“Sushi Atsuya”, Abeno Ward, Osaka City
さてさて、ワタクシは3年前に定年退職を迎え、その後は仕事でお付き合いがあった職場から「うちで働いてもらえないか」と
ありがたい言葉をかけていただき、いい役職にも就かせてもらって3年間働いてきました。
しかし、昨日をもって退職することにしたんです
。

大学を卒業してから38年間、そして定年退職後の3年間、大した実績も残すことは出来ませんでしたが精一杯働いてきました。
先日、41年間の労をねぎらって「美味しいものを食べに行こう」と家人から嬉しい言葉がありました。
向かったのは大阪市の阿倍野にある「寿司あつや」というお店です。
退職することを決意したのは昨年の10月でした。ワタクシは身体も元気ですし、働くことになんの苦痛もありません。
しかし、ワタクシの中で昨年の5月頃から「このまま仕事を続けるべきなのか」という葛藤がありました
。

お店の中の様子です。カウンターに座って「回転しないお寿司」をいただくのは何年ぶりでしょうか。
驚いたのはこのお店も、お客さんの8割くらいが外国人でした。
仕事を辞めようと思った理由の一つは職場の在り方でした。ワタクシの職場は典型的な一族経営なんですよ。
そして、一族経営の悪い形が見事に残っている職場でした
。

どーですか。まずは「生ビール」で家人と乾杯です。
経営陣は保守的です。新たな方策になかなか取り組もうとしません。3年間、ワタクシは様々な提案、提言をしたつもりなのですが、
「前向きに検討する」「貴重な意見ですね」とは言われるものの、具現化することはあまりありませんでした
。

どーですか。まずは「菜の花の昆布じめ、ホタルイカ」です。ホタルイカにはカラスミが乗っておりました。
そんな経営陣の下、長く職場にいる連中は「従来通り」「例年通り」という考え方が多数派です。
ワタクシのように「新しいことをしよう」「変えていこう」と思うのは少数派なんですよ
。

どーですか。「クエの昆布じめ」です。このクエ、あまりの美味さに家人とともに「むっちゃ美味いな」と感嘆の声をあげました。
この職場で働くことに意味があるのか、このまま苛立ちやストレスを感じながら働くことに意味があるのか、
そんなことを思う日々が続いていたんです。これが仕事を辞めようと思った一つの理由です
。

どーですか。続いて「ヨコワと熊本産の海苔」です。ヨコワはマグロの幼魚ですね。
そして、仕事を辞めようと思った一番の理由は「これからの生き方」です。ワタクシは身体は元気です。まだまだ働くことは出来ます。
「元気だからバリバリ働く」というのは、当たり前の考えだとは思います
。

どーですか。「ホタテの粕味噌漬け」です。一品一品、凝った料理が提供されますわ。
しかし、働いて働いて、働き終えた時には心身ともに疲れ切ってしまったり、あるいは身体に支障が出てしまって、
やりたいことが出来なくなってしまうことはワタクシはどうしても嫌だったんです
。

どーですか。ここからは握り寿司が出て来るのですが、まずは「甘鯛」です。ねっとりとした味わいでした。
今までは仕事があるために、やりたいことを我慢することも多々ありました。残された人生はさほど長くありません。
もう仕事から解放されてもいいじゃないか。自分がやりたいことをやってみたい…これが退職の最大の理由です
。

どーですか。次のお寿司は「金目鯛」です。関西ではあまり金目鯛を食べることは無いんですよ。これも美味かったなぁ。
とはいえ、生きていくためには全く働かないというのも現実的には苦しいのも事実です。
ワタクシは退職することを職場に申し出た後、非常勤のような形でできる仕事を探していました。
とはいえ、六十路の爺さんにいい条件の仕事なんてなかなかあるわけではありません
。

どーですか。「アオサのお吸い物」が出てきました。お出汁が実に優しいお味でした。
そんな中、職種は違うのですが今までやってきた仕事の経験が活かせる職場で求人を見つけました。
面接を受けるとトントン拍子に話が進み、週3日の非常勤職員で雇用してもらえることになったんです
。

どーですか。次のお寿司は「コハダ」です。コハダも関西ではあまり食べることのない魚なんですが、
ここのお店は「江戸前」のお寿司なのでコハダが出て来るんですよ。
4月からワタクシは週三日の非常勤職員として新たなスタートを切ることになりました。
初めての職種、新しい職場への若干の不安、そして多くの期待を抱いての新年度の始まりとなりました
。

どーですか。伊豆下田で水揚げされた「マグロ」です。このマグロの美味さには感動。人生で一番美味いマグロでした。
週三日の勤務ということは、週四日の休みがあるということです。ワタクシは原則として木、金、土の勤務なんです。
ですので日〜水が休みなんです。この四日間を有効に使わなければもったいないじゃありませんか
。

どーですか。「あん肝」です。上に載っているのは奈良漬です。アンコウも関西では滅多に食べない食材なんですよ。
ワタクシ、中学校の時から洋楽ばかり聞いていた影響もあって英語の勉強が好きでした。
とはいえ、学生時代以降は英語なんて勉強することがありませんでしたので、語学力は相当に低下しています。
まずやってみようと思っていることは英語の勉強。そして、今年は英検かTOEICの試験を受けようと思っています
。

どーですか。これは「ホッキ貝」なんですが、その柔らかさにビックリ。これも美味しくいただきました。
英検やTOEICに合格することが目標ではありません。英語の語学力にある程度の自信を持つことが出来れば、
大阪市の観光ボランティアに応募したいと思っているんです。大阪に来る外国人観光客のボランティアガイドをやってみたいんです。
幸い地理や歴史は得意です。ワタクシの経験や知識を英語で外国の方に伝えることが出来ればいいな。
そして、外国の方と接することでワタクシの見聞が広まればいいな。これが次の人生の大きな目標です
。

どーですか。次は「ノドグロ」です。高級食材が次々に出てきますわ。
そして、平日に休みが取れるということは旅行やキャンプ、登山に行きやすくなるじゃないですか。これが嬉しい
。

どーですか。「風呂吹きカブラの田楽」です。ちょっと箸休めですね。
お宿やキャンプ場は平日だと価格が安く、予約も取りやすいです。これからは土日や連休に外出はしません。
人がいっぱいで宿泊料金が高い時期を外して、人の少ない時に遠出ができるのです。ああ、なんと嬉しいことでしょう
。

どーですか。ワタクシが大好きな「ブリ」です。これはもう美味しいに決まってますよね。
長い間、「管理職」の肩書きを背負ってきました。その肩書きを外した瞬間、なんとも言えない解放感がありました。
これからは仕事においては、自分のやったことには責任を負いますが、部下のミスなどに責任を負う必要はありません
。

どーですが。「ウニ」も絶品でした。ワタクシ達の隣にはアメリカのテキサスから一人旅で来ている若者がいたのですが、
彼には初めてのウニだったようですが「美味い、美味い」と喜んでいましたわ。
この3年間、管理職だということもあって職場には早い時間に着くようにしていたんです。
毎朝、5時半に起床。6時半に家を出て、7時半に職場に着くという生活をしてきました
。

どーですか。「桜仕立ての茶碗蒸し」です。まるでプリンのような滑らかさにビックリ。
家人はワタクシの弁当や朝食を作るために毎朝5時に起きていました。本当に大変だったと思います。
今度の仕事は朝10時から夕方6時までの仕事なんですよ。しかも職場は自宅からほど近い場所なんです
。

どーですか。「うなぎの白焼き」です。ウナギが口の中でとろけていきます。あまりの美味さに家人も感動です。
通勤は自転車で15分くらいなので、ワタクシも家人も早起きする必要はありません。
家人は「朝ゆっくり寝られるから嬉しいわ」と言ってますが、毎日苦労をかけたんだなぁって思います
。

どーですか。「トロとたくあん」の巻物です。海苔にもこだわっておられるようで、海苔も美味しいんですよ。
これからの人生、仕事中心の生活ではなく、自分の時間を有効に活用する人生に変わっていくことになりました。
と言っても、今までも休日は上手く工夫して自分の時間を活用していたとは思います
。

どーですか。コースの最後は「たまご」です。まるで上質のカステラを食べているかのような味わいでした。
ただ、収入は激減しますので、遠出をするのは限られたお小遣いの中で工夫していかねばなりません。
これからは「車中泊」なんてのもやっていきたいなと思っています。
車中泊に必要な寝袋、マット、ランタンなどは全てキャンプ用具で持っていますので新たに買い揃える必要が無いですしね
。

どーですか。コースとは別にもう一品と思い、家人は大好きな「車海老」をオーダーしました。
今日から人生が大きく変わります。大学を卒業してから定年退職まで働き続けた38年間、そして定年後に勤めた3年間。
41年間、当たり前のように働き続けてきましたが、これからはスローダウンした人生が始まります
。

どーですか。ワタクシはアナゴを食べたかったのですが、この日はいいアナゴが無いとのこと。
そこでウナギの白焼きがあまりにも美味かったので「うなぎの蒲焼き」を握っていただきました。
毎日家でゴロゴロしているような年寄りにはなりたくありません。
1万歩以上のウォーキング、ストレッチや筋トレは欠かさずに身体を鍛えておきます
。

どーですか。「赤だし」もいただきました。ワタクシも家人も大満足。本当に美味しいお寿司のコースでした。
英語の勉強だけじゃなく、たくさん本も読みたいですし、大学の公開講座などにも出かけていきたいです。
身体だけじゃなく、頭も鍛えておかないとボケてきますしね
。

どーですか。デザートは「抹茶、ほうじ茶と桜羊羹の最中」です。デザートまで凝ったものが出てきました。
まだまだやりたいことがいっぱいあります。ワタクシは今年で64歳になりますので、もう若くはありません。
でも、自分では心も身体もまだまだ衰えたという感覚が無いんですよ
。

最後の最後まで最高の料理をいただきました。「寿司あつや」…絶対にこのお店はリピートです。
「自分にはまだ伸び代がある」と信じて、これからの人生も歩んでいきます。今日はそのスタートです
。

さあ、新しい仕事に向かって頑張ろう。これからの人生にワタクシ自身が大いに期待しています
。
「寿司あつや」…大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-17 巴ビルディング B1F
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
初めて訪れたお店でしたが、どの料理も本当に美味しく、接客態度も申し分ありませんでした。
お店を出てくる時には大将が店の外まで見送りに出てきていただき、丁寧な挨拶をしてくれました。
頻繁にいくことは出来ませんが、何かの記念日には是非とも再訪したいと思いました。いい寿司屋です。
にほんブログ村

さてさて、ワタクシは3年前に定年退職を迎え、その後は仕事でお付き合いがあった職場から「うちで働いてもらえないか」と
ありがたい言葉をかけていただき、いい役職にも就かせてもらって3年間働いてきました。
しかし、昨日をもって退職することにしたんです



大学を卒業してから38年間、そして定年退職後の3年間、大した実績も残すことは出来ませんでしたが精一杯働いてきました。
先日、41年間の労をねぎらって「美味しいものを食べに行こう」と家人から嬉しい言葉がありました。
向かったのは大阪市の阿倍野にある「寿司あつや」というお店です。
退職することを決意したのは昨年の10月でした。ワタクシは身体も元気ですし、働くことになんの苦痛もありません。
しかし、ワタクシの中で昨年の5月頃から「このまま仕事を続けるべきなのか」という葛藤がありました



お店の中の様子です。カウンターに座って「回転しないお寿司」をいただくのは何年ぶりでしょうか。
驚いたのはこのお店も、お客さんの8割くらいが外国人でした。
仕事を辞めようと思った理由の一つは職場の在り方でした。ワタクシの職場は典型的な一族経営なんですよ。
そして、一族経営の悪い形が見事に残っている職場でした



どーですか。まずは「生ビール」で家人と乾杯です。
経営陣は保守的です。新たな方策になかなか取り組もうとしません。3年間、ワタクシは様々な提案、提言をしたつもりなのですが、
「前向きに検討する」「貴重な意見ですね」とは言われるものの、具現化することはあまりありませんでした



どーですか。まずは「菜の花の昆布じめ、ホタルイカ」です。ホタルイカにはカラスミが乗っておりました。
そんな経営陣の下、長く職場にいる連中は「従来通り」「例年通り」という考え方が多数派です。
ワタクシのように「新しいことをしよう」「変えていこう」と思うのは少数派なんですよ



どーですか。「クエの昆布じめ」です。このクエ、あまりの美味さに家人とともに「むっちゃ美味いな」と感嘆の声をあげました。
この職場で働くことに意味があるのか、このまま苛立ちやストレスを感じながら働くことに意味があるのか、
そんなことを思う日々が続いていたんです。これが仕事を辞めようと思った一つの理由です



どーですか。続いて「ヨコワと熊本産の海苔」です。ヨコワはマグロの幼魚ですね。
そして、仕事を辞めようと思った一番の理由は「これからの生き方」です。ワタクシは身体は元気です。まだまだ働くことは出来ます。
「元気だからバリバリ働く」というのは、当たり前の考えだとは思います



どーですか。「ホタテの粕味噌漬け」です。一品一品、凝った料理が提供されますわ。
しかし、働いて働いて、働き終えた時には心身ともに疲れ切ってしまったり、あるいは身体に支障が出てしまって、
やりたいことが出来なくなってしまうことはワタクシはどうしても嫌だったんです



どーですか。ここからは握り寿司が出て来るのですが、まずは「甘鯛」です。ねっとりとした味わいでした。
今までは仕事があるために、やりたいことを我慢することも多々ありました。残された人生はさほど長くありません。
もう仕事から解放されてもいいじゃないか。自分がやりたいことをやってみたい…これが退職の最大の理由です



どーですか。次のお寿司は「金目鯛」です。関西ではあまり金目鯛を食べることは無いんですよ。これも美味かったなぁ。
とはいえ、生きていくためには全く働かないというのも現実的には苦しいのも事実です。
ワタクシは退職することを職場に申し出た後、非常勤のような形でできる仕事を探していました。
とはいえ、六十路の爺さんにいい条件の仕事なんてなかなかあるわけではありません



どーですか。「アオサのお吸い物」が出てきました。お出汁が実に優しいお味でした。
そんな中、職種は違うのですが今までやってきた仕事の経験が活かせる職場で求人を見つけました。
面接を受けるとトントン拍子に話が進み、週3日の非常勤職員で雇用してもらえることになったんです



どーですか。次のお寿司は「コハダ」です。コハダも関西ではあまり食べることのない魚なんですが、
ここのお店は「江戸前」のお寿司なのでコハダが出て来るんですよ。
4月からワタクシは週三日の非常勤職員として新たなスタートを切ることになりました。
初めての職種、新しい職場への若干の不安、そして多くの期待を抱いての新年度の始まりとなりました



どーですか。伊豆下田で水揚げされた「マグロ」です。このマグロの美味さには感動。人生で一番美味いマグロでした。
週三日の勤務ということは、週四日の休みがあるということです。ワタクシは原則として木、金、土の勤務なんです。
ですので日〜水が休みなんです。この四日間を有効に使わなければもったいないじゃありませんか



どーですか。「あん肝」です。上に載っているのは奈良漬です。アンコウも関西では滅多に食べない食材なんですよ。
ワタクシ、中学校の時から洋楽ばかり聞いていた影響もあって英語の勉強が好きでした。
とはいえ、学生時代以降は英語なんて勉強することがありませんでしたので、語学力は相当に低下しています。
まずやってみようと思っていることは英語の勉強。そして、今年は英検かTOEICの試験を受けようと思っています



どーですか。これは「ホッキ貝」なんですが、その柔らかさにビックリ。これも美味しくいただきました。
英検やTOEICに合格することが目標ではありません。英語の語学力にある程度の自信を持つことが出来れば、
大阪市の観光ボランティアに応募したいと思っているんです。大阪に来る外国人観光客のボランティアガイドをやってみたいんです。
幸い地理や歴史は得意です。ワタクシの経験や知識を英語で外国の方に伝えることが出来ればいいな。
そして、外国の方と接することでワタクシの見聞が広まればいいな。これが次の人生の大きな目標です



どーですか。次は「ノドグロ」です。高級食材が次々に出てきますわ。
そして、平日に休みが取れるということは旅行やキャンプ、登山に行きやすくなるじゃないですか。これが嬉しい



どーですか。「風呂吹きカブラの田楽」です。ちょっと箸休めですね。
お宿やキャンプ場は平日だと価格が安く、予約も取りやすいです。これからは土日や連休に外出はしません。
人がいっぱいで宿泊料金が高い時期を外して、人の少ない時に遠出ができるのです。ああ、なんと嬉しいことでしょう



どーですか。ワタクシが大好きな「ブリ」です。これはもう美味しいに決まってますよね。
長い間、「管理職」の肩書きを背負ってきました。その肩書きを外した瞬間、なんとも言えない解放感がありました。
これからは仕事においては、自分のやったことには責任を負いますが、部下のミスなどに責任を負う必要はありません



どーですが。「ウニ」も絶品でした。ワタクシ達の隣にはアメリカのテキサスから一人旅で来ている若者がいたのですが、
彼には初めてのウニだったようですが「美味い、美味い」と喜んでいましたわ。
この3年間、管理職だということもあって職場には早い時間に着くようにしていたんです。
毎朝、5時半に起床。6時半に家を出て、7時半に職場に着くという生活をしてきました



どーですか。「桜仕立ての茶碗蒸し」です。まるでプリンのような滑らかさにビックリ。
家人はワタクシの弁当や朝食を作るために毎朝5時に起きていました。本当に大変だったと思います。
今度の仕事は朝10時から夕方6時までの仕事なんですよ。しかも職場は自宅からほど近い場所なんです



どーですか。「うなぎの白焼き」です。ウナギが口の中でとろけていきます。あまりの美味さに家人も感動です。
通勤は自転車で15分くらいなので、ワタクシも家人も早起きする必要はありません。
家人は「朝ゆっくり寝られるから嬉しいわ」と言ってますが、毎日苦労をかけたんだなぁって思います



どーですか。「トロとたくあん」の巻物です。海苔にもこだわっておられるようで、海苔も美味しいんですよ。
これからの人生、仕事中心の生活ではなく、自分の時間を有効に活用する人生に変わっていくことになりました。
と言っても、今までも休日は上手く工夫して自分の時間を活用していたとは思います



どーですか。コースの最後は「たまご」です。まるで上質のカステラを食べているかのような味わいでした。
ただ、収入は激減しますので、遠出をするのは限られたお小遣いの中で工夫していかねばなりません。
これからは「車中泊」なんてのもやっていきたいなと思っています。
車中泊に必要な寝袋、マット、ランタンなどは全てキャンプ用具で持っていますので新たに買い揃える必要が無いですしね



どーですか。コースとは別にもう一品と思い、家人は大好きな「車海老」をオーダーしました。
今日から人生が大きく変わります。大学を卒業してから定年退職まで働き続けた38年間、そして定年後に勤めた3年間。
41年間、当たり前のように働き続けてきましたが、これからはスローダウンした人生が始まります



どーですか。ワタクシはアナゴを食べたかったのですが、この日はいいアナゴが無いとのこと。
そこでウナギの白焼きがあまりにも美味かったので「うなぎの蒲焼き」を握っていただきました。
毎日家でゴロゴロしているような年寄りにはなりたくありません。
1万歩以上のウォーキング、ストレッチや筋トレは欠かさずに身体を鍛えておきます



どーですか。「赤だし」もいただきました。ワタクシも家人も大満足。本当に美味しいお寿司のコースでした。
英語の勉強だけじゃなく、たくさん本も読みたいですし、大学の公開講座などにも出かけていきたいです。
身体だけじゃなく、頭も鍛えておかないとボケてきますしね



どーですか。デザートは「抹茶、ほうじ茶と桜羊羹の最中」です。デザートまで凝ったものが出てきました。
まだまだやりたいことがいっぱいあります。ワタクシは今年で64歳になりますので、もう若くはありません。
でも、自分では心も身体もまだまだ衰えたという感覚が無いんですよ



最後の最後まで最高の料理をいただきました。「寿司あつや」…絶対にこのお店はリピートです。
「自分にはまだ伸び代がある」と信じて、これからの人生も歩んでいきます。今日はそのスタートです



さあ、新しい仕事に向かって頑張ろう。これからの人生にワタクシ自身が大いに期待しています


「寿司あつや」…大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-17 巴ビルディング B1F
使用したカメラ:FUJIFILM X-T30
初めて訪れたお店でしたが、どの料理も本当に美味しく、接客態度も申し分ありませんでした。
お店を出てくる時には大将が店の外まで見送りに出てきていただき、丁寧な挨拶をしてくれました。
頻繁にいくことは出来ませんが、何かの記念日には是非とも再訪したいと思いました。いい寿司屋です。