『すばらしい人体』

　Snow Manのドームツアー落選。私は、いったい　いつSnow Manに会えるのだろうか？Snow Manって本当に存在するのかな？映画館での滝沢歌舞伎ライブビューイングも視聴も外れたし。Snow Manとの縁がなさすぎる。

『すばらしい人体　あなたの体をめぐる知的冒険』　山本健人　ダイヤモンド社
　人体の構造は美しくてよくできている。本書は外科医けいゆうとして、ブログ累計1000万PV超、twitterフォロワー9万人の著者が、人体の知識、医学の偉人の物語、ウイルスの発見やワクチン開発のエピソード、現代医療の意外な常識などを紹介。人体の素晴らしさ、医学という学問の魅力を紹介するサイエンス書。
　わかりやすくて、おもしろかった。
　海賊が眼帯をする理由、ミケランジェロ作のダビデ像の陰茎が体の割に小さい理由、北里大学にコッホ北里神社があること、外科医の手術着が青や緑の理由、全身麻酔は一つの薬ではなく鎮静、鎮痛、無動の役割をする別の薬を使うこと、輸血は血液をそのまま輸血するわけではないこと、パルスオキシメ―ターの生みの親は日本人の青柳氏だということ等。知らないことがいっぱいあった。
　医学史もおもしろかった。
　そして、おならと大便を区別する肛門や体を動かしてもぶれない視野、重たい体をスムーズに動かす仕組みなど、改めて考えると本当にすばらしい人体に感謝しよう。