おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

春に植えたもの  ~その1

2013-04-17 19:24:01 | 今日の庭

春ではなく初夏のような暖かさ(暑さ?)に戸惑う今日この頃ですね。

桜の花が散ったら、そんな急激な気温の変化で、庭の緑の新芽や、花芽たちがすごい勢いで成長して、

いつもより春の速度が早まっているようです。

 

俳優の三國連太郎さんが、14日亡くなりました。

90歳、私の父とほぼ同じ時代を生き抜いた方です。

息子の俳優、佐藤浩市さんも、私と同年代、感慨深いものがあります。

それにしても、どんな名優親子であろうと、父と息子の関係というのは、難解なものです。

大好きな俳優、香川照之さんと、父との確執や関係の修復など、多くが報じられていますよね。

子供は親に認められ、愛されたいという想いが、かなうかかなわないかで、

こんなにも全人生に大いなる影響を及ぼすものかと思い知らされます。

わが父と、兄の関係しかり。

そして、最近文学作品でも、多くが取り上げられている、母が重い、母の呪縛という言葉や、テーマ。

こちらは、娘と母の永遠のテーマとして、今は亡き母を想う時、色々と考えることがあります。

私たち夫婦も、子供たちが、一応社会人になって、一区切りかと思うと、

子供はそんなに急に、大人になって、親離れできるものでもなく、

親の方も、子離れという課題がまた大きく目の前に立ちはだかっている・・・

子育てに、ここで終わりはないですね。

色々と考える春の夕暮れでありました。

 

さて、この春は、8年経った我が家の庭を、かなりリフォームしようとしたり、新しいコーナーを作ったりと、やる気が上がっていました。

3月23日に、庭の花木を3本植えました。

ひとつめは、トキワマンサクを2本、赤葉赤花と、緑葉白花(こちらの方が原種らしい)です。

浜北にある緑化木センターで、苗を買ってきました。

ピンクの濃い花や、薄い色の花の種類もあり、一番出回っているのは、緑葉に赤やピンクの花の品種のようでした。

実は、去年我が家の庭の赤葉のトキワマンサクが、株元と根を虫か病気か原因は解りにくかったのですが、

突然枯れてしまったのです。

           

上の写真は、2010年のトキワマンサク(濃い赤い葉の木です)

年に何回か切り詰めるほどの強靭な品種だったので、がっかりしましたが、再チャレンジで植えることにしました。

カラーリーフとして、オレンジや赤のバラの近くに最適なので、他の花木も検討しましたが、2本隣に植えてみることにしました。

ご近所で、2種類を交互に植えて、短く刈り込んで垣根にしているのを見かけたので参考にしてみました。

    

             

             2本並べて植えました。ちょっと女雛と男雛のように。

             これからの人生も仲良くやっていけますようにと、願いを込めて・・・

  

花はこんな感じ。

まだまだ細長い若木ですが、大きく枝葉を延ばしたら、どんなふうに仕立てて剪定しようかと今から楽しみです。

 

  

もう1本はオオデマリ。

トキワマンサクを見に行って、やはり3~4年前に枯れてしまったオオデマリの若木に一目ぼれして買ってしまいました。

上の写真も2010年頃の東南角の白い花木がオオデマリです。

この木は、カミキリムシと、植えた場所の土が浅めなので枯れたようです。

今年は  

シマトネリコの南、芝生の擁壁の一番角に植えてみました。

                 

やっぱりいいな~オオデマリ。

この淡い薄黄緑から、真っ白に変わっていくグラデーションがたまりません。

                 

8年前に家を建てた時、一番最初に植えたかった花木です。

大好きなツリバナと、同じくらい好きな花木なんだな~と改めて再確認。

今日は真っ白に変わり、咲いていました。

いろんなことがあった8年間、東日本大震災への祈りも込めて植樹しました。

次回は、春に植えた新しい花たちをご報告しますね

 

 

 

 

 

 

 

 


今年のちび桜

2013-04-04 17:31:20 | 今日の庭

4月になりました。

我が家の東側の緑地帯の桜並木も、火曜から水曜の大雨や風で、ついに散ってしまいました。

親愛なるチビ桜さんも、今年も咲いてくれました。

東京の桜は、静岡県の桜を追い越して、何とも気忙しい咲き方になってしまったようですね。

お花見イベントの関係者の方々のあたふたぶりが、連日報道されてました。

 

我が家は高台の小山を切り開いた地形なので、浜松中心部の桜より遅めの開花でした。

はっきり言ってマイペース、例年とほぼ同じかもしれません。

つぼみが、はっきりと色づいたのが、3月18日、

  

開花し出したのが、3月22日。

そこから毎日観察した写真です。

例の黄色のオキザリスと一緒に咲いていました。

   

 

電波塔と春の日差しが気に入ってる一枚です。

毎年思うのですが、桜の薄く墨が入ったような、グレイがかった淡い白とピンクは、天候で全く違う感じに映りますね。

   

  

3月29日が、ほぼ満開でした。 

玄関を開けると、こんな景色です。

何より贅沢な気持ちになります。

 

そんな桜に遅れること2,3日して咲きだすのがジューンベリーの白い花です。

カレンダーや時計を持っているのかと思うほど正確に桜を追いかけて咲きだします。

きれいな真っ白な小さな花が、今年はびっしり咲きました。

    

                   

             昨日の雨風で、桜もジューンベリーも、ピンクと白の花吹雪です。

美味しい密に鳥が群れを成して移動中で、それは賑やかです。

先日リスも見ましたが、写真は間に合いませんでした。

バラのアーチの向こうに、散りゆく桜。

バラのつやつやの葉っぱや、蕾がぐんぐん伸びてきました。

去年アップしたアケビの花も、散る桜と雨に濡れて美しい。

一気にさまざまな花木や植物が動き出してきました。

寒い冬が長くて、急激に春になったので、うぐいすの練習中のへたくそな声を、今年は聞き逃してしまいました。

天候と関係あるのでしょうか??

そうそうモンシロチョウやモンキチョウが、ひらひらと飛び出しています。