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生まれ育った田舎に暮らし、毎日2時間かけて東京の下町へ。
オタク第1世代の会社員 「たぬきねいり」 のささやかな日常。

ガンダムUC episode1

2010年10月05日 | オタ話

近所のTSUTAYAでずーっと借りられっばなしだったガンダムUC(ユニコーン)第1話、
やっと借りることができました。

初見の感想を書きます。


まずはストーリーの骨格は結構シンプルなのかな、ということ。

ファーストガンダム(第一作目のガンダム)のストーリーの骨格が
「悪のジオンが攻めてきた。父の作ったガンダムでやっつけた。バンザイ。」
のシンプルさを当時のテレビアニメの特性上外せなかった、というのが岡田斗司夫氏の
言ですが、ガンダムUCも第1話を見る限りそんなシンプルさを感じます。

特にラスト数分で主人公がガンダムユニコーンを引き継ぐシチュエーションは
「このシチュエーションって映像はきれいだけどやってることは鉄人28号やマジンガーZ
から変わんないなぁ」  って思ったものです。

内田樹氏の『街場のアメリカ論』による「無垢な子供しか操縦できない巨大ロボット」の
説話原型をほぼパーフェクトに踏襲した感があります。

でも、シンプルな骨格はストーリーの肉付きに可能性を与えます。
ストーリー次第で前述の偉大な先達を超える可能性も十分にある作品です。

ボーイミーツガールでストーリーが始まるのもオーソドックスで良いです。


アニメのクオリティの高さはいうことなしです。

モビルスーツ戦も早すぎず遅すぎずの心地よいスピード感。

キャラクターデザインも近年のアニメによくある女性の体形をことさらにデフォルメした
姿でなく、自然な顔つきと容姿なのが安心できます。 男もすかしてないし。

借りるまでかなり待ったので脳内美化が進んで実際見たらがっかり、という可能性を
完全に否定してくれた素晴らしい作画でした。


いずれにせよ第1話は秀作です。

慌てて原作の「ユニコーンの日」を読み始めました。SF特有の読みにくさは残るものの
アニメのおかげでイメージがついて原作が読みやすいです。

こういったシナジー効果もメディアミックス戦略として良い方向に向くのではないでしょうか。


ところで主人公のバナージ君の声、Zガンダムの主人公のカミーユ君の声に似てますね。
声を聞くだけで妙な言動をするんじゃないかとドキドキしちゃいました。

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