◆海演2009
海上自衛隊によれば、11月10日から18日までの期間、南西諸島周辺海域及び周辺空域において平成21年度海上自衛隊演習が実施されるとのことだ。
海上自衛隊演習は、1954年から毎年行われている海上自衛隊最大の演習で、わが国防衛のための海上における諸作戦についての演練を目的として実施される。海上自衛隊演習には、自衛艦隊司令官杉本正彦海将を統裁官とし、自衛艦隊隷下部隊、及び各地方隊からの参加部隊により実施される。
この平成21年度海上自衛隊演習実動演習について、参加艦艇は30隻、航空機60機がこれに加わり、各級指揮官の情勢判断及び部隊運用などを訓練する。平成21年度自衛隊記念日記念行事における観艦式に続いて、海上自衛隊はこのように大規模な演習を実施することで、即応性の高さを示し、抑止力を強化することが期待できよう。
海上自衛隊演習を行うと同時に米海軍との共同訓練も実施され、同じく11月10日から18日までの期間に南西諸島周辺海域及び空域において対潜戦闘、対空戦闘、及び対水上戦闘に関する訓練を行うとのことだ。この日米合同演習へは、米海軍からは艦艇20隻が参加する予定となっている。
海上自衛隊演習の同期間に米海軍との共同訓練実施も1981年から実施されており、事実上、海上自衛隊演習の一環として米海軍との共同演習が実施されていると言っても過言ではなく、日米同盟の存在を内外に改めて示すこととともに、日米双方の高い戦闘能力維持に一役買っているといえよう。
HARUNA
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どうでしょうか、標的艦が曳航されるならば海上保安庁から注意情報は出るはずです。
あさかぜ、はるな、は普通に解体されていますので、大型艦の標的艦は、いま、準備されているのか、ちょっと判りません。