春ではなく初夏のような暖かさ(暑さ?)に戸惑う今日この頃ですね。
桜の花が散ったら、そんな急激な気温の変化で、庭の緑の新芽や、花芽たちがすごい勢いで成長して、
いつもより春の速度が早まっているようです。
俳優の三國連太郎さんが、14日亡くなりました。
90歳、私の父とほぼ同じ時代を生き抜いた方です。
息子の俳優、佐藤浩市さんも、私と同年代、感慨深いものがあります。
それにしても、どんな名優親子であろうと、父と息子の関係というのは、難解なものです。
大好きな俳優、香川照之さんと、父との確執や関係の修復など、多くが報じられていますよね。
子供は親に認められ、愛されたいという想いが、かなうかかなわないかで、
こんなにも全人生に大いなる影響を及ぼすものかと思い知らされます。
わが父と、兄の関係しかり。
そして、最近文学作品でも、多くが取り上げられている、母が重い、母の呪縛という言葉や、テーマ。
こちらは、娘と母の永遠のテーマとして、今は亡き母を想う時、色々と考えることがあります。
私たち夫婦も、子供たちが、一応社会人になって、一区切りかと思うと、
子供はそんなに急に、大人になって、親離れできるものでもなく、
親の方も、子離れという課題がまた大きく目の前に立ちはだかっている・・・
子育てに、ここで終わりはないですね。
色々と考える春の夕暮れでありました。
さて、この春は、8年経った我が家の庭を、かなりリフォームしようとしたり、新しいコーナーを作ったりと、やる気が上がっていました。
3月23日に、庭の花木を3本植えました。
ひとつめは、トキワマンサクを2本、赤葉赤花と、緑葉白花(こちらの方が原種らしい)です。
浜北にある緑化木センターで、苗を買ってきました。
ピンクの濃い花や、薄い色の花の種類もあり、一番出回っているのは、緑葉に赤やピンクの花の品種のようでした。
実は、去年我が家の庭の赤葉のトキワマンサクが、株元と根を虫か病気か原因は解りにくかったのですが、
突然枯れてしまったのです。
上の写真は、2010年のトキワマンサク(濃い赤い葉の木です)
年に何回か切り詰めるほどの強靭な品種だったので、がっかりしましたが、再チャレンジで植えることにしました。
カラーリーフとして、オレンジや赤のバラの近くに最適なので、他の花木も検討しましたが、2本隣に植えてみることにしました。
ご近所で、2種類を交互に植えて、短く刈り込んで垣根にしているのを見かけたので参考にしてみました。
2本並べて植えました。ちょっと女雛と男雛のように。
これからの人生も仲良くやっていけますようにと、願いを込めて・・・
花はこんな感じ。
まだまだ細長い若木ですが、大きく枝葉を延ばしたら、どんなふうに仕立てて剪定しようかと今から楽しみです。
もう1本はオオデマリ。
トキワマンサクを見に行って、やはり3~4年前に枯れてしまったオオデマリの若木に一目ぼれして買ってしまいました。
上の写真も2010年頃の東南角の白い花木がオオデマリです。
この木は、カミキリムシと、植えた場所の土が浅めなので枯れたようです。
シマトネリコの南、芝生の擁壁の一番角に植えてみました。
やっぱりいいな~オオデマリ。
この淡い薄黄緑から、真っ白に変わっていくグラデーションがたまりません。
8年前に家を建てた時、一番最初に植えたかった花木です。
大好きなツリバナと、同じくらい好きな花木なんだな~と改めて再確認。
今日は真っ白に変わり、咲いていました。
いろんなことがあった8年間、東日本大震災への祈りも込めて植樹しました。
次回は、春に植えた新しい花たちをご報告しますね