おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

ホームベーカリーで、焼きたてパン!

2011-05-27 23:27:57 | おいしいもの食べた

今日は、一日雨が降ったりやんだり、肌寒い日が続いていますね。

やけに雨が続くな~と、思っていたら、なんと今日は、関東甲信越と、東海地方が梅雨入りしてしまいました。

こんな季節こそ、朝ご飯はしっかり食べて、食中毒にも気をつけつつ、からりと元気に行きたいものです。

皆さんは、朝ご飯は、パン食派、それともご飯派ですか?

年齢的には、40代に突入した頃、やはりご飯に一汁三菜かな~なんて、和食にもしてみましたが、

コーヒーとパンがとても好きで諦めきれないのと、

朝は、結婚以来ずっと25年作っている夫のお弁当作りもあり忙しく、

子供たちが、成人した今、私たち夫婦は、

パン、コーヒー、フルーツ入りのヨーグルトというシンプルな朝ご飯に落ち着きました。

夫より大学にゆっくり出掛ける息子は、ご飯好きで、

ご飯、夫のお弁当のおかずの残り、ヨーグルト、コーヒーという和洋折衷な朝ご飯です。

そんなパン好きの私が、ずっと欲しかったもの・・・・・ホームベーカリー。

どんどん日本人独自の工夫で、進化して、さながらパンの炊飯器みたいな手軽さで、

10年くらい前に比べると、格段に性能が良くなり、価格も手ごろになりました。

昨年末帰省した娘が、なんとなんと、初ボーナスでプレゼントしてくれました。

「気分転換にいいでしょ!!」なんて、やさしいこと言いながら買ってくれました。


焼きあがった時、パンを取りだす用の長いミトンつきです。

パナソニックの、SD-BMS102という一斤用の機種です。

    

最初は、こんがりメープル食パンミックスという市販の材料でチャレンジしてみました。

    


材料を入れて、ドライイーストを投入、後は、4時間お任せで(早焼きは、2時間)美味しいパンが、焼きあがります!

あんぱんや、メロンパン、更にピザ生地や、もち、うどんも、こねてくれるらしいのですが・・・

とりあえずシンプルな食パンの、バリエーションで、今のところ試しています。


  

ある日は、コーン入り食パン

とある日は、コンビーフとあら引き黒コショウの食パン

そして最近新聞に載っていた、冷ご飯(炊いた後あまったご飯)を、入れて焼いたものが、

  

十六穀米の雑穀入りで、焼いてみると、ほんのり甘みが広がって、もちもちした食感でした。

焼き立てが、一番おいしいので、皆で、試食しながら、かじったらこんなお行儀の悪い写真になってしまいました。

ネットで、いろんな料理家さんや、パン職人の考案したレシピが、たくさん紹介されています。

小麦粉などの材料の値上がりで、市販のパンが値上がりしたし、

何より防腐剤や、添加物なしの安心なパンが焼けるので、パン好き家族には、お薦めです。

あまったパンは、傷み易いので、スライスして冷凍しています。

最近『バター、オイルなしでもこんなにおいしい、ホームベーカリーで作るふとらないパン』

茨城くみ子著  文化出版局という私にぴったりな本を、見つけたので、さらに食パン以外の新作にも挑戦してみますね

東京で、頑張っている娘よ、ありがとう。

帰省したら、一緒にいろいろ作りましょう

 





バラと仲良しの植物

2011-05-20 11:10:37 | 今日の庭

あっという間に5月が過ぎて行きます。

東日本大震災から、2か月以上が過ぎ、浜岡原発が止まったり、

今まで知らなかった事実が色々判明したり・・・

5月は私の誕生月で、緑の葉っぱがいっぱいの大好きな季節です。

今年は、なかなかいつもの年のようにとは、いかない不安な季節となりましたが、

庭の植物たちは、いつも通り・・・なんとか元気にやっていこうと思います

 

ことしのバラは、今こんなふうに咲いています。

東の角のお気に入りの、景色です。

オールドローズやつるバラと仲良しで、よく調和する植物があります。

秋の終わりに植えたジギタリスの2株が、こんなに大きくなり、美しい空間を作ってくれました。

何色かもよく分からない苗でしたが、淡い薄紫と、アイボリーが、サプライズプレゼントみたいに、

この場所にぴったりはまっています。

行き当たりばったりの庭作りですが、こういう偶然があるから、止められません。

ジギタリスは、全草に毒性がありますが、薬草にもなり、強心利尿薬として、

江戸時代にシーボルト先生がもたらしたそうです。

キツネノテブクロ、フォックス・グローブともいいます。

ジギタリスの後方の小ギクは、エリゲロン、和名はゲンペイコギクです。

咲き進むと、白から桃色になるので、源平合戦の、赤白の旗みたいだから・・だそうです。

グランドカバーに植えておくと、他の雑草に負けず、可憐な花で、お薦めです。

左手後方は、チェリー・セージ、これもバラと相性の良い、株元を隠して、アクセントになってくれる強いハーブです。

 

                      

                     この鉢は、秋に種まきしたワイルドフラワーミックスです。

                     最初は、色とりどりのヒメキンギョソウが咲いて、

                     今は、矢車草や、ヒナゲシが背丈を伸ばしています。

                     この花達も、バラの株元に地植えで植えたら、素敵でしょうね

 

  バラと言えば、クレマチス、ガーデナー憧れの組み合わせです。

細い細い枝が、秋冬は、針金のように繊細で、紛らわしいくらい目立たなくなるので、

目印のリボンをつけて、折ったり、バラの剪定時に、切ってしまわないようにすれば、

何とか咲いてくれますよ!

今年は、この大きな薄いピンクと、白バラと一緒に絡む白万重というクレマチスが、いい感じです

  

白バラの、アルバセミプレナと、スノーグースと、白万重の絡まる空間が、今一番落ち着く場所です。

 

  

つるバラのポールズヒマラヤンムスクと、ハニーサックルの仲良しつるコンビも、咲きだしました。

とてもおひさまの似合う組み合わせですよ

 

  

最後は、青空とつるばらと、ハクロニシキの白と淡いピンクの新芽の枝先の、コラボです。

めげたり、元気のない日は、この場所から、空を見上げては、自分を励まします。

深呼吸して、眼を閉じて、もう一度空や木々や、空を見上げる・・・

おまじないのような儀式?!・・・これで、大体大丈夫です。


 



バラが咲き始めました。

2011-05-05 23:36:22 | 今日の庭

昨日の朝、目覚めて、二階の窓から庭を眺めると、大好きなバラ、ペネロペが、咲き始めていました。

前日、とても暖かかったので、一気に蕾が動き出しました。

アプリコットから、アイボリーホワイトに咲き進むバラは、とても可憐です。

  

 

右隣りには、ヤマボウシの白い花が、ちらほら顔をのぞかせ始めました。

ヤマボウシって、おもしろい花で、上からしか花がよく見えないんですよね。

下から見上げても、横から眺めても、葉っぱの上にある白い花、なかなか見つけにくいんです。

 

5月のゴールデンウィークは、わが街浜松では、いつもなら浜松祭りで、すごく賑やかなんですが、

今年は、東日本大震災を受けて、自粛で、中止となりました。

子供たちの、ラッパ隊や、練りもなくて、浜松に引っ越して以来25年ぶりの静かな連休です。

子供会で、今年は中心になるべく頑張って来た6年生は、ほんとに残念だと思います。

もちろん大人の祭り命の人達も・・・。

夏休みや、秋祭りに、代わりの催しがあって、活躍できるといいんですが。

我が家は、根っからの地元っ子ではないので、例年祭りには、冷めてるんですが、

何だか町に活気がなくてさみしいもんだな~と、勝手なことを想っています。

 

  

洗濯物干し場の、西の軒下の、キモッコウバラも、大きくなりました。

そろそろ、散り始めていますが、まだまだきれいです。

とげのない優しいクリーム色は、このバラならではですね。

 

かなへびくんも、ひなたぼっこで、気持ち良さそうです。


  

玄関先の、ラ・レーヌ・ヴィクトリアも、今日一気に9輪ほど咲きだしました。

 

  今年の、ブラッシュ・ノアゼットは、花の形がロゼット咲きっぽいですね~

優雅な形です。

 

一輪だけ咲いた、スキャボロ・フェアーです。

 

ミニバラのテディ・ベアも、後もう少し。


この垣根は、近くのクリーニング屋さんの生垣の、ナニワイバラです。

遠目には、サザンカの生け垣のようにも見えます。

純白の大きな白花、クリーニング屋さんに、ぴったりですね!

濃緑色の照り葉は、常緑で、落葉しないので、生垣に、されるんですね。

浜松市立高校の、生垣が、このバラで、びっくりしました。

市立高校は、最近共学になりましたが、元は女子高。

乙女の学び舎に、ナニワイバラの垣根なんて、ぴったりし過ぎで、感心してしまいました。

さ~バラが咲きだすと、虫も雑草も動き出して、庭人としては、気ぜわしくも幸せな季節の始まりです。

今日も、草取りと、バラの一回目の消毒をしました。

 


  


球根草花は、強い  ~瓦礫に咲くスイセン

2011-05-02 19:15:29 | 今日の庭

3月の上旬くらいから、ぽつぽつと球根の草花が、動き出しました。

一番最初は、黄色の水仙。

玄関先の北の庭で、小さなラッパスイセンが、咲きだすと、庭の春がスタートです。

震災の被災地を訪問された美知子妃殿下に、贈られた水仙の花束は、

瓦礫で覆われた庭先で、たくましく咲いたそうです。

球根植物は、球根に栄養を蓄えて、春を待つので、ほんとうに強くたくましいです。

  

去年植えっぱなしにしたヒアシンスも咲きました。

とてもいい香り。


    


シラーの、小さくて可憐な花もいくつか咲きました。

あまりにも、ひそやかに咲くので、慌ただしくしていると、見逃してしまいそう。

シラーの深い青は、ロシア原産。

上の、淡いピンクの花とは、かなり趣が違いますね。

草丈10センチにも満たないスミレのような存在。

 

  

オリーブの根元に植えたムスカリも、毎年どんどん増えて行きます。

放りっぱなしで、植え替えとかしてないんですが、樹木やバラの追肥の時に、深く掘り返すので、

うまく増えてくれているんでしょうか?

おおざっぱな、ガーデニングには、お薦めです。

上の鉢植えの写真にある白や、淡いブルーのムスカリも地植えで、混ぜてみようと思ってます。

 


このムスカリと一緒に植えた、淡い黄色の水仙が、一緒に広がって、

オリーブの根元だけ写真に撮ると、ヨーロッパのどこかの庭に居るみたいに、うっとりしてしまいます。

自己満足な世界ですが、いいんです。

庭の醍醐味は、自分にしか分からない悦に浸る・・・ではないでしょうか。

 


スイセンの花言葉も、自己愛ですし・・・

この水仙の黄色は、透き通っていて、咲き進むと、白と黄色のグラデーションが、お気に入りです。

 

  

最後は、フリチラリア、和名はバイモ、別名アミガサユリです。

この花も、何だか知らないうちに移動する花です。

多分、玄関先の苗の植え替えの時に、自然と移植しているんでしょうか。

目立たずひっそり咲くくせに、妙に存在感のある花です。

 

こちらは、4月初めごろの庭・・・かな?

今は、もっと一斉に沸きだした緑で溢れています。