点」で紹介されます。

ところが、「視点・論点」には字幕が付いていません。
(NHKの担当ディレクターに「今回だけでも字幕を付けてください」とお願いしましたがNGでした)
せっかくの機会ですので、聴覚障害者のみなさまにも番組をみていただくために臨時のリアルタイム字幕放送をおこなうことにいたしました。
このことは、目で聴くテレビのHPでお知らせしています。
まわりのみなさまにもぜひご紹介ください。
よろしくお願いいたします。 

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特定非営利活動法人CS障害者放送統一機構事務局
〒530-0044
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tel 06-6242-6501 fax 06-6242-6502
「目で聴くテレビ」 www.medekiku.jp
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自動車免許更新の講習会に要約筆記の派遣

2007年01月12日 02時46分18秒 | 生活

交通教本
免許更新通知自動車免許の更新時期になり,初めて更新の講習会に要約筆記の派遣を依頼した。
これまでは、講習会は「聞く」だけで終われば免許の更新ができた。しかし、聴覚障害者の自動車免許問題のシンポジウムで,自動車の更新に関わる障害者の配慮をするように通知を出していることを知って,試験場に要約筆記の派遣を依頼してみた。
府中自動車試験場では,手話通訳のことは知っていたが,要約筆記のことは知らなかった。最初に電話した時には、要約筆記のことを説明したら,同席はかまわないと言ってくれたが,費用の負担を求めたらそれは試験場では判断できない,警視庁に聞いてくれと言われた。
警視庁に電話すると,手話通訳は東京の手話通訳派遣等センターに依頼して欲しいとまた誤解された。要約筆記という書く通訳のことだと説明し,費用の負担をして欲しいと言うと,それは初めて聞いた,予算がない、府中試験場の運転免許本部から電話をさせるとのことだった。
自宅で待機していると,要約筆記者の同席は了解するが,要約筆記の派遣費用の負担は出来ないと同じ回答だった。要約筆記の派遣をするセンターを紹介して,そこで交渉してもらうことを考えた。
しかし,センターでは東京の制度があり公費で派遣していると回答したため,試験場や警視庁に負担させることができなかった。
こうした障害者対応はそれぞれの行政が予算化し,対応しなければならないのに,残念だった。

ラビット 記