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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

旅の締めくくりは「町中華」-岡山県倉敷市:玉島・「廣珍」

2025年02月09日 | 岡山
Chinese Restaurant“Kouchin”, Tamashima, Kurashiki City, Okayama Pref.

さてさて、倉敷市玉島地区の散策はワタクシにとっては実に楽しいものでありました


時刻は11時前になりました。この後は大阪に帰らなければなりません。その前に玉島で昼食を食べて帰ることにしました


これまたレトロな「清心町商店街」という商店街があるのですが、こちらで昼食を食べることにしたんです


この商店街もかつては大いに賑わったのでしょう。今は「寂れた感」がもちろんありますが、まだ若干の賑わいが感じられました


訪れたのはこのお店です。「廣珍」という名前の中華料理屋さんですが、いわゆる典型的な町中華のお店ですね。
ワタクシ、11時の開店時間直後に入店したのですが、その後に次々とお客さんがやって来るんですよ。
どうやら地元ではかなりの人気の中華料理屋さんのようでした


ランチタイムに中華スープは飲み放題なんです。ワタクシ、スープが美味しいので2杯飲ませていただきました


どーですか。町中華といえば「餃子」を食べないわけにはいきません。
ワタクシ、メニューを見ることもなく餃子をオーダーしたのでありました


ラー油好きのワタクシは当然ながらラー油をたっぷりつけていただきます。この餃子、実に美味しい餃子でありました


どーですか。もう一品も町中華の定番「炒飯」です。この炒飯もなかなかの美味しさでした。ボリュームもたっぷりなんです。
こちらの炒飯はパラパラに仕上がった炒飯です。写真に海老が写っていますが、ご飯の中に海老がたくさん入っていました


ワタクシが美味しい餃子と炒飯を食べている間にも、次々とお客さんがやって来ました。
皆さん、お得なランチメニューを食べている人が多かったようです。
お店の壁に「1月31日で当地では営業を終了し移転します」と書かれた紙が貼ってありました。
ここのお店は相当な人気店ですので、この場所では駐車場のスペースも限られていますので手狭になってきたのでしょう。
同じ玉島地区にある国道沿いに移転されるようです。3月には新店舗が開店するようですね。
ワタクシは風情ある昭和レトロなお店で美味しい中華料理を食べることが出来て、大変満足でありました

中国料理「廣珍」…岡山県倉敷市玉島中央町3丁目12-13

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


今年最初の旅は倉敷への一人旅でした。旅に行く時は晴天が多い私なのですが、今回は天候はイマイチでした。
でも、そんな天候が気にならないくらいに楽しい二日間でした。
今年もいっぱい旅をしたいのですが、そのスタートはいい旅になりました。



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地名-岡山県倉敷市:玉島

2025年02月08日 | 岡山
Tamashima, Kurashiki City, Okayama Pref.

さてさて、雨が降り止まない中、ワタクシは玉島地区の散策を楽しんでいました。
冷たい雨がシトシトと降るのですが、歩くのをやめねばならないほどの雨ではありませんでした


「新町」と呼ばれるあたりに来ると、江戸時代に建てられた古民家が残っていました。なかなか風情がありますな


最近、玉島はワタクシのように昭和レトロな雰囲気に惹かれる人も増えてきたようで、町を散策する人が徐々に増えているそうです。
また、昭和を舞台にした映画やテレビドラマのロケに使われたりもするそうですよ


ただ、近くの国道2号線や国道429号線沿いには大型ショッピングセンターが何軒もありました。
今ではそちらで買い物をする人が大半でしょう。これは日本各地どこでも見られる光景ですね


この後、ワタクシは里見川という川を渡って、玉島の西側へと向かって行きました


新町から里見川を渡った地域は「仲買町」といい、町名の通り仲買人たちが集まった通りです。
ここには江戸時代はもちろん、明治・大正期の建築が時代を超えて軒を連ねていました。
また味噌・醤油・造り酒屋・畳屋など、伝統的な地場産業が今も営まれている姿を見ることが出来ました


仲買町という地名からも歴史を感じます。こういう地名が今も残っているのはいいなぁって思うんですよ。
その地名から町の歴史、町の成り立ちを感じることが出来ますものね


それに対して、○○台とか××丘なんていう地名の無味乾燥なこと。
「山形県米沢市アルカディア」「富山県高岡市オフィスパーク」「山口県下関市ゆめタウン」なんて町名があるのです。
そこに暮らしている人には申し訳ありませんが、こんな地名を見るとワタクシは悲しくなってくるんですよ


地名は歴史であり文化です。どうか安易な地名改変はやめていただきたいものだと、ワタクシはいつも思うのです

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


子どもの頃から地名を覚えるのが好きでした。覚えようと思って覚えるんじゃなく、地図を見ていたら自然と覚えていったんです。
それと、一度行った場所の地名って、ほぼ忘れることなく覚えていたような気がします。
でも、最近は平成の大合併などで新しく誕生した地名をなかなか覚えられなくなりました。歳なんでしょうねぇ。



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昭和の風情-岡山県倉敷市:玉島

2025年02月07日 | 岡山
Tamashima, Kurashiki City, Okayama Pref.

さてさて、倉敷市玉島地区を訪れたワタクシは、レトロな雰囲気漂う「通町商店街」を歩いていました


商店街の脇道にも風情のある家並みを見ることが出来ました。ワタクシはこういう町並みに心惹かれます


商店街の入り口にこんな場所がありました。昔懐かしいホーロー看板が数多く飾られています。
「元気ハツラツ オロナミンC」なんていうのは、ワタクシの世代には懐かしい看板です。
しかし、ワタクシとしてはこの場所に、由美かおると水原弘の蚊取り線香のホーロー看板があってほしかったですな


古色騒然とした商店街の入り口です。昭和の時代がそのまま残ったような雰囲気です。
最近は「昭和レトロ」なんていうのが若い人に人気だそうですが、昭和の時代を生きてきたワタクシには
自分が生きていた時代がレトロブームになるとは不思議な気がしますわ


この辺りはアーケードはありませんが「港町商店街」という商店街なんです。
このレトロでモダンな建物は「みなと湯」という銭湯です。現役の銭湯かと思ったのですが、今は廃業されているようでした


みなと湯のすぐ隣には、玉島の鎮守である羽黒神社の東参道口がありました。
歴史ある町には立派な神社や寺があるというのは定番ですな


その前には「大熊楽器店」という楽器屋さんがありましたが、この電話番号がすごいですね。
電話番号「一一三」というのはいつの時代の電話番号なんでしょうね


今度は「栄町商店街」という商店街です。ここには町並み保存地区のような歴史ある町家が残っていました


シャッター街と化した商店街ですが、「カンコー学生服」の看板と幟が目に留まりました。
カンコー学生服は日本で1、2位を争う学生服メーカーですが、岡山で生まれた会社なんですよ。
ちなみに「カンコー」とは「菅公」、つまり菅原道真のことなんです。
学生服の会社ですから、学問の神様である菅原道真に因んだ会社名にしたのでしょうね

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


「昭和」と一言で言いますが、60年を超える長さである昭和という時代には様々な側面があります。
私は昭和36年生まれ。私にとっての昭和とは、日本が高度経済成長期で右肩上がりに経済成長していた時代です。
今にして思えば、誰もが「夢」や「希望」を抱くことが出来た時代だったように思います。
そんな時代はもう二度と、日本に訪れることは無いような気がするのが悲しいです。



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寒雨-岡山県倉敷市:玉島

2025年02月06日 | 岡山
Tamashima, Kurashiki City, Okayama Pref.

さてさて、岡山旅行の二日目(1月6日)は天気予報通りに朝から雨でした。
倉敷のアイビースクエアに泊まったワタクシは朝6時に目を覚ましたのですが、窓の外はかなりの雨でした。
この日の行動をどうするか悩んだのですが、天気予報で雨雲の動きを見ると9時頃からは雨こそ降ってはいるものの、
さほど激しい雨ではなさそうです。これならば傘をさせば散策は可能だろうと考え、ワタクシは8時半にホテルを出発しました


ワタクシが訪れたのは倉敷市「玉島」という地域です。玉島は倉敷の中心部から高梁川を隔てて南西に広がる地区です。
玉島はかつては瀬戸内海に点在する小さな島々だったのですが、江戸時代になると備中松山藩により大々的な新田開発が行われました。
元禄時代には北前船と高瀬舟の水運により、玉島は港町として栄えたんです


写真に写っているのは溜川というのですが、新田開発によって生まれた溜川は、玉島爪崎地区から玉島港まで注ぐ川です。
この川の周囲が玉島の古い町並みが残っているエリアなので、ワタクシはこの界隈を散策することにしました。
寒雨…冬の冷たい雨が降っていますが、ワタクシは初めて訪れる町にワクワクしていましたので寒くはありませんでした


溜川に橋がかかっているのが見えると思いますが、この橋がなかなか興味深いんですよ


実はこの橋はドラム缶を利用した浮き橋なんです。ドラム缶を3本×35列の105本使ってこの橋ができてるみたいです。
玉島にある通町商店街に駐車場がないため、川を挟んだ空き地に駐車場を作り、その利便性のためにドラム缶橋がつくられたそうです。
1980年にこのドラム缶でできた浮橋が設置され、1986年に改修され現在も普通に生活道路として利用されています


このようにドラム缶橋といっても実際はちゃんと橋になっており、全然揺れずにかなり安定していて普通に渡れます。
ちょっと揺れるくらいの方が面白かったのですが、そうはいきませんでした


こちらが「通町商店街」でして、玉島で一番距離の長い商店街だそうです。端から端まで約230mの長さだということです。
創業100年を超える商店もあり、かつては映画館(現在は閉館)もありました。一昔前は大いに賑わったようですね


そんな賑わいは嘘であるかのように、現在は昭和から時間が止まったかのようなお店が何軒もありました


ではでは、昭和レトロな玉島の町を散策するとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


倉敷市玉島…倉敷では美観地区はもちろん、鷲羽山や瀬戸大橋などには行く人もいるでしょうが、玉島となるとちょっとマニアックかなぁ。
でも、私には観光地でなくても魅力を感じる場所ってあるんです。玉島はそういう場所なんです。
雨が降り続いていたので美しい青空を撮ることは出来ませんでしたが、レトロな玉島の町の魅力が伝われば嬉しいです。



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一人で過ごす夜-岡山県倉敷市:倉敷美観地区

2025年02月05日 | 岡山
Kurashiki Bikan Historical Quarter, Kurashiki City, Okayama Pref.

さてさて、夜の「倉敷美観地区」はワタクシにとって魅力十分な場所でありました


この日は一人旅でした。ワタクシは朝から夜まで一人で過ごす時間を満喫していました


一人旅の良さは誰にも気を使うことも無いですし、自分の思うがままに行動できることでしょうか。
特にワタクシの場合、旅先で興味や関心を持つ対象が一般の人とは違うことが多いので、一人旅の方が気が楽なんです


今回の旅でも倉敷美観地区は誰でも訪れてみたいと思う場所だとは思うのですが、
その前に訪れた下津井、翌日に訪れる予定の玉島なんて「それってどこなん?」と訊かれそうな場所だと思います。
でも、ワタクシにとっては興味深い場所なので、一人旅だと好きな場所に行くことが出来るのが嬉しいのです


夜の散策を終えて、ワタクシはこの日の宿である「倉敷アイビースクエア」に戻ってきました。
美観地区だけではなく、ホテルもいい感じにライトアップされていました


冬でなければこの中庭にお酒を持ってきて、夜空を眺めながら時間を過ごすのもいいでしょうね。
でも、この日は夜になってかなり冷え込んできましたので、中庭には当然ながら誰もいませんでした


とはいえ、こういう場所で六十路のおっさんが一人でお酒を飲んでいても絵になりませんな。
まあ六十路のおっさんが酒を飲んで絵になる場所といったら、場末の居酒屋のカウンターくらいでしょうか


夜も更けてきました。そろそろ部屋に戻って一人の時間を楽しむとしましょうか。
もちろんホテルに戻る前に、一人の時間のための準備はしております


高価なビールもありますが、ワタクシが一番好きなビールは「キリン一番搾り」なんです。貧乏舌なんでしょうね。
この後はいつものようにニュース報道などを見ながら缶ビールを飲み、気がついたら寝ていたのでありました

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


いつもですとホテルではテレビでニュース番組などを見るのですが、この日は最後の写真にも写っていますがパソコンを持っていきました。
ですので、ずっとインターネットでニュースを見ながらビールを飲んでいたんです。
今のテレビの報道番組ってどの放送局でも切り口が同じようなものばかりで、毎度同じコメンテーターがありきたりの持論を言うばかり。
もうワイドショーなんて無くなればいいと思うのですが、相変わらず続いているのは需要があるからでしょうか。
今回のフジテレビの一件もそうですが、テレビという媒体が終末に近づいているのかもしれないですね。



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