ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『ラモーナとおかあさん』

2017-05-19 17:52:31 | 
『ラモーナとおかあさん』 ベバリィ・クリアリー作 松岡享子訳 学習研究社
 ラモーナは、7歳半。お父さんは、何か月か失業した後、スーパーに就職し、慣れない仕事に四苦八苦。お母さんも、働いて、お姉さんは思春期の真っ最中。ラモーナは、いろいろ家族を気遣っているのに、みんなはラモーナを大切に思ってくれない・・・。
 こういう本を読むと、主人公と同じ年齢でこの本を読んでいたら、どんな気持ちがしただろうと思う。子どもの時に感じていたことが、ここに書いてある。そうそうと思う。子どもの気持ちがこんなにも的確に書いてあるなんて!実年齢でこの本と出合えなかったのが、とても残念。しかし、今読んでも、もちろん素晴らしい。
 家族のケンカの場面など、我が家の場合を考えて、身につまされる。売り言葉に買い言葉で険悪になっていいく感じ、あるあるだ。両親のケンカで寝付けない夜を過ごしたラモーナが、次の朝に「大人はケンカをしてはいけない」と言い、「完全な大人はいない」という両親に対して、両親には「明るく、忍耐強く、子どものことを心からかわいがり・・・」と思うところ。小さい時は、そう思うよなあ。大人は、小さいからわからないと思うけれども、子どもは、いろいろと感じて考えているのだ。
 この本は、「ヘンリーくんシリーズ」の十一作目。「ヘンリーくんシリーズ」を読み直してみたくなった。

 今日は、関ジャニ∞の夏のツアーの抽選結果の発表日。ありがとう!! 子どもは、大阪二日目当選。私は、第二希望の当選で名古屋。なかなか当たらないので、大阪以外にどんどん遠征するようになっている。最近、足を痛めたリ、背中が痛かったりと体調がよくなくて少々凹んでいたが、夏を楽しみにがんばろうと思ってきた。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 毎日新聞に「上を下へのジレ... | トップ | 子どもがご飯を作ってくれる »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事