平地治美の漢方ブログ 

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花粉症 治療

2008年02月14日 | 処方・症例

鍼灸治療の場合は患者さんの体質にあった全身治療をするのが基本ですが,
あまり証を選ばず使える治療法を列挙してみます。

Bスポット療法
痛さに耐えられるのであれば,最も即効性のある治療法です。
金属の棒に脱脂綿を巻き付け,塩化亜鉛の水溶液(消毒液)をつけます。
そして鼻の奥,鼻咽腔「Bスポット」と呼ばれる部分を刺激します。

一瞬で終わる,とてもシンプルな治療法ですが,花粉症だけでなく
蓄膿症
頭痛
精神疾患
自律神経失調症
膠原病
リウマチ
  .......etc

様々な症状に有効です。
私もたまに自分でやりますが,風邪のひき始めなどにやると
それだけで治ってしまうことも多いです。
痛いことと,炎症が強い時は多量に出血するのが難点ですが。



一本鍼
特に鼻づまりがひどい人によいです。

眉間の「印堂」から刺入し,つまっている方の鼻の付け根に向けて水平刺し,
響かせます。

井穴刺絡
少商,少陽を使います。
炎症のひどい人からは,噴水のように出てくることがあります。




「上星」に,熱さが中にしみ通るまで7~10壮すえます。
蓄膿症にもよいです。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Bスポット療法 (もも)
2011-02-16 23:51:42
初めまして。
Bスポット療法に興味があります。
これは、鍼灸学校で習えるのですか?
鍼灸の先生ならこの治療をしていただけるのでしょうか。
この時期、薬でなかなか花粉症が治まらず、
しんどいです。
宜しくお願いします。
返信する
もも様へ (平地)
2011-02-17 23:56:22
コメントありがとうございます。

Bスポット療法は学校では習えません。
たまたま、私が師事した先生がやっていたので教えてもらいました。鍼灸院でもやっているところは滅多に無いと思います。
返信する

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