ハル★のダラダラ日和・3(ハル★ダラ3)

タイトルの通り、パート3編です。
日々のできごと、趣味など思いつくがままのブログです。
お気軽にご覧くださいネ。

金釘流。

2023年10月26日 | なんやかんや

日本語の美しさって、たくさんある。

例えば。

大和言葉(やまとことば)は日本人にとって親しみやすく、やさしい印象を与える。
四季を表す「春夏秋冬」という一語をとってみても、「しゅんかしゅうとう」と音読みにすれば漢語になるのに対し、「はるなつあきふゆ」という訓読みが本来の日本語における読み方となる。
このふたつの読み方を比べると、訓読みした方が素直に言葉の意味が入ってくるはず。それは訓読みすることで、言葉の説明になるから。
「学習」とは「まなびならう」こと。「がくしゅう」という音読みを訓読みに変えるだけで、言葉の意味の説明になっている。
つまり、大和言葉を使うと、その言葉の説明が同時になされるということ。


「澄み渡る空」「ざわめく木々」「川のせせらぎ」といった自然を描写するような言葉は、日本語特有で、これからも情緒ある日本語を使いたい。


そんで表題の【金釘流】。
この金釘流って言葉自体が美しい。
金釘のように細くてひょろひょろしたり、妙に折れ曲がったりしている下手な字をあざけっていう語。
いわゆる自己流とか我流という言葉を、嫌味なく笑える揶揄としての表現。

「あなたの字は、ミミズが這ったような文字ですね。」これは相手に失礼な言い方。

「あなたの字は、金釘流ですね。」この差。

   

余談だけど、
書いたあと、上下を逆にしてみると、ダメな箇所が見えるって。

    


自分は大昔に流行った【変体少女文字 】の残党。

こんなおっさんになっても丸文字って、ちょっと恥ずかしいけど。

    

文章はキーボードばっかりになって、ペンで文字を書かなくなったもんだ。

                              ハル★


最新の画像もっと見る

コメントを投稿