井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道の花・タチギボウシ2

2018年11月26日 | 日記


タチギボウシの蕾。ユリ科ギボウシ属。
花茎の先端に苞と花とをまとめて蕾をつくる。
この形が欄干の柱の頭につける装飾(ぎぼうしゅ:擬宝珠)に似ていると言うのでこの仲間はギボウシと呼ばれる。



タチギボウシの花。
花の形など、オオバギボウシによく似る。タチギボウシの花は淡紫色で、花被の内側に濃紫色の脈がつく。



タチギボウシの果実、
果実は蒴果、熟すと裂開して扁平で楕円形の種子をこぼす。
種子には片側に翼がつき、風散布になる。
コメント
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