アキノウナギツカミの花。タデ科イヌタデ属。
花被の色、蕾の時には濃く、開花すると淡色になる。
花は一斉には開花せず、順次開花して、花後には花被を閉じて外見上蕾状態に戻り、区別出来にくくなる。花被の色には、濃いものと淡いものと変化がある。
アキノウナギツカミの果実。
果実は痩果で3稜形。
散布のための仕掛けは特別なく、親株から遠く離れることをあまり望まない。種子散布にための仕掛けをもたないもの、「非散布」という。
アキノウナギツカミの草紅葉。
紅葉は一般に樹木に見られるが、草本でも紅葉するものがあり「草紅葉(くさもみじ)」という。
草本でも多年草であれば、葉緑素を分解して窒素分などを回収しようとするのは理解できるが、アキノウナギツカミは1年草なので、草紅葉が生ずるのは不思議である。