くまさんの日常

日々の出来事をつれづれなるままに書き連ねています。治療院の裏話や本音がにじみ出るかも

ボイストレーニング

2011-08-17 21:23:04 | 日常
人生初の体験でした!! このブログ左下のほうの「ブックマーク」のトップにリンクさせていただいている「コンソナーレ」の坂口桐子先生にボイストレーニングを受けてきました。感想は… びっくり、感動、うれしい、たのしい、しあわせ

今日は体験ということでしたけどしっかり90分レッスンしていただいて♪ お得な上に感動をいただいて、帰りは30分ほど徒歩で帰ったんですが、足取りも軽く体も軽く(体重はまだ…) こりゃ、来月からなんていわずに今月から会員になって定期的にレッスンしたいなって本気で思います。

まず最初に体をほぐすところから始めます。これは一昨年、去年と地元すすき野商店街にある教会でワークショップを受けたときに指導されたのと似ているのですが、もっともっと繊細で理にかなっている方法。専門的なレッスンてここから違うんだなといきなり感動!! 動いてみると右の肩甲骨のほぐれ方がいまいちで、だいぶバランスが取れない状態に気づいて、鍼を取り出して自分でほぐしました(笑) 

「そんなことした生徒さんはじめてだわぁ~(笑」と、先生に笑いを提供しましたが、それでいいんだそうです。バランスがだいじ。首周り(声を出すのですからもちろん大切なポイント)をほぐし、このほぐし方は治療にも使えるぞとひそかに心にメモしました♪(体験は、きっちり仕事に生かします)
そこから横隔膜の使い方、体全体の意識、そのほかもう目からうろこががっつりはがれる指導。それがもう流れるようなリズムで進みます。(とてもここちよいのです)
いつの間にか声を出すことになって、そのつど細かいアドバイスをいただきながら進めていきます。いつの間にかかなり高音になって、どのぐらいの音か気にしたら「はい、顔は前!」 あ、そうですね。あとで教えていただいたのですが、鍵盤とか音符を気にするとそこで意識に制限がかかって、出るはずの音が出ないんだそう。
いろいろな方法で音の出し方を練習して、解説していただくのですが、ほんとうに理にかなった方法で、人間の構造や意識をよくわかっている指導方法なのだなと関心しました。
最初のうちは高音が「小田和正さんの2度上」だったんですが、練習を繰り返しているうちにテノールで最高音の「トゥーランドット」だったっけ? そのアリアの最高音より1音ぐらい上が出ることがわかり←訂正します、3音上だそうです。先生からご指摘いただきました(かなり、すごいことらしいです)
そして低音もさらに低い音が楽に出せるようになって。

えーと…
3オクターブぷらす2度か、3度出るんだそうで。人類でもこの音域の広さは滅多にないって言われました(ほとうか? それとも、くま だからか?? 人間離れしているって??(笑))

「どう? いまオペラ歌手みたいないい声を出していたんだけど、違いがわかる?」
そう聞かれたんですが… 実は自分の声がよく聞こえなくて、どんな声を出しているかわからなかったんですね。ゴスペルの練習のときは自分の声、よく聞こえていたんですけど。そう話したら
「それでいいの!! ちゃんとした声を出せたときには、そういう感覚になるのよ」とほめていただきました。
そして、練習室には秘密のアイテムがあるんですが、本当にいい声が出ているときは共鳴してぼわぁ~んと音が鳴るんです。
発声練習をしているときに、声を出した後その音が聞こえてました。ということは、きちんとした声が出せてたってことですね。みんな出るんじゃないかと思って聞いてみたら、先生がものすごく大きな声を出しても鳴らないときは鳴らないんですって。今日は先生がお手本をしているときも、僕が実際に声を出しているときもいい音が出てました。

最後にゴスペルで練習している歌を先生とハモッたんですが、これがもうめちゃくちゃ気持ちいいの♪
しかも歌っている間じゅう、そのアイテムがぼ~んと共鳴しているのが面白かったですよ。

あっという間の90分
休憩もなしで、しかも終わったっていうのにこれからワンステージ始める準備運動が終わった感じ。まだこれからでしょ!!
そのぐらい疲労感もなし(気がついたら歩いているうちにおなかが疲れてました)
帰り道、足取りも軽く、実際に体が軽いし姿勢はいいし。なんだかとっても幸せでいっぱいなきもちで帰ることができて、感動が新しいうちにと思ってブログ書いたところです。
いいですよ、ボイストレーニング。アンチエイジングにもなるし、ストレス消えるし、しあわせになるしでとってもお勧め。
しかも、お安いの♪

ではね