よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

トホホ…-富山県立山町:大日三山

2016年08月15日 | 富山
Mt.Dainichi, Tateyama Town, Toyama Pref.

さてさて、富山県立山町の大日小屋で3日目の朝を迎えたワタクシ達でありますが、
例によって朝の3時過ぎに起きて朝食を食べ、御来光を待ちました。
しかし、この日の朝はガスに包まれとても御来光は拝めそうにありません


それでも三脚を立てて、微かな期待を胸に夜明けの時間を待つワタクシです。
するとガスの中にほんのわずかですが、太陽の煌めきが見えたんですよ。
これはなんとも幻想的な眺めでありました


ほんの一瞬ですが、もしかしたらガスが晴れるのでは…と期待する瞬間でした


しかし、この後、太陽はいっさい姿を見せてはくれませんでした。
とはいえ、大阪を出る時はこの日の予報は雨でしたので、良しとしましょう。
ではでは、下山するとしましょうかねぇ

この日、出発点となった大日小屋の標高は約2400m。そこから一気に1500mを下ります。
大雑把に言うと出発して約2時間は急坂を下り、そこから1時間はゆるやかな坂を下り、
そして最後に1時間半の急坂を下るというのがこの日の行程なんですよ。
山小屋からすぐに強烈な下り坂に入ります。とてもカメラで撮影なんてできません


1時間半ほど下ったでしょうか。植生がずいぶんと変わって来ました。
高山帯から亜高山帯へと変化してきたのですが、ニッコウキスゲの群落があったんですよ。
この花を見ると、山を下ってきたなぁと実感します


急坂を下ること約2時間。広大な平坦地が見えてまいりました。
ここは大日平と言いまして、谷を挟んで南に広がる弥陀ヶ原とともに
ラムサール条約に登録されている湿地帯なんです


猛烈な急坂から大日平に来ると、ホッとする気がします。
このまま最後までこの緩やかな坂道であればいいのにな…そんなことを思います


大日平ではワタスゲを見ることが出来ました。風に揺れるワタスゲは可愛いんですよねぇ


この花はキンコウカでしょうか。この花を見かけたあたりで大日平は終了です。
そこから1時間半、また猛烈な下り坂が続きます

膝はガクガク、太ももはパンパン…最後はヨタヨタとしながらの下山でありました。
称名滝のバス停に到着した時は悲しいくらいに疲れていたワタクシです

その後、バスに乗って立山駅に行き、駐車場に停めてあった車に乗って最寄りの温泉に向かいました。
汗を流してサッパリし、ワタクシ達はこの日の宿泊地である金沢へと向かったのでした

PS.この日、ワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.co.jp/activity/421436

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


私もいつの間にか五十路も半ばとなりました。
一般的な五十代の人よりも、体力もあり元気だとは思っていたのですが、
山を登ると「体力が落ちたなぁ」と痛感します。
若い頃は下山中に膝がガクガクすることなんて一度もなかったんですよねぇ。

今回の山行でも、年配の登山者を数多く見かけました。
私もそうありたい。かっこいい山ジジイになりたいものです



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コメント (39)

山小屋の夜-富山県立山町:大日小屋

2016年08月14日 | 富山
Mt.Dainichi, Tateyama Town, Toyama Pref.

さてさて、富山県立山町の大日三山を登るワタクシ達でありますが、
この日は大日岳の山頂近くにある大日小屋に泊まりました。
この山小屋が実にいい感じの山小屋だったんです


夕食時間になったので食堂に行ったのですが、食堂の灯りがランプなんですよ。
外が薄暗くなってきてランプに灯りが灯されました。いい雰囲気なんですよねぇ


山小屋では豪勢な夕食は望めません。でも、ここの夕食は冷たい冷やしそうめんが出されたり、
写真には写っていないのですがお代わり自由な具だくさんの豚汁があったりと、
なかなか工夫されているというか、努力されているなぁと思いました


どこで飲んでもビールは美味しいのですが、山小屋で飲むビールは最高です。
さらに言えば、下山後に温泉に入り、その後に飲むビールは極上の極みです


食堂にギターがあったのですが、実は大日小屋のオーナーさんがギター作りの職人さんなんですよ。
夏場は山小屋を切り盛りし、秋から春までは麓でギター作りをされているんです。
そして、オーナーさんのお弟子さん達も夏場は山小屋の手伝いをされているんですよ


この日はワタクシ達のリクエストに応えて、若いスタッフがギターの弾き語りをしてくださいました。
標高2400mで聴くギターの音色は、なかなか素敵なものでありました。
ワタクシ、この山小屋がすっかり大好きになってしまったのでした


夕食を終えて山小屋の外に出ると、長い夏の一日も終わりを迎えようとしていました。
午後7時を過ぎ、周囲は暗くなってまいりました


大阪を出る時は、翌日の天気予報が悪かったんですよ。
翌日はものすごい急坂を一気に下って行きます。雨だけは降らないでほしいと願うばかりです


いい一日でした。夜明けから日没まで、夏山の素晴らしさを堪能した気がします

PS.この日、ワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.co.jp/activity/418871

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


実に居心地のいい山小屋でした。「山小屋らしい山小屋」といえば、
山好きの方にはわかっていただけるでしょうか。
これまでいろんな山小屋に泊まったことがありますが、私の中ではベスト3に入る山小屋です



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コメント (40)

夕暮れ時-富山県立山町:大日三山

2016年08月13日 | 富山
Mt.Dainichi, Tateyama Town, Toyama Pref.

さてさて、富山県立山町の大日三山を縦走してきたワタクシ達でありますが、
中大日岳を過ぎると、この日の目的地が見えてまいりました


赤い屋根のこじんまりとした山小屋が、この日の宿泊地である大日小屋なんですよ


大日小屋に到着いたしました。北アルプスでは人気の高い山域では数百人収容という
大きな山小屋も珍しくありません。白馬岳の白馬山荘なんて800人を超える収容人数なんです。
しかし、ここ大日小屋は収容人数60人という可愛い山小屋なんですよねぇ


まずは無事の到着を祝ってビールで乾杯。500mlのビールが800円。350mlが600円です。
ワタクシ、あっという間に500mlを飲み干してしまいました


昔ながらの山小屋ですが、清潔感のある雰囲気のいい山小屋です。
ワタクシ達はしばし仮眠を取りまして、夕刻の撮影を待ちました。
とはいえ、周囲は完全にガスの中。山が見えるかどうかわかりません


夕食前に山小屋の前でガスが晴れるのを願って待っておりますと、一瞬ガスが晴れました。
この山が大日岳なんですよ。山頂までは山小屋から約20分の距離でした


この日歩いてきた奥大日岳が見えました。粘り強く待ってみるものですねぇ


おおっ、剣岳も姿を見せてくれました。「待てば海路の日よりあり」ということでしょうかねぇ。
この粘り強さが仕事にも発揮されれば、もう少しは出世したかもしれませんな


刻一刻と変わる山の表情は見飽きることはありません。とはいえ、そろそろ夕食の時間です。
いつまでも山を見ているわけにはいきません

PS.この日、ワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.co.jp/activity/418871

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


大日小屋に入った瞬間「あっ、ここはいい山小屋やなぁ」と直感しました。
山小屋の人達の気持ちのいい対応、そして昔ながらの山小屋の良き佇まい。
さらに、本当の山好きが登って来るルートなので、宿泊している登山者もいい雰囲気でした。
実は、この山小屋にはさらに素敵な魅力があったんですよ



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雲上の日本庭園-富山県立山町:大日三山

2016年08月12日 | 富山
Mt.Dainichi, Tateyama Town, Toyama Pref.

さてさて、富山県立山町の大日三山を縦走するワタクシ達でありますが
午前9時前にまずは奥大日岳に到着いたしました


標高2611mの山頂はさほど広い山頂ではないのですが、
登山者の数があまり多くないので、ゆっくり休憩することが出来ました


深い谷を挟んで剣岳が見えます。とはいえ、どんどんとガスが出てくるんですよねぇ。
どうやら周囲の景色も、そろそろ見えなくなりそうです。
しばしの休憩の後、ワタクシ達は「よっこいしょ」と歩きはじめました


山頂から少し行くと、足下に鮮やかなピンク色の高山植物が咲いておりました。
これはハクサンフウロと言いまして、ワタクシが好きな花の一つなんです


奥大日岳の山頂を過ぎると急な下り坂が現れます。鎖場やハシゴを慎重に下ります。
若い時は下り坂が好きだったのですが、最近は膝にくるんですよねぇ


そんなワタクシに「頑張れ」と言うかのように、ライチョウが姿を見せてくれました。
そして、中大日岳の山頂を越えて少し行きますと、素敵な場所がありました


ここは七福園と言いまして、花崗岩の大きな岩が数多く点在しています。
そして、ハイマツやナナカマドの木々がたくさんありますので、木々の緑色と
花崗岩の灰色のコントラストがなんとも美しいんですよねぇ


まるで突然日本庭園が現れたような美しい光景でありました。
大日岳はその名前が示すように大日如来を祀る修験道の場であったようで、
ここ七福園では平安時代の錫杖が発見されたそうなんですよ


秋になれば七福園のナナカマドが真っ赤に色づくので、それはそれは美しい光景のようです。
今度は秋に訪れてみたい…そう思うワタクシでありました

PS.この日、ワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.co.jp/activity/418871

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


私はスマホを使っていますが、さほどその機能を十分に使っているとは言えません。
スマホには登山に役立つアプリもたくさんあって、今回、歩いたルートもアプリで見ることが出来ます。
GPSのおかげで自分がいる場所を地図上で確認できるので、ガスの中や雨天時で展望がきかなくとも
道に迷うことが無くなりそうですね。それで遭難者が減少すれば、いいことだと思います



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コメント (38)

夏山満喫-富山県立山町:大日三山

2016年08月11日 | 富山
Mt.Dainichi, Tateyama Town, Toyama Pref.

さてさて、夏山登山の二日目、ワタクシ達は梅雨明けの夏山を満喫しておりました。
富山県立山町の大日三山は、素晴らしい眺望の縦走路でありました


南の方にはどっしりとした薬師岳が見えます。まだ登ったことが無い山なのですが
一度は登ってみたいですねぇ。ワタクシが登っている山は「大日」、
向こうに見えるのは「薬師」ですから、山岳信仰というものを強く感じます


前日に歩いた立山の稜線が、ずいぶん遠くに見えるようになりました。
遅々とした歩みではあっても、前に進んでいるんだなぁと思います


弥陀ヶ原を通る立山黒部アルペンルートが眼下に見えます。
よくぞこんな場所に道路を作ったなぁって思います。
そしてその奥には、右から薬師岳、黒部五郎岳、そして真ん中あたりに笠ヶ岳が見えています。
ちなみに北アルプスには黒部五郎岳と、野口五郎岳という山がありまして、
歌手の野口五郎さんの名前は野口五郎岳からつけられたのだと聞いたことがあります


中央部の左奥槍ヶ岳から穂高岳への稜線が見えております。登山家なら誰でも憧れる槍・穂高です。
山に興味が無い人でも、槍ヶ岳は写真を見たら名前がすぐに思い浮かぶのではないでしょうか


写真の正面奥に見えているのが大日岳でして、この日の目的地なんですよ。
まだもうひと踏ん張りしないとダメですね


ふと空を見ると、秋のうろこ雲のような雲が浮かんでおりました


奥大日岳の山頂が近づいてくると、徐々にガスが発生してまいりました。
剣岳の高さが一層引き立つように感じます


奥大日岳の山頂に到着いたしました。剣岳を真正面に見ながらの大休止です。
なんとも贅沢な休憩時間ですね

PS.この日、ワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.co.jp/activity/418871

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


私の得意技の一つが、遠くに聳える山の名前を判別することなんですよ。
地図を見るのが好きなので、地図が頭に入っているからでしょうね。
山頂などで「あれはどこの山かなぁ」などと言っているおばさん達に、
「あれは○○岳ですよ」なんて教えてあげると、いつも感謝されるんですよ。
そして、ちゃっかりとお礼にお菓子や果物を貰う私なのです



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