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北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

令和四年度二月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報(2023.02.11-2023.02.12)

2023-02-10 20:19:59 | 北大路機関 広報
■自衛隊関連行事
 雪という事で警戒すると共に雪景色を期待していたのですけれども現実を見れば山間部の実に限られ平野部で降るのは首都圏のほう。

 今週末の自衛隊関連行事は行われません、そして関東地方に雪の予報が出ていまして、これは京都周辺ではまだ雨天なのですが、関東甲信越地方上空の寒気により京浜地区では今朝から一部で降雪が確認されています。お出かけの方は要注意を、という話題が通常の報道などで繰り返されるところですが、現状降雪状況は京浜地方の公共交通機関は平常で。

 京浜地方の公共交通機関に影響がないのでしたら、これは思い切って横須賀基地周辺へ撮影へ行っては、と思うところです。もちろん、これは天気予報と帰路の公共交通機関運行情報に留意し、そのうえで遠隔地からの撮影の場合には念のために横須賀周辺、横浜か鎌倉や平塚に藤沢、このあたりに万一の際の一泊も想定し余裕もって行動すべきなのですが。

 横須賀基地、京浜地方の海沿いという事で積雪というのは例年あまりないようですが、例えばふぶいているという様子でも写真に残しておきますと、のちのちに思い出となるのかもしれません、こういいますのも海上自衛隊は現在、艦番号および艦名とファンネル部分のロービジ塗装化が行われ、1963年に船体側面へ艦名明記をやめて以来の転換期という。

 雪の日にロービジ塗装を撮影しようとしましたならば、余計に見分けがつかないではないか、このように反論があるのかもしれませんが、現在まだ一部の護衛艦が在来型塗装となっている、しかし定期整備が進むとともに順次ロービジ塗装に統一されますので、今がまさに転換期、在来塗装とロービジ塗装の混成といういまならではの風景を撮影できる。

 ヴェルニー公園、JR横須賀線横須賀駅前の公園ですが、一定以上の積雪や霙が路上に残る場合は若干とはいえ転倒の危険があります、これを避けまして安全に撮影できる場所といいますと、駅前のヴェルニー公園、ウッドデッキが続いていますが汐入駅のほうまで歩かずに、ヴェルニー記念館のあたりまでで逸見桟橋停泊の艦艇を撮影するのが安全とおもう。

 JR横須賀線ではなく京浜急行を利用の場合は、ヨコスカベイサイドストアーズという、昔のダイエーが入っていました駅前のショッピングモール付近から撮影、というのが滑って転倒するリスクを最小限度に抑えられる、というところでしょうか。ここからは横須賀軍港めぐり遊覧船の券売所が中にありますので、日中ならば遊覧船乗るのも選択肢のひとつ。

 遊覧船、これから撮影に行っても夜間運航は行われていませんが、インターネット予約と当日予約がありまして、インターネット予約が満員の場合でも当日券が一定数確保されています、こちらも完売次第終了というものではあるのですが、散策のついでに遊覧船、潮風とともに、寒いですけれども撮影してみる、というのも興味深い思い出となるでしょう。

 旧街道、横須賀には鎌倉時代に鎌倉への裏街道が整備されていまして、ここが稜線沿いに高台を散策する散歩道となっています、高台で第二次大戦中は私服憲兵が不審者を警戒していた、憲兵さんを支援する少年探偵団のような実は厳しい昭和初期の時代にも暖かい話が合ったのですが、今は不法侵入と樹木伐採さえしなければ行動を散策するのは自由です。

 基地、少し距離はありますが俯瞰風景に収めますとなかなかのものでして、ここは名所というよりは歩けば歩くほどに発見があるというところ。ここの散策などお勧めするところです、ただ、冒頭からくり前しますが、路面状況による、階段の多い場所、雪の残る状況ではアイゼンでも装着しない限り転倒の恐れもあります、この点は天候とご相談ください。

■駐屯地祭・基地祭・航空祭


・行事予定:特になし 


■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
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ゼレンスキー大統領イギリス電撃訪問-改めて"戦闘機供与"を要請,冬季攻勢か-ロシア軍東部戦線再攻勢の徴候

2023-02-10 07:00:50 | 国際・政治
■臨時情報-ウクライナ情勢
 間もなく開戦から一年です。

 イギリスを電撃訪問したウクライナのゼレンスキー大統領はウェストミンスター大聖堂において演説、これまでの支援に感謝を表明しつつ、改めて戦闘機のウクライナ供与を求めました。ウクライナが繰り返し希望しているF-16戦闘機をイギリスは保有していませんが、イギリスのチャレンジャー2戦車供与のような効果を期待しているのかもしれません。

 チャレンジャー2主力戦車、第三世代戦車の供与を世界に先駆けてイギリスが決断した事により、アメリカがM-1A2エイブラムスを、ドイルがレオパルド2の供与を決定したように一歩目を待っているのかもしれません。ただ、現在イギリス軍が運用している戦闘機は、ユーロファイタータイフーンとF-35B戦闘機、どちらも供与するにはハードルが高い。

 ジャギュア攻撃機かトーネード攻撃機、ジャギュアは2007年に退役しており、トーネードは2019年まで現役でしたが、具体的にはこのどちらかの機体で保管されているもの、視程外射程の中射程空対空ミサイル運用能力を持たない航空機ですが、それでも“戦闘用の航空機”という事で対地攻撃能力を持つ機体を期待しているのか、ユーロファイターなのか。

 ウクライナ政府は、戦闘機について、ロシアのミサイル攻撃や無人機攻撃からウクライナの市民を防衛する為に必要だ、という視点を当初は強調していました。これは、国民の士気の問題から、ロシアのSu-30戦闘機と互角に空中戦可能な機体を必要としているのか、無人機等を想定し後方で運用する、士気の拠り所としての機体なのかがわかりにくかった。

 後者であれば、例えば最新鋭でなくとも、航空自衛隊で退役したファントムのような機体であっても対応出来る訳で、この視点が気になります。ロシア軍の攻勢再開、一方で気になる動きがあります、東部戦線においてロシア軍がバフムト方面へ再度攻撃を開始しており、この攻撃が組織的、所謂警戒されていた冬季攻勢ではないかと懸念されているのです。

 冬季攻勢、ウクライナ軍はレオパルド2などの第三世代戦車を、ロシア軍の次の攻勢、つまり位置に鈍化しているロシア軍の戦力再編成までに必要としたのですが、実際の引き渡しにはまだ数週間を要するという状況です。戦闘機、スナク首相は“あらゆる装備の調達を検討”と明言を避けているのですが、決断はかなり切迫しているのかもしれません。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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