アルゼンチン出身4人組の1stです。
キーボードが加わっている画像もありますので5人組かもしれませんし、EPやコンピレーション・アルバムの参加などもあるため、恐らく1stという程度の情報しかありませんが、メンバーは比較的年配、バンド経歴はまだ浅いと思われます。
サウンドは爆走系ロックン・ロールと呼んで良いと思いますが、パンクの要素もありますので、ガレージ・ロックとも言えるかもしれません。また、The Flaming Sideburnsとツアーを行っている様ですので、The Sonicsなどの60年代のロックン・ロールを基本とした粗削りなサウンドを目指しているのかもしれません。
スペイン語(恐らく)と英語の曲が混ざっていて統一性に欠ける、この系統にありがちな一定音域のボーカル、演奏は粗いなど欠点も多いですし、楽曲で印象に残るものもありませんが、高エネルギーで一気に駆け抜けてくれる辺りは私の様にこの系統が好きな人には好きになれる要素もあると思います。
悪くはないけど、お薦めは出来ない、でも定期的にこの様なサウンドを求めてしまう人には参考までにどうぞと言う感じです。(個人的にはジャケットを見てこれは!とちょっと興奮したのですが)