ツリガネニンジン開花直前の花。キキョウ科ツリガネニンジン属。
ツリガネニンジンの花は、蕾状態のときから受粉活動を始める。
開花の前に、雄しべは花粉をだし雌しべの柱頭につける。このとき柱頭は開いておらず受粉しない。
ツリガネニンジン雄性期の花。
開花したばかりの花は、柱頭に花粉をつけ、他の花に花粉を渡す「雄花の働き」をする「雄性期の花」である。雄蕊自体は枯れしぼんでいる。
ツリガネニンジン雌性期の花。
柱頭についた花粉は昆虫によって運び去られ、その後に柱頭は開く(3~4裂)。他の花からの花粉を受取る、雌花の働きをする「雌性期の花」である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます