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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

新しい人生の始まり-大阪市阿倍野区:「寿司あつや」

2025年04月01日 | 日常の風景
“Sushi Atsuya”, Abeno Ward, Osaka City

さてさて、ワタクシは3年前に定年退職を迎え、その後は仕事でお付き合いがあった職場から「うちで働いてもらえないか」と
ありがたい言葉をかけていただき、いい役職にも就かせてもらって3年間働いてきました。
しかし、昨日をもって退職することにしたんです


大学を卒業してから38年間、そして定年退職後の3年間、大した実績も残すことは出来ませんでしたが精一杯働いてきました。
先日、41年間の労をねぎらって「美味しいものを食べに行こう」と家人から嬉しい言葉がありました。
向かったのは大阪市の阿倍野にある「寿司あつや」というお店です。

退職することを決意したのは昨年の10月でした。ワタクシは身体も元気ですし、働くことになんの苦痛もありません。
しかし、ワタクシの中で昨年の5月頃から「このまま仕事を続けるべきなのか」という葛藤がありました


お店の中の様子です。カウンターに座って「回転しないお寿司」をいただくのは何年ぶりでしょうか。
驚いたのはこのお店も、お客さんの8割くらいが外国人でした。

仕事を辞めようと思った理由の一つは職場の在り方でした。ワタクシの職場は典型的な一族経営なんですよ。
そして、一族経営の悪い形が見事に残っている職場でした


どーですか。まずは「生ビール」で家人と乾杯です。

経営陣は保守的です。新たな方策になかなか取り組もうとしません。3年間、ワタクシは様々な提案、提言をしたつもりなのですが、
「前向きに検討する」「貴重な意見ですね」とは言われるものの、具現化することはあまりありませんでした


どーですか。まずは「菜の花の昆布じめ、ホタルイカ」です。ホタルイカにはカラスミが乗っておりました。

そんな経営陣の下、長く職場にいる連中は「従来通り」「例年通り」という考え方が多数派です。
ワタクシのように「新しいことをしよう」「変えていこう」と思うのは少数派なんですよ


どーですか。「クエの昆布じめ」です。このクエ、あまりの美味さに家人とともに「むっちゃ美味いな」と感嘆の声をあげました。

この職場で働くことに意味があるのか、このまま苛立ちやストレスを感じながら働くことに意味があるのか、
そんなことを思う日々が続いていたんです。これが仕事を辞めようと思った一つの理由です


どーですか。続いて「ヨコワと熊本産の海苔」です。ヨコワはマグロの幼魚ですね。

そして、仕事を辞めようと思った一番の理由は「これからの生き方」です。ワタクシは身体は元気です。まだまだ働くことは出来ます。
「元気だからバリバリ働く」というのは、当たり前の考えだとは思います


どーですか。「ホタテの粕味噌漬け」です。一品一品、凝った料理が提供されますわ。

しかし、働いて働いて、働き終えた時には心身ともに疲れ切ってしまったり、あるいは身体に支障が出てしまって、
やりたいことが出来なくなってしまうことはワタクシはどうしても嫌だったんです


どーですか。ここからは握り寿司が出て来るのですが、まずは「甘鯛」です。ねっとりとした味わいでした。

今までは仕事があるために、やりたいことを我慢することも多々ありました。残された人生はさほど長くありません。
もう仕事から解放されてもいいじゃないか。自分がやりたいことをやってみたい…これが退職の最大の理由です


どーですか。次のお寿司は「金目鯛」です。関西ではあまり金目鯛を食べることは無いんですよ。これも美味かったなぁ。

とはいえ、生きていくためには全く働かないというのも現実的には苦しいのも事実です。
ワタクシは退職することを職場に申し出た後、非常勤のような形でできる仕事を探していました。
とはいえ、六十路の爺さんにいい条件の仕事なんてなかなかあるわけではありません


どーですか。「アオサのお吸い物」が出てきました。お出汁が実に優しいお味でした。

そんな中、職種は違うのですが今までやってきた仕事の経験が活かせる職場で求人を見つけました。
面接を受けるとトントン拍子に話が進み、週3日の非常勤職員で雇用してもらえることになったんです


どーですか。次のお寿司は「コハダ」です。コハダも関西ではあまり食べることのない魚なんですが、
ここのお店は「江戸前」のお寿司なのでコハダが出て来るんですよ。

4月からワタクシは週三日の非常勤職員として新たなスタートを切ることになりました。
初めての職種、新しい職場への若干の不安、そして多くの期待を抱いての新年度の始まりとなりました


どーですか。伊豆下田で水揚げされた「マグロ」です。このマグロの美味さには感動。人生で一番美味いマグロでした。

週三日の勤務ということは、週四日の休みがあるということです。ワタクシは原則として木、金、土の勤務なんです。
ですので日〜水が休みなんです。この四日間を有効に使わなければもったいないじゃありませんか


どーですか。「あん肝」です。上に載っているのは奈良漬です。アンコウも関西では滅多に食べない食材なんですよ。

ワタクシ、中学校の時から洋楽ばかり聞いていた影響もあって英語の勉強が好きでした。
とはいえ、学生時代以降は英語なんて勉強することがありませんでしたので、語学力は相当に低下しています。
まずやってみようと思っていることは英語の勉強。そして、今年は英検かTOEICの試験を受けようと思っています


どーですか。これは「ホッキ貝」なんですが、その柔らかさにビックリ。これも美味しくいただきました。

英検やTOEICに合格することが目標ではありません。英語の語学力にある程度の自信を持つことが出来れば、
大阪市の観光ボランティアに応募したいと思っているんです。大阪に来る外国人観光客のボランティアガイドをやってみたいんです。
幸い地理や歴史は得意です。ワタクシの経験や知識を英語で外国の方に伝えることが出来ればいいな。
そして、外国の方と接することでワタクシの見聞が広まればいいな。これが次の人生の大きな目標です


どーですか。次は「ノドグロ」です。高級食材が次々に出てきますわ。

そして、平日に休みが取れるということは旅行やキャンプ、登山に行きやすくなるじゃないですか。これが嬉しい


どーですか。「風呂吹きカブラの田楽」です。ちょっと箸休めですね。

お宿やキャンプ場は平日だと価格が安く、予約も取りやすいです。これからは土日や連休に外出はしません。
人がいっぱいで宿泊料金が高い時期を外して、人の少ない時に遠出ができるのです。ああ、なんと嬉しいことでしょう


どーですか。ワタクシが大好きな「ブリ」です。これはもう美味しいに決まってますよね。

長い間、「管理職」の肩書きを背負ってきました。その肩書きを外した瞬間、なんとも言えない解放感がありました。
これからは仕事においては、自分のやったことには責任を負いますが、部下のミスなどに責任を負う必要はありません


どーですが。「ウニ」も絶品でした。ワタクシ達の隣にはアメリカのテキサスから一人旅で来ている若者がいたのですが、
彼には初めてのウニだったようですが「美味い、美味い」と喜んでいましたわ。

この3年間、管理職だということもあって職場には早い時間に着くようにしていたんです。
毎朝、5時半に起床。6時半に家を出て、7時半に職場に着くという生活をしてきました


どーですか。「桜仕立ての茶碗蒸し」です。まるでプリンのような滑らかさにビックリ。

家人はワタクシの弁当や朝食を作るために毎朝5時に起きていました。本当に大変だったと思います。
今度の仕事は朝10時から夕方6時までの仕事なんですよ。しかも職場は自宅からほど近い場所なんです


どーですか。「うなぎの白焼き」です。ウナギが口の中でとろけていきます。あまりの美味さに家人も感動です。

通勤は自転車で15分くらいなので、ワタクシも家人も早起きする必要はありません。
家人は「朝ゆっくり寝られるから嬉しいわ」と言ってますが、毎日苦労をかけたんだなぁって思います


どーですか。「トロとたくあん」の巻物です。海苔にもこだわっておられるようで、海苔も美味しいんですよ。

これからの人生、仕事中心の生活ではなく、自分の時間を有効に活用する人生に変わっていくことになりました。
と言っても、今までも休日は上手く工夫して自分の時間を活用していたとは思います


どーですか。コースの最後は「たまご」です。まるで上質のカステラを食べているかのような味わいでした。

ただ、収入は激減しますので、遠出をするのは限られたお小遣いの中で工夫していかねばなりません。
これからは「車中泊」なんてのもやっていきたいなと思っています。
車中泊に必要な寝袋、マット、ランタンなどは全てキャンプ用具で持っていますので新たに買い揃える必要が無いですしね


どーですか。コースとは別にもう一品と思い、家人は大好きな「車海老」をオーダーしました。

今日から人生が大きく変わります。大学を卒業してから定年退職まで働き続けた38年間、そして定年後に勤めた3年間。
41年間、当たり前のように働き続けてきましたが、これからはスローダウンした人生が始まります


どーですか。ワタクシはアナゴを食べたかったのですが、この日はいいアナゴが無いとのこと。
そこでウナギの白焼きがあまりにも美味かったので「うなぎの蒲焼き」を握っていただきました。

毎日家でゴロゴロしているような年寄りにはなりたくありません。
1万歩以上のウォーキング、ストレッチや筋トレは欠かさずに身体を鍛えておきます


どーですか。「赤だし」もいただきました。ワタクシも家人も大満足。本当に美味しいお寿司のコースでした。

英語の勉強だけじゃなく、たくさん本も読みたいですし、大学の公開講座などにも出かけていきたいです。
身体だけじゃなく、頭も鍛えておかないとボケてきますしね


どーですか。デザートは「抹茶、ほうじ茶と桜羊羹の最中」です。デザートまで凝ったものが出てきました。

まだまだやりたいことがいっぱいあります。ワタクシは今年で64歳になりますので、もう若くはありません。
でも、自分では心も身体もまだまだ衰えたという感覚が無いんですよ


最後の最後まで最高の料理をいただきました。「寿司あつや」…絶対にこのお店はリピートです。

「自分にはまだ伸び代がある」と信じて、これからの人生も歩んでいきます。今日はそのスタートです


さあ、新しい仕事に向かって頑張ろう。これからの人生にワタクシ自身が大いに期待しています

「寿司あつや」…大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-17 巴ビルディング B1F

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


初めて訪れたお店でしたが、どの料理も本当に美味しく、接客態度も申し分ありませんでした。
お店を出てくる時には大将が店の外まで見送りに出てきていただき、丁寧な挨拶をしてくれました。
頻繁にいくことは出来ませんが、何かの記念日には是非とも再訪したいと思いました。いい寿司屋です。



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歳を重ねても支え合って-大阪府羽曳野市:「Viteraska」

2025年02月17日 | 日常の風景
Italian Restaurant“Viteraska”, Habikino City, Osaka Pref.

さてさて、昨日の2月16日は家人の誕生日でありました。
我が家ではいつの頃からか、ワタクシの誕生日には家人が腕を振るって料理を作ってくれ、
家人の誕生日にはワタクシが食事に招待するというのが習慣になりました


この日、ワタクシ達は地元にある「Viteraska」というイタリア料理のお店に予約をしました。
昨年開店したばかりの新しいお店で、もちろんワタクシ達はこのお店に行くのは初めてです。
どんなお店なんだろうと現地に向かっていくと、なんと素敵な古民家なんでしょう。
そして、ワタクシが写真を撮っているこのお店の前の道は「竹内街道」といいまして日本最古の官道なんです


これが竹内街道のルートなのですが、渡来人達が大陸の文化を飛鳥の都へと伝えたのでしょうな


お店に入ろうとすると玄関にはこんなものがありました。鍵穴のような形はもちろん前方後円墳ですね


店内に入りカウンター席に案内されました。窓の向こうに見えるのは「白鳥陵古墳」(しらとりのみささぎこふん)です。
この古墳は大型の前方後円墳でして、世界遺産である「百舌鳥・古市古墳群」を構成する古墳の一つです。
このお店は日本最古の官道と世界遺産の古墳を眺めながら食事をするという、歴史好きにはたまらないシチュエーションなんですよ。
まあ、そんなことを思いながら食事をしている人はさほど多くはないかもしれませんがね


料理はコース料理の一択です。あとはお酒のチョイスだけなんです。
お酒のメニューを見ていて「ワインペアリング」というのが目に留まりました。
料理に合うワインが一品ずつ出てくるのです。ワタクシはこれをチョイスいたしました


どーですか。まずは「Contadi Castaldi」というイタリアのスパークリングワインです。
辛口のスパークリングワインはワタクシの好みです


どーですか。「グリッシーニ」というクラッカーのような食感のスティック状の細長いパンが出てきました。
あおさ海苔が練り込まれているとのことですが、オーナーさんは三重県志摩地方が生まれ故郷とのこと。
ワタクシは以前に志摩地方に旅行に行った際、志摩地方があおさ海苔の産地だと教えてもらったことを思い出しました


どーですか。「大和鴨のスープ」です。大和鴨手羽先からとった出汁のスープなのですが、
このお店がある大阪府羽曳野市のソウルフードである油カスも入っていました。
油カスとは牛の腸、いわゆるホルモンを油でカリカリに揚げた大阪・南河内地方の食材なんですよ。
これ、天かすなどの代わりにうどん、お好み焼き、たこ焼きなどに入れると最高に美味いんです


どーですか。「Silvio Messana / Garnaccia 」というワインです。白ワインなのですが、すごく芳醇な味わいでした


どーですか。「答志島の牡蠣、サワラのムニエル」です。これが美味かった。特にサワラは絶品でありました。
答志島は鳥羽市にある離島です。オーナーさんは故郷の食材にこだわっておられるようですね


どーですか。「フォカッチャ」も美味しくいただきました。出てくる料理が全て美味しいですわ


どーですか。「TRAMINER AROMATICO」という白ワインです。アロマティコという名前の通り、香りの良いワインです


どーですか。これは家人がオーダーした「messina」というイタリア・シチリア島のビールです。見た目がオシャレですな


どーですか。これは「アナゴのフリット、下にはナスのカポナータ」です。
カポナータとは、イタリアのシチリア島が発祥の野菜を煮込んで作る伝統的な料理のことだそうです。
ナス、パプリカ、トマトなどの野菜を白ワインビネガーで煮込み、塩、砂糖で味を整えるようですね。
ワタクシ、アナゴが大好きなのでウハウハ言いながらいただいたのでした


どーですか。「LANGHE」という北イタリアの白ワインです。こちらはサッパリとした飲みやすいワインでした


どーですか。このパスタは「キタッラ」といい、「ギター」の意味で、このパスタをつくる弦を張った道具の名でもあるそうです。
芽キャベツやイカが入っているのですが、パスタが初めて味わう食感でした。これ、美味かったです


どーですか。この赤ワインは「地元羽曳野のマスカットベリーワイン」です。
ただ、このワインはライトボディーのワインでして、ワタクシは芳醇な赤ワインが好みなんです。
ですので、このワインはワタクシにはあまり合いませんでした。うーん残念


どーですか。これは「ラビオリ 黒トリュフ添え」なのですが、このラビオリが美味かったんですよ。
オープンキッチンですので目の前でラビオリを作っている工程を見ることも出来ました。
普段トリュフなんて食べる機会が無いワタクシ達は「トリュフや、トリュフや」「ババンババンバンバンバンやな」
「それはドリフや」などというアホな会話をしていたのですが、まぁ、このラビオリは激ウマでした


どーですか。「‎ANGIOLINO MAULE」というイタリアの赤ワインです。これは芳醇なフルボディの赤ワインでした。
ワタクシの口には一番マッチする赤ワインのように思います


どーですか。肉料理は「三重県美杉産の仔鹿のステーキ」です。ワタクシ、鹿肉が大好きなんですよ


鹿肉の旨味を活かすためでしょうね。ソースの味はシンプルに抑えられていました。
こちらのお店ではどの料理も食材そのものの美味しさを大切にされているのだと感じました


どーですか。「デザート」が出てきたのですが、ここでアッと驚くサプライズでした。
ワタクシはこのお店を予約する時に、家人の誕生日だということは言ってなかったのですよ。
ただ、お店でオーナーさんの奥様との会話の中で「今日は嫁さんの誕生日でねぇ」ということを言ったのですが、
その言葉を聞いてこのようなサプライズを演出していただいたんです。こういうのは嬉しいですねぇ


チョコレートソースをオーナーさんがデザートにかけてくれています。ここのお店、今回が初めての訪問でした。
食事の途中でワタクシも家人も「絶対にまた来ような」「今度は夏野菜の季節に来たいね」という会話をしていたんです。
料理の美味しさは言うまでもありません。若いオーナー夫妻の人柄にも心を惹かれました。
このお店の建物はオーナーさんのお父さんの生家だったそうで、長らく空き家だったそうなんです。
大阪市の中心部でシェフをされていたオーナーさんが、その建物をリノベーションして開店されたお店です。
太い柱、立派な梁…店内の雰囲気も申し分ありません。何よりもオーナーご夫婦の人柄が素晴らしい


どーですか。最後の「デザートとコーヒー」をいただきましたが、美味しい料理とオーナーさんご夫婦の人柄に触れて
ワタクシ達はお腹だけではなく心も満足な気分になっていたんです。
このお店、ワタクシ達にとってはリピートすること間違いなしのお店です

「Viteraska」…大阪府羽曳野市軽里3-5-3

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


気になっていたのが「Viteraska」というお店の屋号でした。オーナーさんの奥さんに「どういう意味なんですか」と訊いたんです。
すると「店の前の道路が飛鳥まで続く街道なのですが、この場所が美しく輝いてほしいなって思ったんです。
それで『美照飛鳥』という漢字を考えてお店の名前にしたんですよ」とのことでした。
なるほどねぇ。名前の由来までも素敵なお店でありました。



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これからも支え合い、寄り添いあって-大阪府松原市:「炭と伊 to-re」

2025年01月19日 | 日常の風景
Italian Restaurant“Sumi to I to-re”, Matsubara City, Osaka Pref.

さてさて、今年でワタクシも家人も64歳になります。いよいよ高齢者の仲間入りが目の前になってきました。
この年齢になってくると、老後のことやこれからの人生をどう生きていくのかということを考えるようになります。
家人はこの10年近く、ずーっとパートの仕事をしてくれていたのですが、上司からの信頼も厚い反面、
本来パートの人がしないような業務も任されたり、重い責任も背負うようになっていました。
家人なりに色々と考えた結果、この度、仕事をリタイアすることにしたのです。
今回、そんな家人の労をねぎらおうと、家人のリクエストのお店に「お疲れさん会」にいくことにしたんですよ


訪れたのはこのブログで何度か紹介したことがある、大阪府松原市「炭と伊 to-re」というお店です。
このお店は「創作イタリアン」というのか、「和風イタリアン」といえばいいのか、独創的なイタリア料理のお店なんです


メニューはコース料理のみです。ここのお店は地元産の野菜にこだわっておられまして、とにかく野菜が美味いんです。
この日もどんな料理を食べさせていただけるのか、ワタクシ達は大いに楽しみなのでありました


どーですか。お酒はスペイン産の「1+1=3というスパークリングワイン」をいただきました。
ワタクシ、辛口のスパークリングワインが大好きなんですよ


どーですか。まずは「上田ファームの蕪と河豚白子の豆腐」です。「これは美味いに違いない」というビジュアルですな


フグの白子って美味しいですよねぇ。ただ、尿酸値がやや高めのワタクシは、ちょっと尿酸値が気になるのでした


どーですか。「出水農園のトロ甘葱と炙り河豚のカルパッチョ」です。どんな味かワクワクします


フグって淡白で美味しいですよねえ。そうそう、フグの消費量を都道府県別に見ていくと、ダントツの1位は大阪府なんです。
日本全国のフグ消費量のうち、大阪府だけで6割近くを占めるそうなんですよ


どーですか。これはメニューに載っていない「蓮根饅頭」です。中に海老も入っていました。絶品の味わいでした


どーですか。パスタは「ツムラ本店 河内鴨と出口農園の河内蓮根のスパゲッティ」です。
この河内鴨が美味しいんですよ。今では大阪が誇るブランド鴨肉なんです


どーですか。「森川ファームの難波ネギと鰆のソテー」です。難波ネギは大阪の伝統野菜の一つです


鰆って普段はあまり食べないんですが、ソテーにして食べると美味しいですねぇ


どーですか。「佐賀県産黒毛和牛と富田林の海老芋」です。美味しい肉はワサビや塩でいただくのが美味しいですな


お肉が美味しいのは言うまでもないのですが、海老芋の美味しさに驚いたのでありました


どーですか。「自家製カラスミと百合根の土鍋ご飯」です。いい香りが漂いますわ


スライスしたカラスミを載せていただきました。あぁ、幸せ


どーですか。デザートは「クリーム・ド・カラメッロと金柑のジェラード」です。ここのデザートは家人が大絶賛なんですよ


ここでワタクシからのささやかなサプライズです。前日にお店に電話をして、「長い間頑張って働いてくれたので、
『お疲れ様』『ありがとう』というメッセージをお願いします」と伝えておいたんです。
スヌーピーがカメラを首から下げているのは、ワタクシをイメージして描いてくれたということです

「炭と伊 to-re」…大阪府松原市上田1-4-8 A

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


私たちももうすぐ高齢者の仲間入りです。二人で過ごす時間も、もう長くはないかもしれません。
でも、これからも互いに支え合い、寄り添いあって残りの人生を歩んでいきたいです。
ただ、今のところは私は「老い」「衰え」を全く感じていないのです。ありがたいことですな。



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gooブログがトラブルに見舞われました

2025年01月03日 | 日常の風景
昨日からgooブログにトラブルが起こっているようです。
いまだにスマホの回線ではブログを閲覧したり、投稿したりできるようですが
wifiではブログを見ることが出来ません。

とりあえず今日はブログを閉じておきます。
天下のNTTがサイバー攻撃によって24時間以上も復旧できないとは驚くばかりですが、
今は早い復旧を願うのみですわ(涙)

今日、アップする予定だった記事や写真は明日アップします^^

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一年を振り返って…我が家のクリスマスイブ

2024年12月25日 | 日常の風景
We Spent A wonderful Christmas Eve.

さてさて、昨日はクリスマスイブでしたね。皆さんも家族や友人と、もしくは愛する人と楽しい時間を過ごしたことでしょう。
我が家ではいつの頃からか「クリスマスは家人の手料理を食べながら一年を振り返る日」というのが恒例になっていました。
今年もささやかではありますが、手料理とワインやビールを楽しみながら素敵な夜を過ごすことが出来ました


小学生の3年生か4年生の時でした。ワタクシは「内野手用の野球のグローブがほしい」と書いて、枕元にその願いの手紙を置きました。
翌朝、欲しくてたまらなかった内野手用のグローブが置いてありました。
「オトン、オカン、内野のグローブや。これでショートは俺のポジションや。俺、6年生に負けへんからな」と泣いて喜びました。
「サンタさんにお礼言わなあかんなぁ」と笑っていたオトンは、もう12年前に旅立ってしまいした


どーですか。大好きな「carnivor」という赤ワインです。カリフォルニア産のこの赤ワインは、
別名が「肉ワイン」と言われるくらいに肉に合うワインなのです。ワタクシも家人もお気に入りのワインなんです


どーですか。まずは「野菜サラダ」ですな。ワタクシも家人も歳を重ねるに連れて、野菜の美味しさがわかってきた気がします。
ただ、未来永劫フォアグラの美味しさやキャビアの美味しさは、わからないように思いますわ


どーですか。今宵のスープは「カマンベールチーズのスープ」です。これが美味かったんですよ。
濃厚なカマンベールチーズの味わいが、赤ワインに最高にマッチするのでありました


どーですか。クリスマスと言えば「ローストチキン」ですな。これはもう美味いに決まってますがな。
この日、日本中で何羽のニワトリの命が奪われたのでしょうね


どーですか。肉だけじゃなく魚介類も登場します。これは「パエリア」ですな。
パエリアは家人の得意料理の一つなんですよ。パエリアは見た目が映えますな


もちろん見た目だけじゃなく、食べても美味しいんです。アサリとエビの出汁がよく出ていますわ


どーですか。最後は家人が初めて作った「シュトーレン」です。シュトーレンとは、ドイツの伝統的なクリスマスの発酵菓子です。
バターや洋酒漬けのドライフルーツがたっぷり入って、スパイスが効いているのも特徴的です。
甘いものが苦手なワタクシでも美味しくいただくことができました。ラム酒を使うので、ワタクシには合うのでしょうな


ワタクシ達が料理を食べ、お酒を飲んでいる間は紋クンにとっては「お寝んねタイム」なのでしょうな


美味しい料理の匂いがしてきた瞬間、紋クンはムクッと起き上がってきたのでした。
もうすぐ15歳になる紋クンですが、今も「快眠」「快食」「快便」の三拍子は変わることはないんですよ

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


我が家では「クリスマス=1年を振り返る日」というのが恒例になっています。
二人の暮らしを振り返ると、さほど悪い話が出てくることはありません。
ただ、大阪の府政や我が国の国政。さらには世界情勢などを話していると暗澹たる思いになります。
来年クリスマスには、もうちょっと夢や希望を語れることを期待したいな。



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