おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

今年の春のお気に入り

2012-04-27 00:03:53 | 今日の庭

いつもの年のように、水仙とムスカリ。

今年は、寒さで遅めの開花でした。

  

この青紫のムスカリと、淡い黄色と白のラッパ水仙が咲くと、長かった冬にサヨナラして、春になったんだと、気づかせてくれる花たち。

今年は、手前のピンクと白の鉢植えのエリカも、地植えにしてみましたが、根付くでしょうか。

ムスカリは、年々咲いてくれる場所が増えてきて、とても可愛らしくもうれしい花です。

最近気づいたんですが、バラの寒肥に発酵牛ふんや、腐葉土を埋めるときに、

ムスカリの球根も掘り返されて、移植したみたいに生える範囲が意図しないうちに広がっていたみたいです。

  

                               

あんまりムスカリが大好きになりすぎて、今年は新しい品種の球根を秋に見つけたので植えてみました。

水色に白い帽子が、マウントフット、白がアルバ、深い紫が、ラティフォリウム。

  

こんな風に、ミックスして植えつけてみました。

もう一つ、レディーブルーという水色の品種もあります。

前からある青紫の品種とは違う趣の球根は、生産地がオランダでしたよ。

来年は、バラの寒肥を埋める作業の時、もっと意図的に球根を移動させたいです。

しかも、今年は、水色の忘れな草も、ムスカリ近くで、こぼれ種から、たくさん咲いて、

大好きな青い花のエリアを、自然に作ってくれています。

長い冬に耐えた、庭の神様??からの贈り物みたいですよ。

 

朝露にぬれた忘れな草。

 

この刺繍バッグは、nuimori(ヌイモリ)さんという作家さんの作品です。

偶然ぱらぱらとめくっていた雑誌に載っていましたが、感激しました。

きっと、ビオラとムスカリを、庭に植えて、愛でながら、その花の可愛らしさを分かっている方では・・・

なんて、勝手に想像してしまいます。

無印良品のコットンバッグにさりげなく刺してある刺繍の感じも、とても好きです。

気軽に、散歩や近所への買い物に持てる素敵なバッグだな~って感心してしまいました。

持ち手の左側についている小さな手編みのポケットは、散歩してる時に喉がかわいたら、缶ジュースを買う時の小銭入れらしい。

私も久しぶりにこんなバッグを作りたくなりました。

ムスカリLOVE

                                 

 

 

 


春がぎゅうぎゅう・・・

2012-04-26 23:11:00 | 今日の庭

一昨日は、浜松の最高気温が、27.3度・・・なんと真夏日になってしまいました。

ちょうど、住宅設計会社の7年点検があったので、庭から家回りをチェックしていた時でした。

その時、すごいものを目撃しました。

ありとあらゆる虫が、わき上がるように???庭に集結する様を見てしまいました。

ハナアブ、チョウチョ、クマンバチ、コバエの仲間、テントウムシそしてアシナガバチまで現われました。

虫たちは、気温によって生まれ出たり、飛べる温度が違うらしいんですが、

さすが25度を超える日は、夏の虫までお目見えです。

わっと、わき上がって、集結する様子は壮観でしたよ!

 

さて、そんな風に気温がどんどん上がってきたので、我が家の庭も動き出しました。

これは、少し前の東南の角庭の様子です。

今年の冬は寒さが長引いたので、晩秋から冬の間に植えた花の苗が、

縮こまっていて、なかなか株が大きくなりませんでした。

なんとなく寒々しいので、苗と苗の間に、新しく苗を植えたして、隙間を埋めようとしていたのですが・・・

忘れていた宿根草が芽吹いたり、こぼれ種から苗が育ったりで、にわかにぎゅうぎゅう込み合ってきましたよ。

  

去年少しだけ植えた白いネモフィラが、こぼれ種から、たくさん咲きだしました。

こちらのシックな黒いネモフィラも、たくさん出てきて、ナチュラルガーデンの風情を加えてくれて、とても嬉しいです。

 

 

枯れたように元気のなかったラベンダーも伸びてきました。

 

玄関前の花たちもひしめき合ってきました。

葉ボタンの花も伸びて咲いていますね。

花たちの縄張り争いの様で、力強くもすごい勢いですよ。

    

奥に見えるダブルのクリスマスローズも、あっという間に咲き進んで、アップしそびれていました。 

      

去年からの球根のアネモネ、ウノハナ、タイムの薄紫の花、クローバー皆1年ぶりのご対面です。

  

  

この4枚の写真は、種から蒔いたビオラ達と、ニゲラ(黒種草)の鉢です。

もう少し間引けばよかったんですが、ついつい可哀想なので、群生させたら、密集して咲いて、こんもり丸い花束みたいです。

 

   

こちらは、東側の駐車場奥の花壇。

背が高く伸びてきたのは、千鳥草、右端の淡いピンクから咲きだしました。

その奥にジギタリス(去年から生き残ったもの)と、タチアオイ(ホリホック)のさらに背高コンビが、仕込んであります。

初夏の庭が今から楽しみです。 

 

この一角は、去年の春咲いた、ワイルドフラワーミックス(はとさんに頂いた種)からの、苗がいろいろ地植えになっています。

ビオラの周りの緑の葉っぱの苗がそうなんです。

去年は春にヒナゲシや姫金魚草が咲いた後で、生えてきた苗なんです。

カンパニュラ、セキチク、ハナビシソウなど、去年は咲かなかった花たちがたくさんあるので、今から楽しみです。

ワイルドフラワーミックスの種、庭の一角に蒔いておくと、2~3年楽しめて、お得かもです。

芝生の一角のオステオスペルマム(言いにくい~)も、すごい勢いで、咲きだしました。

紫の品種と、花びらがねじれた品種は、この白い品種に席巻されてしまいました。

今日は、キモッコウバラが、ポツリポツリと咲き出して、そろそろバラの蕾も膨らみ始めていますよ。

慌ただしくも、賑やかな季節の始まりですね。

  

 

 

 


桜が終わると、ジューンベリー

2012-04-26 20:31:59 | 今日の庭

昨日から、強い雨が降り続いています。

朝晩の冷え込みで、長持ちしていた桜も散る頃、

ジューンベリーの白い花がまるでバトンをもらうように咲きだしていました。

この雨で、ジューンベリーの花も、ほとんど散ってしまうのかな・・・

ヒヨドリも、時々スナップエンドウの新芽を食べに来ています。

ほんとは甘い果実が好きなのに、野菜も食べて、巣作りに備えているのでしょうか?

 

  

               

葉桜も、桜餅みたいな色合いで、美味しそうな風情がありますよね。

  

出掛けようとすると、車の窓ガラスに、花びらが・・・何だか現実を忘れる夢幻の世界の入り口みたいです。

 

  

ジューンベリーの白い花。

中心の緑の丸い雌しべの部分が、あっという間に丸い可愛い赤い実になっていきますよ。

毎年の風景なんだけど、見惚れてしまう不思議な変化。

  

手前から、バラの新芽、ヤマボウシの芽吹き、ジューンベリーの花です。

  

 

さて、気づけば、我が家の前のチビ桜は、

すっかり緑色になって、初夏の方を向いているようです。

後ろを援護しているように、枝をしなやかに広げているのは、ブナの仲間の広葉樹の新芽です。

白を混ぜたような、清清しい淡い緑色は、春らしい大好きな緑色です。


桜逍遥  その2、長池と文芸館の桜

2012-04-12 20:40:15 | 心の風景

もう少しだけ、桜の写真づくしにお付き合いくださいね。

 

そうそう、先ほどアップしたアケビの花、記事を書きながら、???って疑問がわいてきて、調べてみました。

もしかしたら、白緑色の淡い花と、赤紫の花は別物?という疑問です。

雄花と雌花があるのかな??という疑問でした。

やはり、予感的中、アケビの花は、雌雄同株で、しかも雌雄異花という変わり種でした。

子孫をいっぱい残すため、進化したらしい。

さらに、私の写真のブドウ色の花のアケビは、三つ葉アケビという品種みたいです。

ふつうのあけびの雌雄同株の写真は、また後日アップしますね。

間違った情報、失礼しました。

普通のアケビの白緑や、淡い紫の花は、もっと丸っこくて鞠みたいなかわいさなんですよ。

 

近くの長池(もとは農業用水路?)の桜。

薄曇りの日の夕暮が近づく時間に、車で出かけた用事の行きの写真です。

4月5日、今は対岸が整備され、地元の人の憩いの公園に。

  

水辺の桜の枝は、しなやかで美しいですね。

  

用事を終えて、帰りにもしつこく撮影。子供たちが設置したのでしょうか?

水色の鳥の巣箱を発見!

夕暮れの桜、肉眼では、白い桜がもう少し浮き上がって見えますが・・・

 

  

次は、4月6日、やっと風邪が治ってきて、晴れやかな気分で、絵本のサークルに出掛けた日の桜。

この日は、きれいな青空で、活動している施設、浜松文芸館の駐車場兼前庭の桜です。

 

 

青空と、雲と桜3連写。

浜松だけに松も写っています。

今年の桜の写真の中では、一番好きな晴れやかな写真でした。

次回からは、庭の様子を報告していきますね

 

 

 

 

 

 

 


桜逍遥  その1、家の周りといつものチビ桜

2012-04-12 19:21:20 | 心の風景

昨日の激しい雨で、桜が大分散ってしまいました。

今朝見ると、葉桜になりかかっていました。

一昨日は、カナヘビ君をみつけたり、モンシロチョウやモンキチョウが飛び始めるのを眺めていました。

すっかり春が動き出しました。

桜が葉桜になる頃、毎年庭のジューンベリーの白い花が咲き始めます。

真っ白な可憐な花です。

季節が、どんどん進まぬうちに、撮り貯めた桜の写真を、どーんとどうぞ。

 

今年の最初の桜の2輪は、3月28日に咲きだしました。

  

いつものチビ桜です。

我が家の東側の庭の向かいに立っていて、リビングの窓から眺めるのにぴったりです。

市と県の緑地帯に立っているので、我が家の庭ではないのですが、

この桜が気に入って、ここの土地に家を建てることに決めた桜です。

道路沿いなので、市の担当者にかなりがんがん剪定されてしまい、

最近はさらに小さな桜の木になっていますが、今年も何とか咲きだしましたよ。

実は、この桜が見えるようにリビングの窓は、設計士さんが、設計したんです。

なので、我が家の題名(作品名?)は、「桜逍遥の家」と、相談して名づけました。

桜を眺めながらの、そぞろ歩きという意味です。

    

毎年、桜を撮るのって難しいな~って思いながら、練習を兼ねて、撮らずにはおれない美しさです。

ソメイヨシノの薄墨を垂らしたような桜色って、光やお天気、そして空とのコントラストでさまざまに変わるんですよね。

目で見た感じ方と、写真の結果には、かなりの隔たりがありますが、近眼+老眼の私の眼よりは、

意外な光景を切り取ることができて、楽しいんでしょうね~

 

    

少しだけ我が家から坂を下ると、伸び始めたアケビのツルの向こうに、大きな桜が霞むように咲いています。

風邪ひきでよろよろしながら、「そうだ、あのさくらに会いに行って、元気をもらおう!」みたいに、スローガンを打ち立てて、

桜逍遥ですね

 

  

これは、近くの公園の桜、足元に目をやると、

    

タンポポ、ツクシです。レンギョウの黄色い花も今が盛りです。

先ほどの大きな桜は、急坂の途中には堂々と生えています。

この桜も、車の運転中にとても美しく眺められるのですが、歩いて低い位置からの撮影は、難しいですね。

古い住宅街なので、電柱や電線や光ケーブルの線など、かなり複雑に増設されていっているのが、

桜を撮ろうとすると、とても目に入ってきます。

時代だな~なんて感じつつ、いいアングルを探すのに苦労します

  

  

足を延ばして、大学入り口や、職員住宅の道路沿いまで、桜を眺めて、折り返して

坂をまた登って帰り道に、

    

シダの新芽や、つる植物の黄緑色の花、優しい赤みの新芽の葉っぱなど、春の散歩の醍醐味ですね~

アケビの花と桜のコラボ、なかなかいい組み合わせでしょ!

アケビの花は、薄緑から、赤紫に変化しながら、咲き進のですが、ツルの新芽の葉っぱも大好きな形で、

いつも、立ち止まって、じーっと観察してしまうんです。

ブドウの房の様で、可愛いでしょう?

   

桜の甘い花を目指して、朝昼たくさんの鳥たちが、木の枝越しに見えます。

↑の2枚の写真にも、何羽か鳥が隠れていますが、見えますか?

桜にメジロ、絵になりますね。

  

ハトやカラスも、恋の季節なのか、かなり低い位置で、つがいでみかけます。

  

朝日の中の満開の桜、桜逍遥その2に続きます。