妻の愛読書を15冊イッキ読みさせてもらいました。
音楽がテーマの作品にあまり私は思い入れができません。
多分、自分が音楽の才能にコンプレックスがあるせいもあって
作品に自己投影できないことが一因かもしれません。
この作品も、作者の力量のおかげでぐいぐいと読ませてくれるのですが
「次、どうなるんだろう」とか、「主人公、頑張れ」というよりもさらっと読めてしまう感じです。
間違いなく「よい作品」なのですが、小生の文章力ではどう「よい」かが説明できません。
(第12回(平成20年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞のお墨付きです。)
私の姉がピアノを習っていたので、
ピアノの発表会のシーンを見て子供の頃を思い出しました。
行儀の悪くて我慢が出来ない私は姉のピアノの発表会といえばホールにいられずに
ロビーで時間潰し。 だから発表会といえばロビーの思い出。
いま、娘の合唱団の発表会といえば行儀の悪い息子につきあってロビーで時間潰し。
どうも私は、コンサートホールにはご縁がないようです。