サワヒヨドリ1。キク科ヒヨドリソウ属。
ヒヨドリソウ属は葉が輪生するグループと対生するグループとに分けられ、ヨツバヒヨドリは前者、サワヒヨドリは後者。
対生する葉の仲間は、葉柄のないグループと有柄のグループに分けられ、サワヒヨドリは前者。
水辺や湿地に生えるところから「沢ヒヨドリ」の名がつけられる。
サワヒヨドリ2。
頭花は茎や枝の先の散房花序にやや密につく。
葉は一見6枚が輪生しているように見えるが、対生する2枚の葉が3深裂したもの。
輪生する葉の根元ににはそれぞれに芽をもつが、3裂した小片の根元には芽がない。
サワヒヨドリ3。
花は形も色もヨツバヒヨドリによく似る。
「対生する葉はときに3深裂し、3行脈が目立つ」と紹介される。3裂した中央裂片は確かに3行脈が目立つが、両サイドの裂片では主脈だけが目立つ。
サワヒヨドリの茎には軟毛があってビロードの感触がある。
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