Takato Castle Ruins, Ina City, Nagano Pref.
さてさて、念願だった「高遠城址公園」のタカトオコヒガンザクラを愛でることが出来て、
ワタクシは素晴らしい時間を過ごしていました
。

西に聳える中央アルプス(木曽山脈)。この山々の存在が、高遠の桜を一層素晴らしいものにしてくれています
。

ここ高遠は伊那谷の一番北に位置しています。伊那谷とは、長野県南部、天竜川に沿って南北に伸びる盆地のことです。
伊那盆地や伊那平とも呼ばれます
。

長野県には県民の誰もが歌うことが出来る『信濃の国』という県歌があるのですが、
その中に「松本伊那佐久善光寺 四つの平は肥沃の地」と言う歌詞があります。
これは「松本平 伊那平 佐久平 善光寺平の四つの肥沃な平地」という意味になります
。

山が多く平地の少ない信州ですが、伊那平は肥沃な平地が開けており、古くから米作りが盛んでした。
野菜や果物の生産も多く、同じ信州南部であっても平地が少なく急峻な谷間が続く木曽谷とは雰囲気がかなり違います
。

伊那谷には独自の食文化があります。「イナゴの佃煮」「蜂の子」「ざざ虫」などの昆虫食は伊那谷ならではです。
ちなみに「ざざ虫」というのは清流に住むカワゲラ、トビケラなど水生昆虫の幼虫のことで、で佃煮や揚げ物などにして食されます。
海のない長野県では、貴重なタンパク質の供給源として古くから「昆虫食」が暮らしの中に根付いていました。
中でも伊那谷は、今でも昆虫食文化が色濃く残る地域として知られているんです
。

信州には上高地、志賀高原、白馬、蓼科、安曇野、軽井沢などの名だたる観光地が数多くあります。
その信州において、伊那谷というのは地味なエリアかと思います
。

しかし、ここ数年、ワタクシは伊那谷の素朴な魅力、観光地化されすぎていない雰囲気に心を惹かれています。
とりわけワタクシには東に南アルプス、西に中央アルプスが聳える山岳風景がこの上なく素晴らしく思えるのです
。

そんな伊那谷には、ここ高遠城址公園をはじめ、素晴らしい桜の数々があることも今回の旅でわかりました。
ワタクシ、今まで以上に伊那谷を好きになったのでした
。
使用したカメラ:2、3、8枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T30
最近は山を見るたびに、「あとどれだけ山に登ることが出来るんだろう」ということを思います。
体力、脚力の衰えはトレーニングなどである程度カバーできるのですが、困ったのが「恐怖心」なんです。
若い時は平気にスイスイ行くことが出来た岩場、鎖場などで怖さを感じるようになったんですよ。
「怖さ」を少しでも克服するために、普段から出来るだけ山に登る機会を増やしておきたいです。
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ワタクシは素晴らしい時間を過ごしていました



西に聳える中央アルプス(木曽山脈)。この山々の存在が、高遠の桜を一層素晴らしいものにしてくれています



ここ高遠は伊那谷の一番北に位置しています。伊那谷とは、長野県南部、天竜川に沿って南北に伸びる盆地のことです。
伊那盆地や伊那平とも呼ばれます



長野県には県民の誰もが歌うことが出来る『信濃の国』という県歌があるのですが、
その中に「松本伊那佐久善光寺 四つの平は肥沃の地」と言う歌詞があります。
これは「松本平 伊那平 佐久平 善光寺平の四つの肥沃な平地」という意味になります



山が多く平地の少ない信州ですが、伊那平は肥沃な平地が開けており、古くから米作りが盛んでした。
野菜や果物の生産も多く、同じ信州南部であっても平地が少なく急峻な谷間が続く木曽谷とは雰囲気がかなり違います



伊那谷には独自の食文化があります。「イナゴの佃煮」「蜂の子」「ざざ虫」などの昆虫食は伊那谷ならではです。
ちなみに「ざざ虫」というのは清流に住むカワゲラ、トビケラなど水生昆虫の幼虫のことで、で佃煮や揚げ物などにして食されます。
海のない長野県では、貴重なタンパク質の供給源として古くから「昆虫食」が暮らしの中に根付いていました。
中でも伊那谷は、今でも昆虫食文化が色濃く残る地域として知られているんです



信州には上高地、志賀高原、白馬、蓼科、安曇野、軽井沢などの名だたる観光地が数多くあります。
その信州において、伊那谷というのは地味なエリアかと思います



しかし、ここ数年、ワタクシは伊那谷の素朴な魅力、観光地化されすぎていない雰囲気に心を惹かれています。
とりわけワタクシには東に南アルプス、西に中央アルプスが聳える山岳風景がこの上なく素晴らしく思えるのです



そんな伊那谷には、ここ高遠城址公園をはじめ、素晴らしい桜の数々があることも今回の旅でわかりました。
ワタクシ、今まで以上に伊那谷を好きになったのでした


使用したカメラ:2、3、8枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T30
最近は山を見るたびに、「あとどれだけ山に登ることが出来るんだろう」ということを思います。
体力、脚力の衰えはトレーニングなどである程度カバーできるのですが、困ったのが「恐怖心」なんです。
若い時は平気にスイスイ行くことが出来た岩場、鎖場などで怖さを感じるようになったんですよ。
「怖さ」を少しでも克服するために、普段から出来るだけ山に登る機会を増やしておきたいです。
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