植物学者の牧野富太郎博士が、始末に悪い害草であるとして命名したという「ワルナスビ」、その辺の経緯を「植物一日一題」という著書で述べているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/53/0ff82de52efe04a3255e68278f82ded1.jpg)
ワルナスビの群落です。ナス科ナス属。
札幌・円山公園の梅園に入り込み、はびこった群落。先月に下刈りされたものが3週間ほどでここまで復活した。
北米原産の多年草で、日本で最初に確認されたのは、現在の成田空港近くの牧場であったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/e8/ab5a6b3edb82d1280d9971f13d56f247.jpg)
ワルナスビの花序です。
花の色は薄紫から白色、同じナス科のジャガイモに似る。房状の花序を作るのもジャガイモと一緒である。
牧野博士は「すこぶる下品」と評し、札幌の観察会仲間などは「何となく締りがなく、ふしだらな感じがする。」などというが、左程ではないと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/05/4a6e8d8fbcac5e6fe386e8eb176bcc2a.jpg)
ワルナスビ、花のアップです。
花冠は浅く5裂して皿状に開く。正面から見ると星型とか5角形に見える。
葯は黄色で太くバナナに似る。先端部に孔があき花粉を出すという。葯に囲まれた花柱、葯より長いタイプの花と、葯より短いタイプの花とがある。『二形花」である。
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ワルナスビの群落です。ナス科ナス属。
札幌・円山公園の梅園に入り込み、はびこった群落。先月に下刈りされたものが3週間ほどでここまで復活した。
北米原産の多年草で、日本で最初に確認されたのは、現在の成田空港近くの牧場であったという。
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ワルナスビの花序です。
花の色は薄紫から白色、同じナス科のジャガイモに似る。房状の花序を作るのもジャガイモと一緒である。
牧野博士は「すこぶる下品」と評し、札幌の観察会仲間などは「何となく締りがなく、ふしだらな感じがする。」などというが、左程ではないと思う。
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ワルナスビ、花のアップです。
花冠は浅く5裂して皿状に開く。正面から見ると星型とか5角形に見える。
葯は黄色で太くバナナに似る。先端部に孔があき花粉を出すという。葯に囲まれた花柱、葯より長いタイプの花と、葯より短いタイプの花とがある。『二形花」である。
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