Kozenji Street, Komagane City, Nagano Pref.
さてさて、「信州桜紀行」の最後は美味しい蕎麦で締めくくった訳なのですが、蕎麦屋さんから最寄りにある高速道路のICに向かうと、
前日に訪れた光前寺に向かう「光前寺通り」を通ることになりました。
ここには先日のブログにも記載しましたが、「一目300万本」と言われる「光前寺通りの水仙」を見ることが出来ます。
前日は曇り空と黄砂で周囲の山並みの風景がイマイチだったのですが、この日は快晴。ゆっくりと撮影することにしたんです
。

前日には気づかなかったのですが、水仙の群落の前に可愛い道祖神がありました
。

こちらは馬頭観音の石仏です。「馬頭観音」とは、六観音の一つで、馬頭観世音(ばとうかんぜおん)とも呼ばれます。
頭の上に馬の頭をいただいていることから、六道の一つの畜生界を救済するといわれ、馬の守護神として昔から広く信仰されています。
馬の頭を頂いた観音様の姿を見て、馬とともに生活する当時の人々が、馬の無病息災を祈る民間信仰が生まれ、
農家では農耕馬の、馬の産地では生まれ育つ仔馬たちの、そして馬によって稼いでいた人々にあっては馬と歩む道中の安全を祈ったり、
死んでしまった馬の冥福を祈ったり、そんな理由で馬頭観音は作られたといわれているんです
。

ここ光前寺通りの水仙ですが、地元農家のみなさんが休耕田に1995年より植え始め、23年間で植えた球根は約28万を超えるそうです。
増植した株を含めると推定で200万〜300万株だということです
。

真正面に見える尖った峰が中央アルプスの宝剣岳(標高2931m)で、その下には千畳敷カールが広がっています。
ここの水仙は3月下旬から咲き始め、4月中旬までが見頃だということですので、残雪の山との組み合わせが楽しめますね
。

東側に目を向けると南アルプスが広がります。アングルが良くないので、地面に腹這いになって撮影します。
匍匐前進体勢で撮影する二人の六十路の爺さんというのも、側から見れば面白い光景でしょうな
。

正面には仙丈ヶ岳、右には北岳から間ノ岳に続く稜線が見えます。全て標高3000mを超える名峰です。
どれも登ったことがある山ばかりですが、もう一度あの稜線を歩いてみたいという思いが募ります
。

桜を求めてやって来た一泊二日の信州旅行でしたが、最後の締めくくりは桜ではなく水仙になりました。
それはそれで、ワタクシ達にとっては嬉しい誤算でありました
。

念願だった信州の桜を楽しんだ二日間でしたが、ワタクシはこれからも4月になれば信州の桜を求めて旅に出たいと思います。
長く続いた「信州桜紀行」でしたが、お付き合いありがとうございました
。
使用したカメラ:3〜5枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
学生時代から登山を中心に信州を訪れることが多く、気がつけば信州に行った回数は軽く100回を超えています。
今回は初めて春の桜を見に行きましたが、次は紅葉を求めて信州に行くのもいいかなと思っています。
その前に、今年は夏山登山で信州に行かねばなりませんね。
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前日に訪れた光前寺に向かう「光前寺通り」を通ることになりました。
ここには先日のブログにも記載しましたが、「一目300万本」と言われる「光前寺通りの水仙」を見ることが出来ます。
前日は曇り空と黄砂で周囲の山並みの風景がイマイチだったのですが、この日は快晴。ゆっくりと撮影することにしたんです



前日には気づかなかったのですが、水仙の群落の前に可愛い道祖神がありました



こちらは馬頭観音の石仏です。「馬頭観音」とは、六観音の一つで、馬頭観世音(ばとうかんぜおん)とも呼ばれます。
頭の上に馬の頭をいただいていることから、六道の一つの畜生界を救済するといわれ、馬の守護神として昔から広く信仰されています。
馬の頭を頂いた観音様の姿を見て、馬とともに生活する当時の人々が、馬の無病息災を祈る民間信仰が生まれ、
農家では農耕馬の、馬の産地では生まれ育つ仔馬たちの、そして馬によって稼いでいた人々にあっては馬と歩む道中の安全を祈ったり、
死んでしまった馬の冥福を祈ったり、そんな理由で馬頭観音は作られたといわれているんです



ここ光前寺通りの水仙ですが、地元農家のみなさんが休耕田に1995年より植え始め、23年間で植えた球根は約28万を超えるそうです。
増植した株を含めると推定で200万〜300万株だということです



真正面に見える尖った峰が中央アルプスの宝剣岳(標高2931m)で、その下には千畳敷カールが広がっています。
ここの水仙は3月下旬から咲き始め、4月中旬までが見頃だということですので、残雪の山との組み合わせが楽しめますね



東側に目を向けると南アルプスが広がります。アングルが良くないので、地面に腹這いになって撮影します。
匍匐前進体勢で撮影する二人の六十路の爺さんというのも、側から見れば面白い光景でしょうな



正面には仙丈ヶ岳、右には北岳から間ノ岳に続く稜線が見えます。全て標高3000mを超える名峰です。
どれも登ったことがある山ばかりですが、もう一度あの稜線を歩いてみたいという思いが募ります



桜を求めてやって来た一泊二日の信州旅行でしたが、最後の締めくくりは桜ではなく水仙になりました。
それはそれで、ワタクシ達にとっては嬉しい誤算でありました



念願だった信州の桜を楽しんだ二日間でしたが、ワタクシはこれからも4月になれば信州の桜を求めて旅に出たいと思います。
長く続いた「信州桜紀行」でしたが、お付き合いありがとうございました


使用したカメラ:3〜5枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
学生時代から登山を中心に信州を訪れることが多く、気がつけば信州に行った回数は軽く100回を超えています。
今回は初めて春の桜を見に行きましたが、次は紅葉を求めて信州に行くのもいいかなと思っています。
その前に、今年は夏山登山で信州に行かねばなりませんね。
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