寒い日が続いています。
今朝は目覚めると、昨夜からの雨が雪に変わって、庭の植物や車に少しだけ積もっていました。
しばらくして雪は止んで、今はお日様の光が眩しいくらいです。
一昨日の日曜日、街の小さな映画館、シネマイーラに、映画を観に出掛けました。
昨年から娘が観て、薦めてくれて、気になって何だか観に行かねばと、決めていた映画です。
エンディングノート・・・・・やっぱり観に行ってよかった。
いろんな思いが溢れて、饒舌にしゃべるのではなく、
「とにかく、観てみて。」と、ぽつりと伝えたい映画でした。
一緒に観に行った夫と、しばしお茶を飲みながら、いろんな話をしました。
私たち家族を通り過ぎた出来事や、家族の死、嬉しいことも悲しいことも、
この映画を観ながら、旅に出るように思い出しながら、観ていた感じでした。
特に私自身の母の死の前後に残る後悔の気持ちを、
何だかやっと整理することができたようです。
泣きながら、笑い、涙も乾かぬうちにまた笑わされてしまう不思議な力を持った映画でした。
主人公砂田知昭さんのユーモアや明るさと、
撮影を冷静に遂行する娘である砂田麻美監督、
二人の力や声にぐっと、連れて行かれるんです。
最後に流れるハナレグミさんの主題歌、「天国さん」も、とてもいい。
多くを語ってしまいそうになるのを抑えて、このへんで。
感想は、皆さんの人生に委ねられている・・・。
もし、お近くの単館系映画館で、上映していたら、出かけてみてほしいです。