Togakushi Shrine, Nagano City
さてさて、長野県長野市の鬼無里を後にしたワタクシ達は、峠を越えて戸隠へとやってまいりました。
戸隠というのも地名の由来が面白いんですよ。地名好きのワタクシとしては、紹介しないわけにはいきません![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
。
日本神話の話ですが、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋に隠れて天下は暗闇となったのはよく知られた話です。
八百萬の神々が集まり、岩戸開きの策を練っていました。その時、天宇受売女命(あまのうずめのみこと)の巧みな踊りと八百萬の神々のどよめきに、
何事が起こったのかと天照大御神が岩戸を少し開けたんですよね。その一瞬を逃さず、怪力のタジカラオノミコトが、岩戸を取って遠くへ投げました。
一方の戸は九州宮崎県の高千穂町へ、そしてもう一方の戸が信濃の国、戸隠へと飛んで行ったんです。
岩戸が山となり、戸隠山と呼ばれるようになった、というのが現在一般に信じられている伝説です
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/85/c44e9835ba42f3ce174c8f022c7543ac.jpg)
まずワタクシ達は、戸隠神社の中社に行きました。戸隠神社は中社、奥社、宝光社、火之御子社、九頭竜社の五社からなるのですが、
まず、ワタクシ達は戸隠の中心部にある中社に足を運び、参拝することにいたしました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/1f/c98f049af63766a61a102de128878b43.jpg)
中社の祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)で、天照大神が天岩戸に隠れたとき岩戸神楽(太々神楽)を創案し、
岩戸を開くきっかけを作ったとされる神とされています。なにせ八百万の神がわが国にはいますので、なかなか名前が覚えられません
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/90/78d30d944ac98969c84fdd2203f49783.jpg)
ワタクシは戸隠を訪れるのは二度目なのですが、前回(10年ほど前だったと思います)に比べて観光客が多いことに驚きました。
目についたのは日本人では若いカップルや女性グループ、そして欧米系の外国人観光客でした
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f1/7515d803aa1aaa5be37891a104fe25be.jpg)
ワタクシはパワースポットというものがよくわかりませんし、そう呼ばれる場所に行ってもワタクシは何も霊的なものは感じませんでした。
まあ、霊感とかが全くワタクシには無いのだと思います。夜中に墓場を歩いても、怖いとも思いませんしねぇ。
それはさておき、ここ戸隠はパワースポット、それも「パワースポット中のパワースポット」のような紹介をされているようで、
どっと若い人が来るようになったようです。観光というのも、何が幸いしたり災いしたりするのかわからないものですね
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/25/ac6644f3cf2a789eb70a5e2aa581f8d6.jpg)
ただ、霊的なものは感じないワタクシですが、神社、寺院、あるいは教会などを訪ねた際に、
その場に漂う荘厳な空気感、なんとも言えない厳粛な雰囲気というものは常に感じ取ることが出来ます
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/6a/a7c35dd2dd9e578f7f241541f47113cb.jpg)
ここ戸隠神社の中社も、神社ならではの厳粛な空気が漂っておりました。思わず背筋が伸びる気がいたします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/74/bbeacf66c7bb55fe217aa4ecd84f5e88.jpg)
ところで、上にも書いたのですが、ここ戸隠神社にも多くの欧米系の外国人が訪れておりました。
おそらく彼らの大半はキリスト教の信者だと思うのですが、一神教の宗教である彼らにとって、八百万の神を信じる神道という宗教はどう感じるのでしょう
。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/4d/7791faed4466436258ae15b7f345fc32.jpg)
一度はそういうことも訊いてみたいのですが、ワタクシの英語の語彙ではそこまでの会話は難しいなぁ
。
使用したカメラ:FUJIFILM X-T1
昨日の鬼無里にせよ、今日の戸隠にせよ、地名の由来を知るだけでその場所に行きたくなります。
地名というのが、貴重な文化遺産であるとも思います。
それだけに、安易な地名改変に対しては憤りや怒りを感じずにはいられません。
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さてさて、長野県長野市の鬼無里を後にしたワタクシ達は、峠を越えて戸隠へとやってまいりました。
戸隠というのも地名の由来が面白いんですよ。地名好きのワタクシとしては、紹介しないわけにはいきません
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日本神話の話ですが、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋に隠れて天下は暗闇となったのはよく知られた話です。
八百萬の神々が集まり、岩戸開きの策を練っていました。その時、天宇受売女命(あまのうずめのみこと)の巧みな踊りと八百萬の神々のどよめきに、
何事が起こったのかと天照大御神が岩戸を少し開けたんですよね。その一瞬を逃さず、怪力のタジカラオノミコトが、岩戸を取って遠くへ投げました。
一方の戸は九州宮崎県の高千穂町へ、そしてもう一方の戸が信濃の国、戸隠へと飛んで行ったんです。
岩戸が山となり、戸隠山と呼ばれるようになった、というのが現在一般に信じられている伝説です
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/85/c44e9835ba42f3ce174c8f022c7543ac.jpg)
まずワタクシ達は、戸隠神社の中社に行きました。戸隠神社は中社、奥社、宝光社、火之御子社、九頭竜社の五社からなるのですが、
まず、ワタクシ達は戸隠の中心部にある中社に足を運び、参拝することにいたしました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
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中社の祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)で、天照大神が天岩戸に隠れたとき岩戸神楽(太々神楽)を創案し、
岩戸を開くきっかけを作ったとされる神とされています。なにせ八百万の神がわが国にはいますので、なかなか名前が覚えられません
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ワタクシは戸隠を訪れるのは二度目なのですが、前回(10年ほど前だったと思います)に比べて観光客が多いことに驚きました。
目についたのは日本人では若いカップルや女性グループ、そして欧米系の外国人観光客でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f1/7515d803aa1aaa5be37891a104fe25be.jpg)
ワタクシはパワースポットというものがよくわかりませんし、そう呼ばれる場所に行ってもワタクシは何も霊的なものは感じませんでした。
まあ、霊感とかが全くワタクシには無いのだと思います。夜中に墓場を歩いても、怖いとも思いませんしねぇ。
それはさておき、ここ戸隠はパワースポット、それも「パワースポット中のパワースポット」のような紹介をされているようで、
どっと若い人が来るようになったようです。観光というのも、何が幸いしたり災いしたりするのかわからないものですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_1.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/25/ac6644f3cf2a789eb70a5e2aa581f8d6.jpg)
ただ、霊的なものは感じないワタクシですが、神社、寺院、あるいは教会などを訪ねた際に、
その場に漂う荘厳な空気感、なんとも言えない厳粛な雰囲気というものは常に感じ取ることが出来ます
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ここ戸隠神社の中社も、神社ならではの厳粛な空気が漂っておりました。思わず背筋が伸びる気がいたします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/74/bbeacf66c7bb55fe217aa4ecd84f5e88.jpg)
ところで、上にも書いたのですが、ここ戸隠神社にも多くの欧米系の外国人が訪れておりました。
おそらく彼らの大半はキリスト教の信者だと思うのですが、一神教の宗教である彼らにとって、八百万の神を信じる神道という宗教はどう感じるのでしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/4d/7791faed4466436258ae15b7f345fc32.jpg)
一度はそういうことも訊いてみたいのですが、ワタクシの英語の語彙ではそこまでの会話は難しいなぁ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/panda_2.gif)
使用したカメラ:FUJIFILM X-T1
昨日の鬼無里にせよ、今日の戸隠にせよ、地名の由来を知るだけでその場所に行きたくなります。
地名というのが、貴重な文化遺産であるとも思います。
それだけに、安易な地名改変に対しては憤りや怒りを感じずにはいられません。
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また、天宇受売女命は、日本で初めての
ストリッパーといわれています。
岩戸は2枚の扉があったのですね。
私が子どものころからなじんだ絵本には
1枚の引き戸が描かれていました。
観光してくれるのはありがたいことですね。
今では2兆円を超える経済効果があるんですから
大切な資源ですね。
神話ですね、面白いです。
★
山口から応援☆
相変わらずお忙しい様ですね
明日はゆっくりお休み出来ますか?
今夜は15夜ですね 関西地区は
お天気如何でしょう
ポチ(*^^*)
東心斎橋だなんて、後世に申し訳なく思うような
十把からげた地名変更ですね
戸隠の地名はスキーの好きな知人からよく聞いています
一度、蕎麦をいただきに行きたいものです
荘厳な雰囲気を感じますよね。
それがパワースポットというのじゃないでしょうかねえ。
応援ぽち。
そうですよね~
いつの頃からか、神社仏閣に若い女性、カップルが増えました。
とってもいいことだと思うのですが、
(霊感スポット)という言葉には違和感を感じてしまいます。
私も霊感はありませんが、神社仏閣の空気感が好きなんです。
古くはジョンレノンが(般若心経)に心酔されていた話は有名ですが、
今も、欧米の多くの人がバイブルとして読み解いていると聞きます。
宗教の根っこは同じなんではないでしょうか?
神々がたくさん暮らす、考えただけで
想像が膨らみますわ。
こちらは荘厳な雰囲気ですね、皆さんが
惹かれるように来られるのでしょう。
鞍馬山に行ったとき、何とも言えない
感じを抱きましたよ、わからなくても
何となく感じるって素敵です。
ぽち!!