おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

秋の絵本作り講座

2010-10-18 01:42:33 | お出かけ
この週末は、秋らしい爽やかなお天気でした。
外に居て、暑くも寒くもなく、いい風が吹いて・・・がぜん庭仕事がはかどります。
今年は、秋まきの種を、蒔いてみようと思いつつ、そろそろギリギリの時期になってまいりました
今夜あたりから冷え込んで来ています。

さて、去年もアップした秋の絵本づくり講座、今年も9月から全6回シリーズで、スタートしています。
お話と絵を考えて、手製本で自由に仕上げる講座、今年も様々な年代の方たちが、
受講してくださり、楽しいです。
絵本サークルの仲間と、当番制で、講師をしています。
     

昨年参加してくださった方で、今年も参加というリピーターの方も、3人ほど。
2冊目になると、大分手慣れてきて、作りたいもののイメージが、
皆さんはっきりして来て、なかなか関心させられます。
子育て中の方も、去年に引き続き何人かいらっしゃいます。
託児とか、特に設けなくても、何だか自然に溶け込んでいて、
絵本好きなお子さんも、お母さんに協力して、静かに遊んでくれていました。
私達サークルの仲間も、サークル発足当時は、子連れでワーワー言いながら、やって来たので、
たとえ赤ちゃんがむずかっても、あやしながら、講義を進めています。
去年、赤ちゃん連れで参加して、サークルに加入してくれたNちゃんも、
今年は、見習い兼託児担当で、がんばってくれて、頼もしいです。



この写真は、去年受講した方達の作品のうち、春休みの絵本展に出展していただいたものです。
切り絵あり、墨絵あり、色鉛筆にマーカー、パソコン印刷ありで楽しいですよ
今年の参加者の方も、パステルアートの講師の方がいたり、去年の切り絵の続編をという方等、様々な手法や画材、そして新鮮な発想やストーリーには、私達もいい刺激をたくさんいただきます。
皆さん、11月16日の最終回までに仕上げるべく頑張っています。
最後に簡単な発表もあるので、今から楽しみです。
今年も男性の参加者は、お一人ですが、年配の元職人さんということで、なかなかこだわりの作風
トラの親子(母娘)に育てられたある女の旅の物語なのですが、
シュールな絵と、ストーリーに、くぎ付けです。


               
               この春休みの絵本展は、浜松文芸館の親子行事として、バルーンアート教室や、簡単手作り絵本ワークショップが、組み合わさった企画展でした。
               
最後におまけ、私の絵本の一部です。
和紙のじゃばら絵本です。
包装紙や、和菓子の空き袋、ダンボールや押し花などを組み合わせたコラージュ作品です。

剪定と緑のリース

2010-10-08 20:00:28 | 今日の庭

この夏の猛暑と、父の入退院で、庭が森のように野生化してしまいました。
この庭を作り始めてから、5年半経って、シンボルツリーに植えた木々は、大きくなり、
その間に植えた低木や、宿根草は、すっかりこの庭の住人になってきました。

やっと涼しくなって、空いた時間に、ちょっと剪定と、こまめに始めると止まらなくなります。

     
この夏、猛暑の中、最もぐんぐん伸び過ぎてしまったのが、シマトネリコです。
風にそよぐ、さらさらと心地よい葉音や、涼しげな枝ぶりが人気ですが、
亜熱帯の山地に自生する南国の木だけあって、我が家の東南の角は、どんぴしゃりな環境
去年あたりから、自然樹形を活かした剪定などとのんきなことは言ってられなくなりました

この写真の涼しげな白い花や実が、地面に落ちて、ほとんどみんな発芽する生命力の強さです。
夏には虫虫天国でアップしたカブトムシもやって来ました。

高枝切りばさみまで今年は購入して、
上へと高く伸び過ぎる幹を、かなり整理してしまいました。
ちょっと可哀想なぐらいの丸刈り?ですが、

2~3日すると、もう新しい芽が伸び始めていました。
この木の回りに植えてあるツルバラや宿根草にも、日が当たるよう配慮して切りました。


剪定した枝は、そのまま処分してしまうのも何だか植物に申し訳なくて、
くるっと丸められるものは、緑のリースにします。
               
               銀配色の葉裏がきれいなオリーブも、今年は随分伸びました。
               

     
ツル性のシダの仲間で、多分カニクサ(シャミセンヅル)や、ホソバコケシノブなど~原色牧野植物大図鑑参照~等が、我が家のデッキの下からたくさん生えてくるのですが、華奢でしなやかに伸びるつるが、リースにするとこんなに素敵です。
リースを形作る円は、古代から永遠や天国、完璧さを表すシンボルとされてきたらしい。
終わりのない愛を示すともいわれています。
自然にくるっと丸めただけですが、何だかおまじないのように、作ると元気になるようです。
もちろん赤い実や、ドライフラワー、木の実を使ったものも大好きですが、
こんなさりげないリースが、最近の私には、あっているようです。
何といっても、すぐ作れて、風情があるところがお気に入り!
乾燥して来て、葉がポロポロ落ちてくるものもあれば、
月桂樹(ローリエ)や、タイム、ローズマリー等のハーブのリースは、キッチンの近くにかけておいて、
料理の際に、もぎり取って使えて、一石二鳥です。


以前に作ったリースは、こちら・・・


ハーブのタイムのリース。
よい香りがするので、玄関に掛けてあります。

     
これは、去年作ったシルバーホワイトのリース。
ラムズイヤー、フランネルフラワー、スモークツリー等の花がたくさん咲いたので、嬉しくて作りました。
ベースのリースは、ローズマリーを、くるくると丸めたものです。


観葉植物の。ワイヤープランツが、静岡で地植えにすると、すごいツルになってしまい、
大きなリースにしました。
花かんざしのように、フランネルフラワーを、いくつか止めて・・

こんなふうにくるくる丸めて、白い壁に掛けて、リース遊び、いかがですか?



赤い花、赤い実、赤い葉っぱ ~彼岸花とミズヒキ

2010-10-04 00:27:01 | 今日の庭
ひと雨ごとに秋が深まっていきます。
日中は、まだ暑い日もあるけれど、風は、さらさら吹いて、朝晩は、肌寒いくらいです。
夜は、さすがに窓は5センチぐらいしか開けて寝なくなりました。
ただいま薄いタオルケットと厚めのタオルケット二枚重ねで、就寝中。
次は、薄手の羽根布団に替えるのが秋の眠りのお楽しみです。
(いかに私が睡眠を大切にしているのかが、バレバレですね~


       
秋の赤い花が、ぽつぽつと咲きだしました。
目立たなくて地味だけど、大好きなミズヒキの花です。
お隣のKさんから苗を2株いただいて、一昨年植えたのですが、今ではすっかり増えて楽しみです。
冠婚葬祭ののし袋の水引もこの植物からなんでしょうか?


       
今年は遅めの彼岸花、やっと桜の木の根元に1週間ほど前から見つけました。
昔は、毒の花のイメージと、ひと際真っ赤な強い色が、少し苦手でした。
今は、圧倒的な赤に秋を気づかせてくれる花、花の形も華やかです。
小さな頃は、茎を少しずつ折って、茎の皮を残してつなげたネックレスを作って遊びましたっけ。
真っ赤な花が、もちろん中心に来て大きな飾りの代わりだったような思い出が。
曼珠沙華という別名は、天上の花という意味。
お釈迦さまがお経を読んだ時、空から降って来た花らしい・・想像するとすごい絵ですね。


               
               先ほどの彼岸花から少し離れたところに白い彼岸花?
               シロバナマンジュシャゲというやつですかね~。
               ご近所の花好きサンが植えたもの?
               もしかしたら園芸種かもですが、こちらもきれいで、ついパチリ



     
ツリバナの実も、だんだん紅くなってきました。
可愛いですね、葉っぱも少しずつ色づいて来ています。
猛暑と秋の豪雨で、実も葉っぱも大分落ちて残念です。
写真の実は、何とかふんばって実ってくれています


               
               バラの実も先日アップしたときよりも、橙色に


ハナミズキの葉っぱも、一部がかなり真っ赤な木に出会います。


       

地を這うグランドカバーの植物たちも、赤い葉っぱが、ちらほらです。
左はヒメツルソバの葉っぱ、右は何とかカズラ?
季節によって葉っぱの色がカラフルに変化して楽しいつる植物です。

だんだんひんやりとしてくる季節、目にも暖かな赤い花、実、葉っぱ。
少しだけじんわりと心もあったまる気がします。
でも、何だかもの悲しい・・・う~ん秋っていいですね。