見てきましたよ。「宇宙戦艦ヤマト 復活編」。 初日のレイトショーに。
同日上映の「ONE PEACE」の長蛇の列、上演延長と比べれば普通の入りですが、
10年以上出なかったタイトルとしてはなかなかな入りでした。
客層もさすがに若くはありません。
往年からのファンか、アニメにちょっと足をズブズブっとやっちゃっている人が
中心って感じ。
脚本が石原慎太郎氏ということで
内容は想像以上に右高めボール気味の球でした。
いろんな意味で「うわぁ」って思う内容です。
与えられた平和よりも民族の自主独立、みたいな。
ドリフよりもダウンタウンよりも子供に見せる前に配慮のいる作品です。
映像に関しては素晴らしかった。 最新CGの凄さを見せつけてくれます。
私が脳内映像で美化したヤマトをはるかに超える凄い映像が展開されていました。
音楽に関しては
クラッシックぽい、を捨てて本当のクラッシック音楽を使ったのは大正解。
重厚長大なヤマトのスケールにマッチしていていい感じです。
同じ曲の多用はちょっと引っかかったけど。
結果的に2時間ちょいの作品を時間を気にすることなく見れました。
分別のついた大人にはお薦めの作品です。
ただ、
少なくとも私は自分の子供には分別がつくまでは見せたくない作品ではありました。
「驚きのラスト」っていうコマーシャルが流れていますが
何が驚きかって ラストに出た「第1部完」(続くのかよ)っていうのが二番目の驚き、
一番の驚きはスタッフロールの西崎義展氏の名前の大きさでしたね。
でも間違いなく第2部もオジサンは見ますよ。毒食らわば皿まで、です。