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ナンブソウの群落。メギ科ナンブソウ属。
東北地方から北海道に分布し、ナンブソウの名は青森県~岩手県の「南部地方」に由来する。
メギ科の草本のナンブソウ属、ルイヨウボタン属、サンカヨウ属など、共通点が少なくて何がメギ科のつながりなのか分かりにくい。
これら3属、1属に2~3種しかなく、その少ない種が北米東部と東アジアに隔離分布する。
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ナンブソウの葉。
ナンブソウは地下茎から花茎と根出葉を1個ずつ立ち上げる。
根出葉は3出複葉、頂小葉は倒卵形で先が浅く3裂する。側小葉は歪んだ扇形で先は波状になる。何れも小葉柄はない。
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ナンブソウの芽出し。
ナンブソウの花と葉、一見同じ茎についているようにみえるが、芽出しを見れば、根出葉と花茎とは別に立ち上げているのが分かる。
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