榛名さんの総監部グルメ日誌
梅雨入りの報道とともに雨よりも先に蒸し暑さがおそってきたような京都の街並みなのです。
京阪祇園四条駅、地下鉄と連絡しているのが三条駅でして、一文字しか違わないとはいえかなり違う駅なのに友人知人と待ち合わせると三条駅まで乗っていってしまう人が多い、不思議だなあとおもいつつ今回はその四条駅前のビストロさんのわだいをひとつ。
丸橋、駅をでて南座を背に鴨川沿いに上っていったすぐのところにあります、大黒天さんのほこらが目印の常盤というところに、これも京都らしいというべきでしょうか、奥深いウナギの寝床のような構図となっているのですが、暖簾を出していてくれまして。
ジンジャーエールとか、自家製のものを用意していてくれているお店なのですが、一見日本風の料理を出すように見えつつ、ここはフレンチのビストロさんです。ランチタイムと少し休憩を挟んでディナータイム営業をやっているお店でお昼をいただこう。
京都はオーバーツーリズムというよりも円安の影響を外国人観光客経由で一番受けているところかもしれないとおもうのは、昨今のごはんのおねだんがかなり強気になっているところで、これも2020年と2024年を比べてみると、デフレはまさに過去の話題だ。
タチウオのベニエを頂きました。ベニエってなんだろうとおもいつつ、ここは何度かきているところでしてここで出されるものならば間違いないだろうなあ、と。ピストゥソース和え、ということでピストゥってなんだろうとおもいつつここで出されるものなら。
ベニエとはなんだろう、素朴な疑問ですがフランス語で揚げた生地という意味だという、上げた記事、ではなく揚げた生地、普段使っている単語と変換体系がもろにくるものだけれども、なにも考えずにナイフとフォークでさくっと頂くとさくっと音が。
太刀魚、タチウオ。このベニエというのは本来は甘味で砂糖をまぶして揚げた生地にさっと食感と甘みとを楽しむものだということですけれども、イタリアとの国境にほど近いオートサヴォア県では主食の副菜としてさまざまなものを揚げているという。
サラダはじめ前菜も味わい個性たくさん、全部一つのプレートにのせられているのがランチらしい、一気に出てくるものですからベニエさめないうちに食べるのですが、淡泊な味わいの太刀魚が急に油分を衣とともに纏って、それをサラダとかとともに頂いてゆく。
バゲット。魚なのだからご飯も合うのかなあ、と思ったのですけれど、ピストゥーソースというのがなんとなくピスタチオっぽく感じたものですからきっとパンにうまくなじんでくれるだろうなあ、と選んでみた、こぶりなバゲット、なにか機内食みたいな並び。
ピストゥーソース、複雑な味わいなのですけれども色合いだけはピスタチオ、この乳成分のような滋味と、不思議と香りは違うようなきもするのですが、バターを含ませ香りをとばしているのか、な、うまく絡めるか揚げた歯触りを重視するか、おいしさの選択だ。
バターとバゲット、そうフレンチといえばソースです、とは料理愛好家の方のお話なのですけれど、でもこれバターともよくあうのだよなあ。しかし、やはりこの構図、機内食じみてきた。早く食べないと堅くなる故にソースかバターか、ベニエも熱いうちに。
アイスティーを食後に頂きます。さて。アイスティーを選んだのですけれども、そう、この一週間半、息苦しい。変な病気ではなく、気温と何より湿度だ、同じ気温でも高崎や岐阜ではこれほどの湿気はあるまい、NHKの気温の話題をみていてなにかそうおもった。
鴨川の目の前に出て行きますこのお店の入り口、梅雨入りが報道されましたが、その京都ですけれども重圧感感じる雲の蓋に盆地が湿気で覆われている状況、そう、もう十日先には七月だ、熱い夏の入り口にある。スタミナつけて、今年も何とか乗り切りたい。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
梅雨入りの報道とともに雨よりも先に蒸し暑さがおそってきたような京都の街並みなのです。
京阪祇園四条駅、地下鉄と連絡しているのが三条駅でして、一文字しか違わないとはいえかなり違う駅なのに友人知人と待ち合わせると三条駅まで乗っていってしまう人が多い、不思議だなあとおもいつつ今回はその四条駅前のビストロさんのわだいをひとつ。
丸橋、駅をでて南座を背に鴨川沿いに上っていったすぐのところにあります、大黒天さんのほこらが目印の常盤というところに、これも京都らしいというべきでしょうか、奥深いウナギの寝床のような構図となっているのですが、暖簾を出していてくれまして。
ジンジャーエールとか、自家製のものを用意していてくれているお店なのですが、一見日本風の料理を出すように見えつつ、ここはフレンチのビストロさんです。ランチタイムと少し休憩を挟んでディナータイム営業をやっているお店でお昼をいただこう。
京都はオーバーツーリズムというよりも円安の影響を外国人観光客経由で一番受けているところかもしれないとおもうのは、昨今のごはんのおねだんがかなり強気になっているところで、これも2020年と2024年を比べてみると、デフレはまさに過去の話題だ。
タチウオのベニエを頂きました。ベニエってなんだろうとおもいつつ、ここは何度かきているところでしてここで出されるものならば間違いないだろうなあ、と。ピストゥソース和え、ということでピストゥってなんだろうとおもいつつここで出されるものなら。
ベニエとはなんだろう、素朴な疑問ですがフランス語で揚げた生地という意味だという、上げた記事、ではなく揚げた生地、普段使っている単語と変換体系がもろにくるものだけれども、なにも考えずにナイフとフォークでさくっと頂くとさくっと音が。
太刀魚、タチウオ。このベニエというのは本来は甘味で砂糖をまぶして揚げた生地にさっと食感と甘みとを楽しむものだということですけれども、イタリアとの国境にほど近いオートサヴォア県では主食の副菜としてさまざまなものを揚げているという。
サラダはじめ前菜も味わい個性たくさん、全部一つのプレートにのせられているのがランチらしい、一気に出てくるものですからベニエさめないうちに食べるのですが、淡泊な味わいの太刀魚が急に油分を衣とともに纏って、それをサラダとかとともに頂いてゆく。
バゲット。魚なのだからご飯も合うのかなあ、と思ったのですけれど、ピストゥーソースというのがなんとなくピスタチオっぽく感じたものですからきっとパンにうまくなじんでくれるだろうなあ、と選んでみた、こぶりなバゲット、なにか機内食みたいな並び。
ピストゥーソース、複雑な味わいなのですけれども色合いだけはピスタチオ、この乳成分のような滋味と、不思議と香りは違うようなきもするのですが、バターを含ませ香りをとばしているのか、な、うまく絡めるか揚げた歯触りを重視するか、おいしさの選択だ。
バターとバゲット、そうフレンチといえばソースです、とは料理愛好家の方のお話なのですけれど、でもこれバターともよくあうのだよなあ。しかし、やはりこの構図、機内食じみてきた。早く食べないと堅くなる故にソースかバターか、ベニエも熱いうちに。
アイスティーを食後に頂きます。さて。アイスティーを選んだのですけれども、そう、この一週間半、息苦しい。変な病気ではなく、気温と何より湿度だ、同じ気温でも高崎や岐阜ではこれほどの湿気はあるまい、NHKの気温の話題をみていてなにかそうおもった。
鴨川の目の前に出て行きますこのお店の入り口、梅雨入りが報道されましたが、その京都ですけれども重圧感感じる雲の蓋に盆地が湿気で覆われている状況、そう、もう十日先には七月だ、熱い夏の入り口にある。スタミナつけて、今年も何とか乗り切りたい。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)