■三井山,岐阜基地撮影ポイント
CANON単焦点EF-300mmF2.8ISは重量がありますが好いレンズです。これを担いで、三井山に登ってきました。

三井山に久々に登ろう、と思い立ったのは岐阜基地航空祭の少し後でした。標高109mの小山は安土桃山時代に三井山城が木曽川を隔てた尾張を見張る美濃の要衝の一つ。木曽川は日本有数の水量を誇り、少し上流には国宝犬山城が、遥か先には小牧城が遠望できます。

愛宕山、嵐山は修験の地として知られる峰の愛宕神社、その分社が岐阜基地北方の山頂にもありまして、実は山頂から基地を眺めてみようとの躍動は、各務原愛宕山山頂317mからの名古屋市街背景のブルーインパルス俯瞰写真がある、大阪の友人が教えてくれたため。

三井山に登ってみますとF-4が轟音と共に目の前を離陸してゆきました。岐阜基地撮影ポイント、展望台再整備後としては初登頂でしょうか。滑走路南側から順光の構図で航空機が飛行してゆきますので、晴れていれば青空とともに航空機を美しく撮影できるでしょう。

三井山山頂から岐阜基地エプロン地区、一眼レフEOS-7Dに装着すると総重量が4.4kgと重い300mmF2.8ISレンズに1.4テレコンバータを装着し撮影です。エプロン地区に並ぶ機体、離着陸の航空機が意外な程に見える。白レンズを担いで三井山に登るのは当方初めて。

那覇基地の第204飛行隊所属F-15J戦闘機が岐阜基地上空をローパスし、そのまま次々実に四機が着陸、AAM-5訓練弾を装着しており転地訓練の一環でしょうか。ローパスはかなりの高度を飛行する印象ですが、標高109mから撮影すると、非常に近く思えるのですね。

岐阜基地撮影ポイントとしての三井山山頂、飛行する航空機撮影は離陸航空機と上空航過飛行の航空機が基本となりまして、着陸の機体を見上げる構図は撮影できません。そして撮影ポイントの中では航空機まで比較的距離がありますので、300mm以上の望遠が必須だ。

那覇基地の第204飛行隊F-15が誘導路を往く。基地問題に揺れる沖縄ですが、市街地に近すぎる、という批判を岐阜基地を知った上で那覇基地や嘉手納基地に普天間基地を探訪しますと、沖縄の人は一度でいいから岐阜基地や小牧基地、本州の基地を視てくれ、と思う。

金華山岐阜城の標高329mから岐阜基地を撮影した事もありましたが、距離が15km以上あり、そして借景がそれ程、という印象でした。愛宕山俯瞰風景は遠景に名駅高層ビル群を収め、スモーク曳くブルーインパルスは見事ともいう、ただし、逆光であるのを除き。

御嶽山とF-15,各務原市が三井山山頂を再整備しているらしい、これは毎年の航空祭で見上げる三井山山頂に展望台の建設が進む様子と共に知っていました。昔からの北大路機関読者は御存じの通り、十年以上前に数回登っています。当時の印象は、少々視界悪く、藪蚊含め虫も多い。

川崎重工岐阜工場に定期整備中のC-1輸送機やE-2C早期警戒機と新造のC-2輸送機等が見える背景と共に離陸する飛行開発実験団F-15戦闘機、こうした構図で撮影しますと、一度に多種多様な航空機が撮影出来まして、工場と並ぶ巨大な航空基地という印象にもなる。

岐阜基地撮影ポイントとして離陸航空機の撮影を試みる場合は、滑走路に着陸して後に誘導路へと向かう航空機を撮影する事となります。飛んでいる状況を撮影したいという方は、悪天候などで滑走路進入方向が変わる事はありますが三井山からの構図は基本的に、これ。

三井山山頂へはそれ程時間を要するものではありません、山頂まで徒歩のみながら標高僅かに109m、十分、いやカメラと望遠レンズを担ぎ十五分、というところか。三井山山道には幾つか、十年前はあったか廃れていたか、複数の山道があり、何度は散歩の範疇に入る。

飛行開発実験団のF-15とF-4,ここに那覇基地からの第204飛行隊のF-15が加わりまして、岐阜基地エプロン地区は賑やかに、F-15とF-4混在する一昔の小松基地や新田原基地と百里基地のような情景を醸し出していまして、この情景を眺められただけで登頂の価値あり。

龍神神社と三井池公園、三井山から岐阜基地を撮影する道中にはここに手洗いと、県道を挟みコンビニエンスストアが、また名鉄各務原市役所前から本数は少なくともタウンバスが運行されていまして、三井山官舎前から登りますと実はかなり行きやすい事を知ります。

F-4のドラックシュート展開、急速に減速してゆきます。岐阜基地撮影ポイントとしての三井山山頂、ドラックシュート展開を航空祭以外で撮影するには、ここ、くらいしかないのでしょうか。この他背後から俯瞰風景を撮れる場所として少し木曽川上流に行けば佛眼院という山頂のお寺もある。

空の森運動公園、岐阜基地撮影には滑走路エンド付近と愛称される小高い丘がありまして、岐阜基地と云えば着陸機が頭上を飛ぶ空の森運動公園に進出し、公園で同好の士同士の歓談と共に航空機を待つ、という選択肢が当方にとり岐阜基地撮影の定番となっていました。

三井山から眺めた岐阜基地、再整備された山頂は岐阜基地視界を覆っていた木々が展望台整備に併せ剪定され、視界が非常に開けている。展望台は岐阜市を望み、岐阜基地と犬山側は山頂の社が鎮座すると共に木々が剪定された事で、十年前よりは遥かに基地が見えた。

三井山、基地の様子を眺められるのが良い。小牧基地と名古屋空港展望台、小松基地と小松空港、百里基地や千歳基地に新田原基地も那覇基地も基地の様子が見られ、飛ばない時間も見れるものは多いが、空の森運動公園は見えない、しかし三井山からはみえるのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
CANON単焦点EF-300mmF2.8ISは重量がありますが好いレンズです。これを担いで、三井山に登ってきました。

三井山に久々に登ろう、と思い立ったのは岐阜基地航空祭の少し後でした。標高109mの小山は安土桃山時代に三井山城が木曽川を隔てた尾張を見張る美濃の要衝の一つ。木曽川は日本有数の水量を誇り、少し上流には国宝犬山城が、遥か先には小牧城が遠望できます。

愛宕山、嵐山は修験の地として知られる峰の愛宕神社、その分社が岐阜基地北方の山頂にもありまして、実は山頂から基地を眺めてみようとの躍動は、各務原愛宕山山頂317mからの名古屋市街背景のブルーインパルス俯瞰写真がある、大阪の友人が教えてくれたため。

三井山に登ってみますとF-4が轟音と共に目の前を離陸してゆきました。岐阜基地撮影ポイント、展望台再整備後としては初登頂でしょうか。滑走路南側から順光の構図で航空機が飛行してゆきますので、晴れていれば青空とともに航空機を美しく撮影できるでしょう。

三井山山頂から岐阜基地エプロン地区、一眼レフEOS-7Dに装着すると総重量が4.4kgと重い300mmF2.8ISレンズに1.4テレコンバータを装着し撮影です。エプロン地区に並ぶ機体、離着陸の航空機が意外な程に見える。白レンズを担いで三井山に登るのは当方初めて。

那覇基地の第204飛行隊所属F-15J戦闘機が岐阜基地上空をローパスし、そのまま次々実に四機が着陸、AAM-5訓練弾を装着しており転地訓練の一環でしょうか。ローパスはかなりの高度を飛行する印象ですが、標高109mから撮影すると、非常に近く思えるのですね。

岐阜基地撮影ポイントとしての三井山山頂、飛行する航空機撮影は離陸航空機と上空航過飛行の航空機が基本となりまして、着陸の機体を見上げる構図は撮影できません。そして撮影ポイントの中では航空機まで比較的距離がありますので、300mm以上の望遠が必須だ。

那覇基地の第204飛行隊F-15が誘導路を往く。基地問題に揺れる沖縄ですが、市街地に近すぎる、という批判を岐阜基地を知った上で那覇基地や嘉手納基地に普天間基地を探訪しますと、沖縄の人は一度でいいから岐阜基地や小牧基地、本州の基地を視てくれ、と思う。

金華山岐阜城の標高329mから岐阜基地を撮影した事もありましたが、距離が15km以上あり、そして借景がそれ程、という印象でした。愛宕山俯瞰風景は遠景に名駅高層ビル群を収め、スモーク曳くブルーインパルスは見事ともいう、ただし、逆光であるのを除き。

御嶽山とF-15,各務原市が三井山山頂を再整備しているらしい、これは毎年の航空祭で見上げる三井山山頂に展望台の建設が進む様子と共に知っていました。昔からの北大路機関読者は御存じの通り、十年以上前に数回登っています。当時の印象は、少々視界悪く、藪蚊含め虫も多い。

川崎重工岐阜工場に定期整備中のC-1輸送機やE-2C早期警戒機と新造のC-2輸送機等が見える背景と共に離陸する飛行開発実験団F-15戦闘機、こうした構図で撮影しますと、一度に多種多様な航空機が撮影出来まして、工場と並ぶ巨大な航空基地という印象にもなる。

岐阜基地撮影ポイントとして離陸航空機の撮影を試みる場合は、滑走路に着陸して後に誘導路へと向かう航空機を撮影する事となります。飛んでいる状況を撮影したいという方は、悪天候などで滑走路進入方向が変わる事はありますが三井山からの構図は基本的に、これ。

三井山山頂へはそれ程時間を要するものではありません、山頂まで徒歩のみながら標高僅かに109m、十分、いやカメラと望遠レンズを担ぎ十五分、というところか。三井山山道には幾つか、十年前はあったか廃れていたか、複数の山道があり、何度は散歩の範疇に入る。

飛行開発実験団のF-15とF-4,ここに那覇基地からの第204飛行隊のF-15が加わりまして、岐阜基地エプロン地区は賑やかに、F-15とF-4混在する一昔の小松基地や新田原基地と百里基地のような情景を醸し出していまして、この情景を眺められただけで登頂の価値あり。

龍神神社と三井池公園、三井山から岐阜基地を撮影する道中にはここに手洗いと、県道を挟みコンビニエンスストアが、また名鉄各務原市役所前から本数は少なくともタウンバスが運行されていまして、三井山官舎前から登りますと実はかなり行きやすい事を知ります。

F-4のドラックシュート展開、急速に減速してゆきます。岐阜基地撮影ポイントとしての三井山山頂、ドラックシュート展開を航空祭以外で撮影するには、ここ、くらいしかないのでしょうか。この他背後から俯瞰風景を撮れる場所として少し木曽川上流に行けば佛眼院という山頂のお寺もある。

空の森運動公園、岐阜基地撮影には滑走路エンド付近と愛称される小高い丘がありまして、岐阜基地と云えば着陸機が頭上を飛ぶ空の森運動公園に進出し、公園で同好の士同士の歓談と共に航空機を待つ、という選択肢が当方にとり岐阜基地撮影の定番となっていました。

三井山から眺めた岐阜基地、再整備された山頂は岐阜基地視界を覆っていた木々が展望台整備に併せ剪定され、視界が非常に開けている。展望台は岐阜市を望み、岐阜基地と犬山側は山頂の社が鎮座すると共に木々が剪定された事で、十年前よりは遥かに基地が見えた。

三井山、基地の様子を眺められるのが良い。小牧基地と名古屋空港展望台、小松基地と小松空港、百里基地や千歳基地に新田原基地も那覇基地も基地の様子が見られ、飛ばない時間も見れるものは多いが、空の森運動公園は見えない、しかし三井山からはみえるのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
沖縄の場合、基地そのものの危険性、というよりは、何か事故ったりトラブったりしたときの対処が不満を増幅させているように見えますので、表面に見える『辺野古』『普天間』をどうこうするというよりは、沖縄における軍隊の在り方とか地元とのつきあい方とかの根本的な見直し(もちろん地位協定も)が避けられないんじゃないんですか。横須賀や舞鶴が『軍都』なのは、単にそこに主力部隊が長年いるから、だからではなく、そこにいる部隊と住民との間の精神的『繋がり』があるからではないでしょうか?
ところで実際に地位協定を改訂しようと目論んだ時、障害となるのは主にどういったことでしょうか?日本側にある(刑法とか刑事訴訟法とか)部分は変えていく必要が出てくるとは思うのですが…
初めまして、ダッシュと申します。
いつも楽しく拝見しております。
当方、12月に三井山山頂まで登頂して岐阜基地の撮影に行こうと検討しております。
こちらのブログ記事で三井山官舎前バス停で下車するとかなり行きやすいとありますが、山道への入り口はどのあたりからいらしたのでしょうか? Googleストリートビューで調べる限り西側にしか入り口がなさそうなので、ご存知でしたらご教示ください。
岐阜基地は始めたてのため、様々な場所のスポットを調べておりますところです。どうぞよろしくお願いいたします。
三井山ですが、三井山官舎前から南に進んだ最初の信号、セブンイレブン各務原上戸町店がみえる信号のあたりに御井神社別宮龍神神社へ向かう未舗装の参道がありまして、この参道が三井池に沿って三井山山道入り口まで最短距離で行くことができます
ただ、こちらも三井山官舎前バス停は三井山からの帰路に見つけたものでして、実際バスを利用しようとしますと本数が少なく、また参道も除草していない期間は分かりにくく、しかも蜘蛛の巣が厄介です
最初はセブンイレブン自衛隊前の十字路を西に進み、いったん新境川という小川にかかる橋を渡り、200メートルほど下流にある赤い欄干の橋を渡った方が遠回りでも迷わず短時間で行けるかもしれません。他方、登山口隣の手洗いを除いて手洗いはありませんので、このあたりは先に済ますなど工夫が必要です
登山道は向かって左側が林間コース、右側が展望コース、という印象で、慣れないと登るのに15分、慣れると10分強、というところでしょうか。林間コースが気持ち短く感じますが、展望コースは頭上の戦闘機を撮影出来ますので時間はかかっても慌てることはそれほどありません
山頂には小さな社があり、このあたりで頂くお弁当は名古屋ビル群、岐阜駅前と岐阜城、基地の風景と合わせ絶品です
早速のご返信ありがとうございます。
やはり西側の登山口からがわかりやすいようですね。
東側の参道経由に関しましても余裕があれば帰りにチャレンジしてみたいと思います。
この時期ですと気温が低く、動きずらい感はありますが、お弁当と暖かい飲み物を持参して初めての三井山に伺いたいと思います。天気気良ければ戦闘機の撮影で可でなく風景も楽しめそうです。
ご教示ありがとうございました。
先日は、いろいろご教示いただきありがとうございました。おかげさまで岐阜基地への遠征で三井山に登り撮影をして参りました。
わかりやすい西側の登山口から登りましたが小生、運動不足のため途中から息切れしつつなんとか頂上へと辿り着きました。早朝にも関わらずすでに多くの航空ファンが陣取っておりましたが、私もその中に入り撮影ができました。その日は、かなり天気も良く、戦闘機も比較的多く飛んでいたようで良い絵が撮れました。
三井山の山頂はあまり広くはないのですが、戦闘機撮影だけでなく風景も十分楽しめました。頂上にトイレがないのが残念ですがこれは仕方ありませんね。
今回の遠征で岐阜基地の魅力やスポットがわかってきたのでまたぜひ撮影に参りたいと思っています。次回は、未舗装の参道からチャレンジしてみます。
重ね重ねですが、ありがとうございました。