マツヨイセンノウ。ナデシコ科マンテマ属。
町中の道端・空き地から山地の林縁などにも進出する帰化種。ベースは多年草だが、寒冷地では1~2年草になるという。
ナデシコ属の近縁にマンテマ属とセンノウ属の2属があり、蒴果の裂片が花柱と同数が2倍数かで分けているが、マツヨイセンノウはマンテマ属でありながら「センノウ」の名をもち、「ヒロハマンテマ」の別名をももつ。
マツヨイセンノウの葉。
葉は対生する。上部の葉は楕円形~広被針形で無柄。両面や縁に短毛が密生する。
マツヨイセンノウの蕾。
マツヨイセンノウは雌雄異株。雄花では萼筒に10脈があり、雌花には15~20脈あるとされる。
蕾状態から萼筒の脈が明瞭で、雌雄の見分けがこの段階から出来そう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます