よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

あじさい祭り-大阪府泉南市:長慶寺

2024年07月07日 | 大阪(大阪市以外)
Choukeiji Temple, Sennan City, Osaka Pref.

さてさて、6月9日(土)のことですが、家人が「紫陽花の花を見たいなぁ」と言うので、
「どこか近場に紫陽花の花を見に行こうか」ということになりました。
ワタクシ、昨年のことなのですが大阪府の南部にある泉南市にある長慶寺に紫陽花を見に行き、
なかなか見応えがあったので今回は家人と一緒に長慶寺に向かうことにしました


朝9時に長慶寺に着きました。駐車場から見上げると立派な多宝塔と、見事な松の木が見えました。
長慶寺は真言宗泉涌寺派のお寺で、天正年間、信長・秀吉の根来攻めの際焼失した海会宮寺で唯一焼け残った観音堂を、
慶長年間に豊臣秀頼の命により移築、当時の年号を逆にとり「長慶寺」としたのが始まりと伝えられています


現地に着いてみると、この日は「あじさい祭り」の日になっていて、お寺では様々なイベントが予定されていました。
普段は静かなお寺でしょうが、この日は結構な賑わいになりそうです


アナベルの向こうに、立派な塔が見えますね。この塔がなかなか見応えがあるんです


この塔は孔雀塔という三重塔です。現在の住職さんが建立したもので、建てられてからまだ20年ほどの新しい塔です。
見た目は六重塔のように見えますが、これは決して六重塔ではありません。
奈良の薬師寺三重塔と同じで、主屋根の下は裳階(もこし)ですね


こちらには鮮やかな赤紫色の紫陽花がありました。そして、向こうにまた立派な塔が見えます


これは三宝塔という三重塔です。これもまだ建立されて20年弱という新しい塔です。
とは言っても、なかなか美しい姿の塔ですし、どことなく風格を感じます。
明治時代以降、衰退していた長慶寺を現在の住職の尽力で本堂、多宝塔、二つの三重塔などが次々と建立されていき。
立派なお寺に生まれ変わったというのですからすごい住職さんですわ


今回、紫陽花を楽しみに長慶寺に来たのですが、例年だと梅雨入りしているはずのこの日も梅雨入りはしていませんでした。
たまたまこの日の朝はちょっと雨が降ったのですが、それまでは随分と長い間、晴天が続いていたんです。
そのせいか、紫陽花の花に元気が無いというか、色づきがイマイチ良くないように感じたんです


もうちょっといい色の紫陽花はないのかな。そんな思いで、境内をさらに歩いていきました

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


先日、天気予報を見ていると「今年の近畿各地の6月の降水量は例年に比べて多いと思いますか、少ないと思いますか」と言ってました。
「そら少ないに決まってるやろ」と思ったのですが、正解は大阪、京都、神戸など近畿各地はどこも例年より降水量が多いんです。
雨が降る日は少なかったのですが、降る時は一度に大量の雨が降るということなんですね。
梅雨のあり方が昔に比べて変わってきましたね。日本はもう温帯ではなく、亜熱帯じゃないかという気がしますわ。



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