おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

春を探して・・・追いつけない?!

2010-02-25 23:41:53 | 今日の庭
今週は、暖かな日が続いています。
最低気温8度、最高気温16度。
家の中では、灯油ファンヒーターを焚いても、すぐ消して、
日中は、薄手のTシャツ、2枚でも汗ばむ感じでした。
このくらい暖かくなると、薪ストーブはお休み。

最近、鳥達の声も、にわかに騒がしく楽しげなさえずりに、
変わって来ています。
昨年の夏の終わりに、我が家から巣立ったヒヨドリたちも
元気に行き来しています。

シマトネリコで、ひと休憩していきますよ。

庭も、バラの寒肥と、鉢の土替えが、先週末、ギリギリ終了しました。
剪定は、まだ残っています。

急速に春が進むので、庭のあちこちで、ここにもあそこにも、春の植物たちの行進が・・・

       
2月初めに、やっと蕾を見せてくれた、クリスマスローズが、ほんの1~2週間の間に、しっかり顔をあげて咲きだしました。
この花は、この家に越してきた5年前に、友人が株分けしてくれたものです。
ヒメシャラの木の下で、鉢植えにしています。


今朝見たら、同じ大鉢に3種類植えていますが、白いクリスマスローズも立ち上がってきました。
もう1種は、黄緑色の品種で、一番ゆっくりさんです。



こちらは先ほどと同じ品種を、南側のヤマボウシの木の下に地植えにしたもの。日当たりが良いので、早くのっぽ気味に立ち上がってきます。

               
               同じ地植えでも北側に植えたものは、ゆっくり立ち上がってきます。これは、黄緑から緑に変わる品種。

                         
                         この春入手した、ダブルの花のクリスマスローズ、白に、ピンクの縁取りが、ダブルなのに清楚。



クリスマスローズに、今年も会えてうれしくて、ついたくさん写真を載せてしまいました。
ヒヤシンスの球根も咲きだしました。
これは、鉢の寄せ植えを、放りっぱなしにしたのを、地植えに移植したもの。
放りっぱなしなので、花が貧弱なのですが、私は、野生種っぽくて気に入って
います。

              
              先日作った玄関先のローズマリーのリースです。良い香りで、おやすみなさい。
              次回は、球根やオキザリスの芽ぶきをアップします

空の名前

2010-02-18 22:14:28 | 心の風景
何だか最近疲れています。
いろいろな雑事や、やらなければならないことが絡み合って、
がんじがらめ??な感じ。

しかも、手帳に整理して、優先順位をつけて、
日々片付けようと齷齪するのですが、
何かやり忘れたり、なかなかやり終わりません。
「は~っ。」とため息が、多いのは、気のせい?
・・・年をとってきました。
寒いし。

なんて、一人黄昏て、空を見上げると・・・

空が、すごい青色。
そして、ヒューンと動いています。
我が家の屋根と煙突と、シマトネリコが、
空に、吸い込まれていきそう。

              
       空の高い所で、風が強く吹いていて、写真を撮っている間に、刻一刻と変化していきます。



                  

雲が、流れているのか、
空が、動いているのか、
どちらだか分からなくなりました。
心が穏やかな日なら、青い絵の具の下地に、水をたっぷり含ませて
白い絵の具をぼかしたり、流したりする感じ。

この空や雲の名前は何て言うのかな?
ただ、すじ雲ではつまらない。
私なら、「ヒューンときて、流れ雲」かな?

空を見上げている間に、少しずつ、少しずつ、心が落ち着いてきました。
急に疲れは取れませんが、目の前のことを一つずつという気になってきました。
空を見上げると、
ちっぽけな自分のあくせくが、空っぽになるのかな~

最近のお気に入りの本~日高敏隆と大野八生

2010-02-11 23:42:44 | 心の風景
昨日、一昨日は静岡県は、春のような陽気でした。
最低気温が9度、最高気温が17度と暖か過ぎて、暖房要らず。
部屋の中では、薄手のトレーナー1枚で大丈夫でした。
昼間は、まあまあな天気なんですが、夜は雨の日が続きました。
庭の地植えの苗や球根の芽が、ぐんぐん伸びるのが、目に見えて分かります。

今日お天気が良ければ、お休みを利用して庭仕事・・・なんて思ってましたが、
残念、今日は朝から雨でした。

さて、雨の日のお楽しみ、読書について・・・
本と私、というと大げさですが、小さなころから本は大好きだし、
目がどんどん悪くなっても、本を読むのは、
生活の一部、体の一部みたいな感じで止められません。
なので、ブログには、本の話題はあえて載せずにきました。
あまりに、素な自分というか、生の自分がさらけ出されるのが、
本棚の本なので・・・う~ん恥ずかしいじゃないですか

でも、今日ご紹介する本は、私のブログを訪ねてくださる
自然や、生き物、虫、鳥、草木花好きな方々に
あまりに最適そうな本なので、載せてみました。
          
写真が小さめですみません。
日高敏隆さんの、エッセイ文庫本4冊です。
『春の数え方』、『人間はどこまで動物か』
『ネコはどうしてわがままか』、『セミたちと温暖化』
タイトルだけ読んでも、興味がわいてきませんか?

日高先生は、残念なことに昨年お亡くなりになりました。
日本で初めて動物行動学という研究分野を、打ち立てた高名な学者さんなのですが、
エッセイの達人でもありました。

自然の風景や、そこに息づく生命に対して、難しいことを平易に書いてくださっているので、読むたびに色々な刺激を受けます。
すべての動物や虫の行動には、意味と目的があること。
ふだんから、自分で疑問に思っていた自然や植物や動物の謎が、
一つ一つ解けて行きます。

作家の椎名誠さんも、日高先生の一連の著作を
「なんという上品で綺麗な本なのだろう」と絶賛しています。
もし、書店で見かけたら、ぱらぱらと目次のタイトルをめくってみてください。新潮文庫に入っています。

この本がお気に入りな、もう一つの理由は、カバー装画、挿絵が、
私の大好きな、大野八生(おおの やよい)さんだということ
彼女は、イラストレーターというより、花屋や、造園の仕事を経て、
植物の仕事に長年かかわって来た人にしか描けない暖かな絵や言葉が好評な方です。
                   
                   彼女のエッセイ『夏のクリスマスローズ』も載せちゃいます。
                   ガーデニング雑誌『BISES』に連載中の絵と文によるエッセイです。
                   この本の中身も、ミツマタ、パチンコ店のバラ、イイギリ、捨てイチゴ、などなど、かなりユニークです。
                   どちらの本も、眠りに入る前に読むのが気に入ってます。
                   読み終わるのが惜しいので、少しずつ大事に読みたい本なのです

新しいカメラで撮る!~白バラと華やかな花編

2010-02-08 17:47:40 | 今日の庭
寒い日々が続いてますね。

87歳の父の確定申告、3月に引っ越すと、かなり複雑になるため、
父と二人頑張りました。

家電製品が、突然壊れたり

庭に冬場の休眠期をねらって、石灰硫黄合剤散布しました。
昨年はこれを怠ったら、我が家はかなり山な住宅地で、虫も多く、
モミジやジューンベリーの果樹にオコゼ(イラガ)が大発生
恐ろしいことになりました。
再来週ぐらいに、マシン油乳剤を散布します。
こちらは、カイガラムシとハダニに効果ありです!


さて、新しいカメラがやってきました。
小さくて軽い一眼カメラ、マイクロ一眼です。
最近ちょっと話題のオリンパス E-P1という機種です。
私も写真は好きですが、専門のことはまだまだこれからの初心者
まずは、便利な機能を試してみました。
まずは白いバラです。

ウインチェスター カテドラルという白いイングリッシュローズです。
真冬に、たった一輪咲いています。
ピンクのバラ、メアリーローズの枝変わりで生まれた品種で、たまにピンクが混じることがありますが、
今回は、純白であまりに美しいので、色んなモードで試してみました。
ちなみにこれは、iオート、お任せオートですね。

次はアートフィルター6種類で!
                
        ポップアート~カラフルな楽しい雰囲気になります              ファンタジックフォーカス~柔らかいトーンで空気感を表現し、夢の中にいるような世界に 

               
        デイドリーム~フラットでやさしい光に包まれたような、          ライトトーン~暗部を明るくし、明るい部分は白飛びしないよう補正
        浮遊感のある表現になり、ちょっと青みがかった感じに。         柔らかい描写に。

               
        ラフモノクローム~粒子の粗いモノクロ写真です。             トイフォト~トイカメラで撮ったみたいに四隅が暗くなり、色あせたような仕上がり

いや~何だかすごいことになってますね。
日本の技術力(世界水準?!)ってあらためて感服しますよね。
もちろん今まで使っていたコンパクトデジカメや携帯電話のカメラも、久しぶりに買い替えると、「何だったの、前のは・・・」みたいにびっくりです。
ただ、あまりに進化し過ぎると使いこなせましぇ~ん

ブログに遊びに来てくださったみなさんは、どのアートフィルターが気に入りましたか?
よかったら、コメント欄に投票してみてください。
私はどれも好きですが、この白いバラに関しては、ポップアートとトイフォトが合っているかななんて思いました。

あまりに面白くて、つい調子に乗って、華やかな花編でも試してみました。

iオートで撮った玄関先の寄せ植えです。
マーガレットとビオラが、我が家の中では派手な方です。

                  
         ファンタジックフォーカス、夢のなかみたいです。                ポップアート、より派手に取れておもしろいですね。         
                 
                   
                   だんだん慣れてきました。こういう小花やハーブはファンタジックフォーカスで決まりですね                           

初笑いと梅の花

2010-02-02 22:05:25 | お出かけ
1月の最終週は何だか急に忙しくなり、バタバタと過ぎました。
1月31日の日曜日、気ぜわしい日を抜け出すように、
以前から予約していた初笑い寄席に行ってきました。

浜松市茶室、松韻亭で企画される新春落語会です。



ペア呈茶付き券だったので、寄席の始まる前に、広間の隣の茶室で、お茶とお菓子をいただきました。
        
和菓子は、ほんのり塩が効いてお抹茶と合っていました。
茶室の窓からは、日本庭園が見えました。
手入れの行き届いたモミジや、笹や小川のせせらぎが美しい庭園にほっとするひと時でした。



寄席は、瀧川 鯉昇さんの独演会で、2時間。
浜松出身の、渋い通好みの方。
演目は、粗忽の釘、蒟蒻問答、二番煎じでした。
夫は、東京出張の折、機会があると、新宿末廣亭、上野鈴本、浅草演芸場などに立ち寄るのですが、私は初めて!
普通の寄席での演目が、15~20分なのに対し、2時間の独演会、どう仕切るのかな??という心配は失礼でした。
演目も素晴らしかったのですが、私が一番感心したのは、古典の演目と演目をつなぐ話しのうまさ、軽妙洒脱・・・お見事でした。
肩の力を抜いて、適当に楽しんで・・みたいな乗りも良い息抜きになりました。


        
帰り道に白い梅と紅い梅が咲き始めてました。
少し日陰の場所だったので、二分咲きという感じでした。
昨日は都心や関東で積雪と、まだまだ寒いのに春は着実に近づいて来てますね