おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

10月の庭 その1    ~シュウメイギクとコスモス

2011-10-26 20:17:25 | 今日の庭

昨夜から急激に気温が下がり、暖かなわが街でも、最低気温が、12℃、最高気温も21℃でした。

朝晩は冷え冷えとしてきましたが、今朝は、本当にきれいな青空・・・天高くという感じで、庭仕事もはかどります。

このぐらい涼しくなると、蚊もあまり出てこないし・・・

 

最近、庭の草木花を、あまりアップしてませんでした。

写真は、欠かさず撮っていましたので、今日は秋の庭便りです。

今年は、台風被害にもかかわらず、シュウメイギクは、

頑張って咲いてくれました。

手前は、白いコスモスです。

   

  

この白いコスモスは、少しだけピンクがさす花があって可憐で気に入っています。

駐車場の奥に植えたので、いつも息子の車に、ギューギュー押されてますが、逞しく咲いています。

北側の玄関前の庭では、ペンタス、シュウメイギク、ライム色の葉っぱはコリウスです。

びっしり地面を這っているのは、グランドカバーに植えたイワダレソウ、今は小さなピンクの花は終わっています。

ペンタスとカラミンサは、花期が長く、夏から晩秋まで咲き続けて、

秋にビオラに植え替えるのに困るくらいです。

  

こちらのピンクのシュウメイギクも、今年は苗がたくさん増えて、すごい群生みたいになりました。

一緒に咲いている、赤いミズヒキの穂と、よく合っています。

このシュウメイギクは、花弁が一枚おきに濃い、淡いとなっていて、不思議です。

 


家族の写真

2011-10-20 20:47:55 | 心の風景

10月14日、朝日新聞朝刊(静岡県は東京版)の、

静岡県の地方欄に第56回県写真展の入賞作が、掲載されていました。

カラー写真の部、最優秀賞。

何気ないお茶の間の、祭りデビューのお孫さんを囲んだ風景。

日本中にあふれている家族の笑顔が、とてもいい一瞬を捉えて秀逸。

 

家族写真ばかりの写真展ではないと思うのですが、

今年は震災や、相次ぐ自然災害の影響も反映してか

家族の絆や、日常を切り取った作品が多いようでした。

私が気に入ったのは、モノクロ写真の部、最優秀賞。

「反省」というタイトルが、このモノクロ写真の中のいろんなストーリーを想像させて思わずニンマリ。

夫は、3人兄弟の真ん中っ子なので、いろいろ自分の幼い頃の記憶がよみがえるのか大笑いしてました。

私の写真は、風景や自然物が多いですが、人物写真は一瞬の動きや、表情が奥深くて、

すっかりノックアウトされてしまうものに出会うと、嬉しくて、誰かに伝えたくなりますね。


今までとちがう秋

2011-10-17 23:56:30 | 今日の庭

週末に関東や静岡市で、30度近い日が、あったかと思うと、

今日は、朝晩また冷え込んで、冬が少しずつ近づいているのを感じる秋の日でした。

暖かな飲み物が、欲しくなり、休憩のお楽しみ、チョコレートがおいしい季節。

この写真のマグカップは、静岡市に住む幼稚園来の幼馴染からの贈り物。

彼女、Rちゃんは、ピアノの先生なんですが、このカップは生徒さんたちの定期演奏会の記念品らしい。

なんと、静岡市在住のとても有名な染色家さんで、造形作家として、

文学作品の表紙の装丁でもお見かけする望月通陽(もちづきみちあき)さんのデザインです。

文字デザインも特徴的で、一度見たら忘れられない素朴でナイーブな作風で、私も大好な作家さんです

娘さん同士が知り合いで、ご近所さんなのもあり、Rちゃんの人懐っこさで、デザインをお願いしたようです。

彼女とは、5~6年前から、静岡に寄った時には声をかけて会うようになりましたが、

このカップを彼女の自宅で初めて見た時には、思わずおねだりしてしまいました。同じ絵のお皿もあります。 

カーディガンをはおり、暖かなひざ掛けも用意して、

ゆっくりと、冬が来るのを、待ち構えるいい季節・・・好きな季節です。

 

さて、庭の草木も、冬に備えて、この季節は・・・

ブロッコリーやビオラの苗を買ってきたり、

    

少し遅くなりましたが、秋まきの種をまいて、やっとビオラの芽が出てきました。

そして、いつも、バラや、庭の樹木の土を、春までにふかふかの良い土にするべく、

この時期から、腐葉土や、発酵牛糞などをホームセンターに買いに行って、徐々に庭に鋤きこんでいくのですが・・・

久しぶりに出かけたホームセンターで唖然としてしまいました

毎年定番のように買っている、腐葉土、発酵牛糞、気に入っているブレンドの土等など・・・すべてありません。

売り場全体の規模と商品の量が、例年の三分の一ぐらいしかありません。

何度かぐるぐる回って、代替品として買ったのが、

インドネシア産の腐葉土と、

サラブレッドの、お馬のたい肥、滋賀県産でした。

ちなみに去年買った残りの腐葉土と、発酵牛糞は、栃木県小山市産でした。

あまりのことに、店員さんに尋ねると、「放射線量の検査が済まないと出荷できないものばかりでね~。」とのこと。

私の庭の土は、ここ何年かかけて、耕してきたから、少しぐらい不便でも何とかなります。

でも、土の生産農家さんや、業者さんの生活はどうなるんでしょうか?

被災地の今年のコメの問題、酪農家さんの悲鳴、テレビや新聞で、たくさんの被害が報道されています。

東京都でも、放射線量の検査や報告が、大変です。

都内で、家族で家庭菜園を楽しんで、せっかく土いじりの楽しさに目覚めた子供たちの明日が、心配です。

公園や運動場で、思いっきり遊べない子供時代、深刻な問題ですよね。

何とか迅速に元の時間や場所を取り戻せるように、皆で知恵と力を結集したいものです。

私の住む静岡は、被災地からそんなに遠くない距離です。

県の東半分は、東電だし、東部のお茶や、しいたけも、出荷停止の品目が出ています。

もしあの日、風向きが違っていたら、被害はまた違う地区へも飛び火したことで、

日本全国、原発がある限り、他人ごとではない話です。

ホームセンターの土から始まって、いろんなことへ思いを馳せてしまいました。

 

   

朝顔の花も、秋風に揺られながら、たくさんの種を付けようと踏ん張っています。

「負けねえぞ!」、さっきニュースの中で、東北の酒屋さんのあんちゃんが、笑って話していました。

 

 

 


秋の桜

2011-10-13 20:41:55 | 今日の庭

毎年、この季節になると咲く桜。

緑地帯の坂を少し登ったところに咲いています。

自動車で出かけた帰り道、この桜の場所で、道路を右折して、我が家に帰ります。

小さな華奢な秋の桜、ヒガンザクラでいいのかな?

春の桜とは違った、少し物悲しいような風情の桜。

秋の爽やかな風に揺れて、春の桜より、ゆっくり長く楽しませてくれています。

しばらく立ち止まって、ゆっくりと見上げて、枝や花の向こうに見える秋の空と一緒に眺めています。

 

青空の日、曇り空の日、明日は雨になりそうです。

 

追記:2011.10.17.

後できちんと調べてみたら、この桜は「十月桜」というらしい。

春と秋に、年2回咲く品種でした。

彼岸桜は、春のお彼岸の時に、咲く桜でした。 

 


とほほ・・・な事件

2011-10-06 23:49:31 | 今日の庭

今日は、さわやかな秋晴れの日でした。

かなり気温は上がりましたが、風が強く、

風に乗って近所の高校のイベントの練習?の太鼓の音や、

生徒さんたちの元気なかけ声が、聞こえてきました。

台風の庭の片づけや、パソコンの不調で、なかなか気ぜわしい日々ですが、

夕方やっと秋まきの種をまきました。

ビオラ、スイートピー、ペインテッドセージ等など・・・ビオラはかなり遅めですが、

11月くらいまで暖かなわが街では、どうかな?たぶん、苗は別に買うと思いますが。

 

前回予告した、とほほ事件簿・・・・・

台風の庭の片づけ、夫も参加してくれたので、良い相棒を得て、ほぼ一日中の作業でした。

私は、最近はこの庭を始めた7年前ほどタフでなく、すぐあっちこっち痛くなるので

(花屋さんの仕事で重いもの運びすぎたのか、右中心に、膝、股関節、腰の順に痛くなるんです。)

2~3時間の庭仕事で、止めるくらいが定番になりつつありました。

けれど、あの日は、台風で倒れた植物も多くて、やることもてんこ盛りだし、

夫がいて、作業もサクサクはかどるしで、だんだんテンションが上がり、

かなり飛ばし気味になってきてました。

特に剪定作業は、猛暑と夏バテで、サボっていたら、枝が伸び放題で、剪定したいところだらけのため・・・

ついつい一気に済ませようと、欲張って進めていました。

オリーブ、バラ、ハクロニシキ、トキワマンサクと、背の高い主だった木を刈り込むと、低木のこの木へ。

黄色の斑入りの葉が美しい、グミ、ギルトエッジ?です。

小さな苗で購入したこの木は、2本植えてあるのですが、

とにかく丈夫で、年に数回刈り込んで、コンパクトに形を整えるんです。

ザクザクと調子よく刈り込み始めたその時、

チクッ、ビリビリ?????電流みたいな痛みが左手人差し指に走りました。

「エッ??何??」今まで体験したことのない痛みでした。

もしやと思って、茂みの中を覗き込むと・・・

アシナガバチの小さな巣が~

ぞぞぞ~というのが素直な感じでした。

すぐその場を離れ、蜂が起こって飛び出さないよう避難。

そして、軍手を外して、針を探しましたが、軍手に刺さったのか見当たりません。

夫が、冷静にこういう処置に詳しかったので、万事休す。

針がある場合は針を抜いて、強い水流で患部を洗い流し、みるみるパンパンに腫れてきましたが、

アトピーなどの治療薬の副腎皮質ステロイド軟膏をたっぷり塗って、

違う軍手にはめ変えて、作業は続行しました。

ショックでした。

実は蜂に刺されるのは生まれて初めてでした。

一人で庭仕事の時でなくて、良かったです。

きっと、もっとテンパって、病院行きでしたね~。

父が、昨年緊急入院した時に、救急外来で出会った、

蜂に刺されるのが、3度目という男性の奥さんが、血相変えていた記憶が、蘇りました。

次が、ショック状態を起こす人もあるので気をつけねば。

スズメバチも最近話題ですが、アシナガバチでも、怖いですね。

茂みの下に蜂の巣が隠れていて見えなかったんですね。

必殺兵器?!

ハチジェットのお世話になり、駆除しました。

ケムシジェットとハチジェットは、遠方や高い木の上もジェット噴射で、凍結して駆除ができる優れモノです。

近所の庭仲間の奥さんに報告したら、

「台風が多く来る年は、蜂は木の低いとこに巣を作るって言うじゃない~

蜂は賢いね~。」というコメントでした。

そういえば、私もその情報、テレビで見た事ありました。

今回身をもって体験、納得してしまいました・・・というのが「とほほ事件」でした。

後で、蜂が死んでから、小さな巣を撤去。

せっかく一生懸命蜂が作った巣が気の毒ですが・・・

やはり庭も自然である限りは、戦いあり、身を守らねばね。

皆さんも気を付けてくださいね。

秋には、ケムシや、オコゼも強烈です。ぞぞぞ~。

蜂に刺された指は、ステロイド剤恐るべしで、2~3時間後には、腫れがひいておりました。

ただ、その後一週間ぐらいは、ぶり返すかゆみが続きました。

アトピーの時の、ステロイド軟膏の使いすぎは、よくありませんが、

庭仕事の毒虫の、毛ばりを洗い流した後の、腫れ止めにはよく効きますよ。

ムヒアルファでは、かゆみや腫れが治まらないときはお勧めです。

は~そんなわけで、色々事件もある庭仕事ですが、

すっきりして元気に生き生きしている庭木や植物を見てると、

すぐまたいやな事は忘れて、楽しくなっちゃうんですよね。ご安心を。