よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

涼を求めて-奈良県天川村:みたらい渓谷

2024年07月22日 | 奈良(奈良市以外)
Mitarai Valley, Tenkawa Village, Nara Pref.

さてさて、連日暑い日が続きます。こうなってくると、「どこか涼しいところに行きたいなぁ」と思うんですよね。
ワタクシ、このブログでお付き合いが長い人はご存知だと思いますが、以前に2年4ヶ月ほどブログを中断していました。
ブログを中断した直後にコロナ禍となり世の中は大きな混乱になったのですが、ワタクシはコロナ禍の中でも十分な注意をした上で、
外出をしていたことも結構あったんです。今回はそんな時期に撮っていた写真の中から、涼しさを感じられる写真をアップしたいと思い、
奈良県天川村にある「みたらい渓谷」を訪れた時の写真を紹介しますね


我が家から車で約1時間20分ほどで現地に到着。みたらい渓谷の撮影に向かいます。
カメラボディ2台、レンズを4本、そして三脚をザックに入れて歩いていきます


みたらい渓谷は女人禁制で知られる大峯山から流れ出る山上川が川迫川(こうせがわ)に合流する辺りにできた渓谷です。
「みたらい」の名は、南北朝の内乱期に南朝の帝がミソギ(御手洗)をしたとの伝説に由来するそうです


初夏の新緑、晩秋の紅葉が美しい渓谷で、奈良県の奥深い場所にあるのですが、近年は曲がりくねっていた国道もトンネルなどが出来て、
随分とアクセスが良くなりました


周辺にはキャンプ場も多く、ワタクシが初めてオートキャンプに来たのもみたらい渓谷から程近い場所なんですよ
https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/242ea281f49b6005bf0a68d0a6b16736


渓谷には大小様々な滝があり、川に沿って約8kmの遊歩道が整備されています。
遊歩道を最後まで歩き切ると風情のある洞川温泉に到着するんです。もちろんこの日も洞川温泉は訪れました


百人一首に「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ」というのがありますね。
ワタクシ、ふとその歌を思い出していました。ちなみにこの歌を詠んだのは崇徳院ですね


天川村のホームページに「エメラルドグリーンに輝く神秘的な淵」という言葉が書かれてありました。
確かにその通りなのでしょうが、「青緑色」というような言葉はもう使わないのでしょうかねぇ


ではでは、みたらい渓谷をもう少し歩いていきますね。皆さんに少しでも「涼」が伝わると嬉しいです

使用したカメラ:8枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T30


猛暑、酷暑、炎暑、激暑…そんな言葉が当たり前のように使われるようになりました。
今や「避暑地」と呼ばれてきた地域でも、エアコンが必要になってきたのだといいます。
それでも清流のそばでは、涼しさを感じることが出来るのが嬉しいです。



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