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北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【G3X撮影速報】第10師団創設62周年記念行事(4)第10偵察戦闘大隊16式機動戦闘車(2024-10-13)

2025-02-23 20:21:38 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■第10偵察戦闘大隊
 16式機動戦闘車の展示の続くようすを。

 明日でロシアウクライナ戦争開戦から三年目となります。第10師団祭は関係ない、と思われるかもしれませんが、実のところ、日本があの開戦を背景に戦車削減政策を継続している故、今回は思ったことを。

 戦車、島国に戦車は不要、といわれるかもしれませんが、それは全面戦争と限定戦争を区別できていない素人の発想です、考えて欲しい、職場や商談で諍いがあっても、相手を刺すのは最後の手段ということとおなじ。

 三年目のロシアウクライナ戦争、という状況ですが、大事にしなければならないのは、戦争が三年間続くのは、相手に対して決定的な痛打を突きつけられないために戦争が結果論として長期化せざるを得ないということ。

 M-1エイブラムス戦車やレオパルト2戦車が供与されながらも戦争が長期化しているのは、エアランドバトルという、マニューバにより相手の策源地を大きく迂回して叩く装備を単なる防御戦につかっているゆえ。

 スレッジハンマー作戦を行う方針で兵力が、戦車はそろったものの、空中機動能力と航空打撃力が決定的に右側している中で準備不十分のまま強行した結果は、アゾフ海まで到達する当初方針に失敗しています。

 日本は、こういうずるずると長引く戦争しか対応できる準備を構築できていないように思えるのですが、政府も主権者も、どういう防衛作戦を展開するのかということを度外視して、防衛力を整備していないか。

 オペレーションリサーチを当然自衛隊は実施しているのでしょうが、我が国周辺情勢と周辺国の軍事力近代化、渡洋作戦能力を充分考えているのかということまで、考えて今の装備体系なのか、と考えてしまいます。

 連隊戦闘団、陸上自衛隊の防衛力整備は、第44普通科連隊、第45普通科連隊、第46普通科連隊が整備された当時、連隊戦闘団単位で防衛力を整備し、連隊を増やす際は戦車も火砲も増強していましたから。

 機動戦闘車の性能に文句をつけたいのかと問われれば、機動打撃を発動する手段としては不十分だ、と考えますし、戦争が長期化した場合に隊員を守るには機械化装備が必要である、そしてなにより、やはり、戦車だ。

 10式戦車が近代化改修のために30mmRWS機関砲を無人機対策に搭載する検討が為されているようですが、もちろんこの施策は必要である一方、欧州ではJLTV軽装甲車両にも30mm機関砲を搭載する動きさえあるゆえ。

 機械化装備を増強して、そして、万一の有事の際には長期戦にずるずると引き込まれないような機械化部隊と、そして現代戦では長距離自爆用無人機飽和攻撃が行われる故、低空防空対策強化も必要となります。

 ロシアウクライナ戦争開戦から明日で3年となります、そのために忘れてはならないのは2025年、21世紀の前半も半ばですが、おもったほど1991年のソ連崩壊は融和をもたらさなかったということです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-愛知県一宮市,イーグルといえば一宮ではオムライスの名店

2025-02-23 18:28:36 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 寒い中暖かい美味しいものの話題です。

 小牧基地航空祭はまもなく、来週と云うところです。・・・、来週末が小松基地航空祭では無くて好かった、もの凄い豪雪という情報は入っている、あ、いや、雪景色とイーグルというのはちょっとみたかったかもしれない。

 イーグル、こちらは愛知県一宮市東島のイーグルという喫茶店で、ゆうめいな一宮モーニングを楽しむことが出来るのですが、オムライスが名物という。イーグルネスト、というわけではないのですが、国道22号線の沿道にある。

 オムライスは、ノーマルタイプの薄焼きタマゴがご飯を包むタイプ、ライスのうえにオムレットなオムライス、フワトロオムレツオープンタイプが選べまして、ライスやソースかケチャップかを選ぶ、自由自在なオムライスが。

 トマトソースオムライスという定番でケチャップチキンライスを包む、こういう普通といって御、なかなかこういう普通を、おしゃれ気を優先するばかりに忘れそうになっているものを注文してみました、定番こそ、むずかしい。

 ケチャップで、これこそオムライスてきなものにも心惹かれたのですが。スプーンでさっくりわって、そしてくちにはこぶ、単調に感じるようになれば胡椒を振れば良い、しかしなぜか食べ飽きない、これがオムライスなのだ。

 おいしいオムライスの後で一口含むお水は、なにか余韻を次に含めてくれそうな感じが良いですよね。小牧基地はこの少し南に下った、名古屋都市高速の手前あたりで東へ左折しますと、ちょっといくとC-130Hとか飛ぶようすがみえる。

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【京都発幕間旅情】N-700系新幹線,吹雪を超える超特急!東海道新幹線は雪を克服する

2025-02-23 07:00:26 | コラム
■雪と闘う
 今週も大寒波ということでこの半分でいいので涼しい寒波が一日だけでも夏に来てくれればと思ったり。

 冬本番、こういう表現をしますと、間もなく二月も終わりまして暦の上では春が到来するのになあ、と素朴な疑問を持ってしまうのですが、新幹線は雪景色が似合う、だから季節外れの寒波で吹雪いていても、そういうものなのだなあ、と思う。

 雪景色、真っ白を基調とする東海道新幹線の車両は、冬季迷彩のようにしっかりと背景に溶け込んでしまいますので、遠景の新幹線を望遠で撮影しようと思っていますと五感を最大限使ってその列車の接近を留意しておかなければなりません。

 N-700系新幹線、別にそれが何ともいいという訳ではないのですが、東海道新幹線は一昔の0系や100系や300系や500系が入り乱れていた時代から、20年ちょっとしかたっていない、というのは考えると驚きで、今はもうこのN-700系新幹線のみ。

 食堂車も自販機も車内販売さえも消えてしまって、グリーン車のみがモバイルオーダーサービスという無機質なサービスとなっていますが、新幹線は速達性なのだ、ということがこの季節外れの厳冬期においても運行を維持している事から考えさせられる。

 新幹線は米原駅周辺で融雪用高圧放水を叩きつけまして、それでも残った雪は名古屋駅などで人力にて掻き落とします。結構な苦労が有りますが、雪の日の新幹線は頑張る、関ヶ原から米原にかけての積雪地域を、こうやって乗り越えているのですね。

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