よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

彷徨-奈良県奈良市:ならまち

2024年07月18日 | 奈良(奈良市内)
Naramachi, Nara City, Nara Pref.

さてさて、元興寺の参拝を終えたワタクシは、「ならまち」の散策を続けました


蚊帳を売るお店がありました。奈良は福井、滋賀と並んで古くから蚊帳の生産が盛んだったんです。
特に高度経済成長期の頃は、ナイロン蚊帳が普及し奈良の全国シェアがNo1になり、会社は27社もあったそうです。
蚊帳は薬や電気を使用しない虫除けとしてアウトドアなどにも近年見直されているそうなんですよ


下水のマンホール蓋というのも、なかなか面白いんですよ。その自治体の観光資源、風景、歴史などを表すものが多々あります。
奈良はやっぱり「鹿」なんですね。大仏くらいはあってもいいのにな


明け方までの雨のおかげで、しっとりと濡れた額紫陽花を見ることが出来ました。
ワタクシは今年、あまりいい色合いの紫陽花に出会うことが出来ませんでした。来年はいい紫陽花に出会いたいです


こちらは安政元年(1854)から続く老舗の砂糖商のお店です。米飴、こんぺいとう、和三盆、はちみつなどが人気だそうです


こういう古民家が並ぶ一角に内部を見学できる古民家があるので、そちらに向かうことにしました


「ならまち格子の家」の家というこの建物は、江戸時代末から明治時代にかけて
「ならまち」に点在した町家をモデルに建てられた施設です。
ウナギの寝床とも表現される、間口が狭く奥行きの長いところが特徴です


いつも思うのですが、古民家に入るとエアコンなどが無くても涼しさを感じるんです。
日本の家屋って高温多湿な日本の夏を、快適に過ごすことができるように工夫されているんですよね。
その代わり、冬は囲炉裏端から離れようものなら随分と寒かったのは間違いないでしょう


ならまち散策、いや、この日の場合は、ならまち彷徨という言葉が相応しいかもしれません。
もう少し彷徨を続けて行きますね

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


都会生まれの私は、蚊帳というものを親戚の家に行くまで知りませんでした。
小学校3年生くらいだったでしょうか。初めて親戚の家で蚊帳の中で寝ることになりました。
でも、私と一歳違いの従兄弟は蚊帳に興奮してしまい、なかなか眠ることが出来なかったんですよ。懐かしい思い出です。



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