おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

春の足音・・・

2011-02-23 19:39:47 | 今日の庭

寒い日が、次第に少なくなり、ここ2週間ほどは、かなり暖かな日々が続いています。

世界に目を向けると、中東・アフリカの政情不安や反体制デモ、そして昨日はニュージーランドで大きな地震・・・

普通の日常が、ある日突然変わってしまう瞬間。

誰にでも訪れる可能性があるのに、人は自分自身には容易に降りかからない・・・

という訳のわからない自信の上に暮らしている気がします。

最近、平和の使者ハトと、良く目が合います。

春になると、電線や広葉樹の枝の低い所で、じっととまっているハトが多いんです。

つがいになるペアを探しているんでしょうか?巣作りの下見中?

白い梅の花が、長持ちするのは、春まだ早くて、肌寒いからかな~なんて、のんきに眺めていました。

東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ     菅原道真の飛び梅いいですね。

主が先に去ってしまっても、力強く咲き続ける梅の木を、良く見かけます。

このところの暖かな日差しに、梅の花も満開を過ぎてくると・・・・

至る所に春の兆しがちらほらと。

スミレの花や

我が家の庭では、 今年最初のタンポポが咲きました。

ロゼッタ状に、冬の間は地面に這いつくばる様に、平べったくなってるので、とても茎が短くて、

地上のおひさま(ミニ)みたいです。

ほんとに感動的な黄色

上の3枚の写真は、2週間前にアップしようとしたクリスマスローズですが、

今日は、

もうこんなにつぼみの背が伸びて、開き始めていました。

白いクリスマスローズは、ヘレボラス・ニゲルです。

昨年クリスマス頃に咲くクリスマスローズが欲しくて入手しましたが、やはり最近の花の方が、大きくて元気そうです。

こちらは去年の春、開花株で、手に入れて、鉢植えで株を大きくしたダブルの花弁のもの。

とても大人っぽい色ですが、開くとどんな色になるでしょうか?

去年とは色が違うみたい。

以前にアップしたピエールドロンサールの蕾は、やっとこんなふうに開きつつあります。

これだけ春めいてくると、庭のアイビーのつるや、ローズマリー、バラの実、綿の実で作ったリースが

少し冬っぽく感じます。

花粉も飛び出しましたが、皆さまお大事に。

私は、スギ花粉はないのですが、最近外に出た後、若干喉の奥がかゆいです。

何っ???




 


川辺の鳥たち

2011-02-12 01:00:41 | 心の風景

2週間ほど前、我が家から車を走らせると、ほんの5分ぐらいの所にある馬込川の橋を通りかかりました。

確か銀行で急ぎの用事を済ませるため運転中でしたが、いつものように橋を渡る時、

川辺には、たくさんの鳥の群れ・・・

銀行の用事が、思ったより早く済んでの帰り道、

橋の近くのお店の駐車場を拝借して、少し鳥達を見に川沿いを散歩してみました。

いますいます、カモですね。

馬込川は、浜松市を南北に走る、のんびりとした雰囲気の川です。

春夏秋冬、ほのぼのとした良い表情をみせる小川です。

川沿いの道が、2段になっていて、下の道まで言ってみたかったけど、

鳥が逃げてしまうので、上の段からカメラ撮影です。

シラサギや、アオサギ(ゴイサギ?)も居たのですが、カメラのズーム音で、逃げられました。残念!!

もっとズームすると、

川辺で休んだり、すいすい泳いだり、潜ったり、何とも賑やかですね!

最近は、鳥インフルエンザの問題が騒がれていて、何かと御受難な渡り鳥たちです。

狂牛病、口蹄疫、鳥インフルエンザなど家畜を家族のように心込めて育ててきた酪農家さんたちも、

本当に身が引き裂かれるような辛さだと思います。

遠く、東南アジアや、中央アジアだけでなくロシアからの渡り鳥にも、ウイルスがみつかったと、

全国的に大騒ぎですが、鳥は、太古の昔から渡って来て、詩や歌に詠まれている自然の風景の一部みたいな存在ですものね。

人間の生活の中に自然に溶け込んでいるので、排除したり、簡単に否定できません。

しかも鳥達に罪はないし。

なかなか完全な防御対策は難しいですよね。


そういえば年末に我が家のデッキの上でも、

ヒヨドリが死んでいました。

みぞれ交じりの雨の朝で、シダの葉っぱの上で、堅く目を閉じるヒヨドリの姿は、厳かなものでした。

自然死であれば、心穏やかに受け入れるんですよね。

ただ、ウイルスや細菌感染での死、怪我、天敵との闘いの末の死、寿命、すべて自然の摂理による死なんです。

どんな一生のヒヨドリだったのかな・・・つい想いを馳せてしまいます。

 


春を待つ その2  ~秋に植えた苗は・・・

2011-02-07 20:07:30 | 今日の庭

こちらは、この一週間暖かな日が続いて、春の日差しに満ちてきました。

節分の豆まきをして、立春を過ぎると、秋の終わりに植えた花の苗たちが、

ぐんぐんむくむく伸びて行のが、日に日に感じられて、嬉しい毎日です。

元気のない日や、落ち込んだ日も何となくほわっと暖かな気分が、心の底にあるような・・・励まされてるのかな?


秋の終わりに買ってきた苗の写真です。

毎年花の苗、特に晩秋から春に向けては、「春を待つ苗」なんて勝手に名付けて、ビオラやパンジーなどの

一年草を入手します。

いつも、ホームセンターや、園芸店、花農家の庭先店など、色んな店をはしごして

少しでも安く、お気に入りの品種を探すのも楽しみの一つなんです。

が、去年の秋以降は諸事情で、その楽しいはしごをする時間や気持ちの余裕が、あんまりなくって・・・。

そんな私に救世主?!

県西部に店舗展開しているメガドラッグストア、「杏林堂」の、ガーデニング売り場が、最近大充実!!

日用品や、食料品も、なかなかの品揃えのため、スーパマーケットよりも一軒で用事が済んでしまう便利な店です。

ここの苗は、高い苗も安い苗も割とおおざっぱな仕入れと価格設定らしく・・・

4ポット298円というお手頃価格で、状態の良い苗を購入できます。

この売り場で、時々お見かけするガーデニングに詳しいお仲間は、

皆さん、「ええ~っこんな値段でこの苗買えちゃっていいんですか~???」といいつつも、

「絶対あの品種は買いよね!!」などと会話を交わして、ごっそり買い込んでしまうのです。


この花は、ブラキカム、オーストラリア原産の宿根草、小さなマーガレットみたいで大好きで、ついつい色んな色を植えています。

「イエローサンバ」という名前がついてました。



上の2枚の写真は、ディアスキア?という名前のようです。

私は宿根ネメシアの仲間と踏んでますが・・・??

みんなゴマノハグサ科で、静岡では、ほぼ一年中良く咲いてくれる可愛らしい花です。

上は、「コーラルローズ」珊瑚色ですね。

下は、「ピカデリー デニムブルー」という不思議な青色の発色の品種です。

こじゃれた名前ですね

この写真は、約半月前撮影なので、雪の後、大分元気のない花もありましたが、今はもっとたくさん花が咲きだしていますよ。

毎年、花が咲きそろってくる頃、「今年はこんな色を選んだんだね。」と、自分に話しかけたりもします。

花の色、心診断ではないけれど、選ぶ花の色ぞろえで、

その年の自分の想いや体調などが、ある程度反映されている気がします。

今年は、落ち着いた紫の濃淡が意外に多かったのにびっくり。

もちろん元気が出る、赤、オレンジ、黄色も混ぜてありました


庭のバラは、ほぼ休眠に入りました。

スノーグースが、がんばって咲いています。

冬は、一番アプリコットピンクがかって華やかだけど、可愛らしいバラです。


こちらは、ピエールドロンサールです。

植えて3年目、初めて冬に何故か返り咲いています。

剪定した方が良いのですが、最近の暖かさで開いてきました。

大きなお団子のようなつぼみが、神々しい。