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ゲンノショウコ、両性期の花。フウロソウ科フウロソウ属。
やがて雌しべの柱頭が開き活性化する(受粉OK)。雄しべは花粉を残していて両性期と言われる。
自家受粉の可能性もあって、折角の雌雄異熟が「台なし」になるようにも見えるが、他家受粉に失敗して子孫を残せないリスクを回避する、と考えられる。「保険をかける」という言い方もされる。
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ゲンノショウコ、雌性期の花。
雄しべは枯れ落ち、雌しべは柱頭を5裂させて受粉OKの態勢に入る。雌花の働きをする「雌性期の花。となる。
5裂した柱頭、夜間や雨天時には閉じ、陽が照ると開く。昆虫の訪花がないときには柱頭を保護する。
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ゲンノショウコの赤花。
ゲンノショウコの花。北海道では白花が圧倒的に多い。日本全土では、東日本には白花が多く、西日本では赤花が多いとされる。北海道でも赤花は見られるが稀である。