おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

朝顔にトンボ

2010-07-30 09:41:46 | 今日の庭
今朝起きると、雨が上がっていました。
けれど、東南の空は、霞というか、もやっていて、怪しい雨雲が、まだまだ居続けています。
と、思っていたら、今、8時半現在、何だか陽が射してきました・・・
あれあれ~、もう1日位たっぷり雨が降ってほしかったのに~
ほんとに、人の心も行動もお天気次第で、かなり左右させられますよね。
雨がやんで、気温が上がってきたら、セミの大合唱です。
7年間地中で暮らし、地上に出てからの命は1週間ほどのセミたちは、
もちろんこの晴天を喜んで、必死に鳴いています。
最近は、温暖化の影響からか、最も大音量のクマゼミが多いです。
昔は、ニイニイゼミ→ツクツクホウシ→アブラゼミクマゼミの順に、子供達は、自慢し合ったものですが・・・


先日、猛暑が続いているとある朝、朝顔の写真を撮ろうと、開くのを待ち構えていると、
玄関周りに打ち水をしたのもあって、たくさんのチョウチョや、トンボが近づいてきます。
この水色と白がきれいな朝顔は、「富士の空」という品種です。


       
アゲハのカップルも、水を飲んでいます。
静かで、ひっそりとした時間です。


朝顔の撮影に戻ると、
我が家の常連さん、シオカラトンボが、とまっていました。
ふふふ、こんな瞬間が、大好きです。
私の作った、へっぽこ行燈仕立ての、ぐるぐる螺旋が、気に入ってくれたのかな?
手で曲げられる、盆栽用のアルミ線は、なかなか便利です。


               
               その日の空は、こんな感じ。
               「今日も暑くなりそうだけど、汗をかきかき頑張ろう
               という気持ちにしてくれた朝の出来事でした。
               よーく見ると、この雲、両腕を上げて頑張るポーズに見えませんか?

路上演劇を観に行く

2010-07-29 17:55:53 | お出かけ
今日は朝から大雨。
連日の猛暑続きで、朝晩の水やりにも、すぐぐったりしてしまっていた、
庭の草木が、一息ついて、うれしそうです。
私もハードな水やりから解放されてほっと一息。
ただ、かなり激しい雨、強風、雷、洪水警報、各地での被害も心配です。


さて、先日の土曜日、A on A in HAMAMATSU 2010という音・舞・芸の祭典が、街中で行われたので、
観に行ってきました。
ダンス、演劇、大道芸、音楽、アートありの二日間にわたるイベントです。
私のお目当ては、演劇集団浜松キッドのお芝居。

いや~晴れたのはいいんですが、街の商業ビルの谷間の広場は、35度は超えていて・・・

       

団員の皆さん、まさに汗水たらしての大熱演です。
「街角リポーター大騒ぎ」という路上用のオリジナル劇、5月末の街中公演に続いて2回目の上演です。
実は、この中にわが息子も出演していて、親バカですが、ついついアップしてしまいました。
まだまだ、役者初心者の彼ですが、今まで21年生きてきた彼のキャラを考えると、画期的です。
内気、口下手、静かめなイメージの彼が、こんな人前で大声で、演じているんですから・・
中学時代からの親友が観に来てくれて、ほんとにびっくりしてました。(笑い)
子育ては、いくつになっても驚きと感動の連続です。

浜松キッドは、結成29年目の市民劇団で、高校生から社会人までの幅広い年齢の団員で、笑いを忘れない演劇を目指しているようです。
いろんな個性的な先輩諸氏に揉まれて、更に楽しんでやってもらいたいものです。
就活も始まりますが、いい表情になって来たので、11月の秋公演が、楽しみです。


               
               最後は観客の皆さんにご挨拶。
               もちろん団員募集と秋の11月14日の公演の宣伝で〆




三時草と画家のヒマワリ

2010-07-26 15:20:43 | 今日の庭

暑い夏です。
連日の猛暑日、やはり日本は亜熱帯化が、進んでいるのでしょうか?

父が入院してから、2週間過ぎました。
入院直後の、脱水からの衰弱は、落ち着きましたが、栄養状態が回復しないので、
嚥下食プラス点滴で、とにかく体力の回復を待つ日々です。
先週末からは、腕の点滴より濃い栄養を取るべく、首からの点滴に切り替えたのですが、
痛々しい姿・・幸い意識はしっかりしているので、ゆっくりおしゃべりして、
父の日課だった日記を私が記録して、
何だか気づくと手を握り合っています。
静かな時間です。


この小さな花は、三時草、ハゼランです。
花はとても華奢なのに、葉っぱは、多肉質で、こんな猛暑の中、たくましく咲いています。
人家の回りの、塀と道の隙間、敷石の間などが、好きみたいで、
この植物独自の生き残りのための知恵なんでしょうか?
三時から四時の間に、花が開くので、この名前です。
熱帯アメリカ出身のこの花、皆さんの家の周りでも見かけますか?



先月、夏に向けて、元気を出そうと、苗をいろいろ植えてみたヒマワリが次々と咲きだしました。
有名な巨匠画家の名前が付いていて、どんな花か見てみたかったので・・・
     
左が、ゴッホのヒマワリ、右はモネのヒマワリ。
モネのヒマワリは、やさしいクリームイエローですね。上の方を虫に食べられてるのはご愛敬。


               
               こちらは、ゴーギャンのヒマワリ。
               花びらが、踊っている感じが、それらしい?


なかなか楽しい画家シリーズのヒマワリたちです。
来年は、苗ではなくて、種から蒔いて、もっとたくさん植えてみたいな~。
意外に小ぶりな中輪なので、私は、ほうき草や、カラーリーフと、寄せ植えにしてみました。
       



       
最後は、赤いヒマワリ。
渋い色調で、絵になりますね。
左は、プラドレッド、右はフロリスタンという名前です。
夏の花、ヒマワリも、ぐったりしないよう朝晩の水やりに精を出しています。

トンボと、小さな花

2010-07-12 15:57:33 | 今日の庭
梅雨の合間を選んで、庭に居ると、トンボがたくさん飛んできます。
細くてスッとした小さめのトンボは、ムカシトンボ、サナエトンボ??
我が家に最近よく現れるのは、

       
腹が、きれいな青色、オオシオカラトンボでいいのかな?
ギンヤンマ、オニヤンマ、トンボの動きは、ついつい目で追ってしまう楽しさ。
枯れて、強剪定したモミジの切り株(切り枝?)のてっぺんが、お気に入りらしい。
息子が、小学校時代、プール掃除で、持ち帰ったヤゴを育てたことがあるんですが、
ヤゴは水中では、ギャング的に強く、見た目もごついんですが、
成虫になって、空をスーイ、スーイ飛びだすと、ヤゴ時代を忘れてしまったかのような爽やかさ。
うーん、クールなトンボ、今年は特に憧れます。

今年の梅雨は、蒸し暑くこの10年くらいの間では、記録的不快指数の高さらしい
しかも、先週は、二十歳位からのお付き合いだった上の親知らずの歯を、急に抜かれて、
痛みと戦う週の始まり、そうこうしている内に、父が体調を崩し、
この週末は、救急外来後、入院になってしまいました。
6月の仙骨ブロック以来、食欲が落ち、気力体力が、目に見えて落ち、
日々ふらついて、小さな転倒を繰り返し、体重も40キロを、大きく下回るようになりました。
最近は、下痢と便秘のくり返しから、ついに3日間、飲まず食わずとなり、
点滴に連れて行った総合病院で、深夜までの検査の山となり、
全身状態が、危険なためその場で入院となりました。

今は大分落ち着きましたが、父ゆえのこだわりや頑固さから、病院や、薬を拒否していたので、
緊急入院とは故、父にとっては、良かったと思っています。
施設で出来るケアには、いろいろ限界や制約も多く、今は病院で安心して過ごしつつ、
悪い所は、きちんと治療してもらえるので、不安からは解放されているようです。
耳や目以外は、内臓など極めて強健な父は、引退後多分健康診断や、内科受診は、人生初!?なのでは・・・

いろいろと思い悩みつつ、目の前のこと必死で片付ける日々・・・
大分疲れて、歯の痛みもぶり返すし・・・めげる日は、
          

       

なんだか、じっと小さな花の群れをみつめてしまいます。
目に優しい風景だから?
小さな小さな花の集まりの、健気さや儚いけど強い姿に、心癒されるから?
上の段は、イワダレソウ、下の段左2枚は、タイム(タチジャコウソウ)です。
2種類とも乾燥に強く、グラウンドカバーに最適です。
可憐で、強い・・目指したいところですが・・
右は、ルピナスとサルビア、ホットリップスです。


       
左は白いブラキカム(ヒメコスモス)、3年目ぐらいの鉢ですが、毎年切り戻すと良く咲いてくれます。
右は、コンボルブルス、小さな朝顔みたいな花は、ヒルガオ科。
去年寄せ植えの片隅で、全く咲かず、枯れかかっていたのに今年はたくさん咲いて、
可愛いハナアブが良く来ています。
所々、白に、薄い青紫がさして、面白い色目の花。


               
               最後は、ビスカリア(コムギセンノウ)
               先日、公民館の花を植える会の方々が、植えているプランターで満開。
               白からピンクへのグラデーションの花が風に揺れていました。

さてさて、1週間前から、セミが鳴きだしているわが街です。
皆さんの回りはいかがですか?
もう夏がすぐそこまで来ています。

白いアジサイ  ~カシワバアジサイと、アナベル

2010-07-04 00:55:43 | 今日の庭
さて、アジサイ日記の続きです。
我が家の庭の白いアジサイは、北アメリカ原産の2種類です。

       
カシワバアジサイです。
5年前に、30~40センチぐらいの背丈の苗を玄関前に1本、もう1本は鉢植えで育てていました。
長いピラミッド型の房がどんどん伸びて、秋の葉や花の紅葉も美しい品種です。
残念なことに、玄関前の1本が3年目で枯れてしまいましたので、
一昨年西側のバラやクレマチス、ハニーサックルのからまるパーゴラの下の日陰に植えたら、
大きな株になって来ました。
今年は花芽が少ない年で、3本のみ。
でも、大きな株になったので、来年はもっとたくさん咲いてくれるかも。
最近良く見かけるカシワバアジサイですが、我が家の品種は、房が長く重くなりすぎて、
この季節、雨で地面すれすれに頭を垂れてしまいます。
もう少し花穂の短い品種も見かけますが、品種改良が進んでいるんでしょうか?
倒れなくて、支柱が要らなそうです。


もうひとつは、
       
大きな手毬咲きになるアナベルです。
春のオオデマリにも似て、私の大好きな黄緑、クリーム、白と、咲き進むシリーズ??です。

               
               ほらこんな感じです。
               この花は、白くなった後、淡い黄緑で乾燥していくと、
               大きな手毬状のドライフラワーになって、リースなどを
               作る時、すばらしい材料になります。
               剪定ものんびりドライになってから、楽しんでやればよく、
               手間いらずで、年々手毬の数が増え、ご近所で人気です。


       
これらの北米産のアジサイたちは、冬の寒さにも強く、豪雪にも耐え、根や枝が強いようです。
上の2枚の写真は、2年前にまだ父が一人暮らしをしていた北海道の帯広・紫竹ガーデンで、写したものです。

                 
                 本州の小さな庭とは違って、アナベルの白が広々とした
                 ホワイトガーデンの一角に、ふわりふわりと咲いていて、
                 それは、清々しいものでした。