おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

今年の朝顔日記

2013-08-27 19:33:56 | 今日の庭

暑い暑い夏でした。

先週末に久しぶりのまとまった雨が降り、庭の木々や植物、そして何より人間が人心地ついております。

皆さまお元気でしょうか。

セミの音も、ツクツクホウシからヒグラシに変わり、秋の虫の音もにぎやかです。

昨夜は肌寒いくらいのひんやりした夜でした。

 

ちょっとひと休みが、すっかり夏休みに入ってしまいました。

まずは、今年の朝顔たちを早回しで・・・

今年の最初の一輪。

7月21日頃は、緑のカーテンは、こんな感じでした。

      

こちらが例年のデッキの軒下の西側。                  新企画で、デッキの北側にも緑のカーテンを。

                                         しかも、ちょっと欲張ってゴーヤとプチトマトの側枝をわざと伸ばす

                                         やり方を園芸雑誌でみたので、チャレンジ

 

      

8月2日ごろには、何種類か咲きだしました。

    

いつもの家の中からのアングル!                2回からデッキを見下ろすと、手前がゴーヤたちのカーテン。

   

わさわさ茂り出して緑の葉っぱのカーテンとしては、去年より立派

花は、少なめ・・・この後猛暑が続き、朝晩の水やりが欠かせなくなる・・・

       

                  

                           

去年からのこぼれ種の苗が三分の一くらい混じっていますが、「こんなの植えたっけ?」というくらい、いろんな顔。

みんなちがって、みんないい。

  

どんどん上に伸びて、青空に向かっています。

 

家の中から見ると、2枚の緑のカーテンが毎日楽しみでした。

朝、窓を開けるのが楽しみって、いいですよね。

ただ、ゴーヤは豊作でしたが、プチトマトは花は咲くけど、結実は今のところ初期に一回のみで、残念

欲張って、側枝を伸ばし過ぎたかもと、最近側枝を半分ほど切ってみましたが、時すでに遅しかな~???

それとも、ゴーヤとプチトマトは同じプランターはダメなのかな?別植えのもあるんですが・・・花ばかり。

 

    

             

             8月中旬からは、昨年のドイツ朝顔らしき花がよく咲きました。

             小ぶりだけど、さわやか。

家の東側から見るとこんな感じです。

暑いのにバラも少しずつ咲いています。フェリシアも夏は白っぽいですね。

   

猛暑で水やりと格闘するも、朝顔も元気なく・・・         ゴーヤに勢いで負けるのか、朝顔は右下寄りの陣地でひっそり咲いて。

猛暑の射すような朝からの日射しに、大輪の花は開ききれず萎れ、小ぶりの花が優勢な頃。

大輪咲きシリーズの今年植えた朝顔は紀州の手まり、肥後の手まり、

                       富士の手まり、京の手まりですが、

                       猛暑に開ききれず残念な朝が多かったです

                       

今年の朝顔の中ではお気に入りの涼しげな水色さんです。

週末の雨と気温が下がったので、朝顔も元気を取り戻したみたいです。

  

           

      

大輪も小輪も入り混じって、色とりどりでうれしい晩夏です。

初秋と呼ぶには疑り深くなってしまう今日この頃。

暑さがぶり返しませんように・・・

カマキリが増え、トンボの種類も秋に移動しているようですが。

さて、少しずつ私もブログを再開してみますね。  

 

 

 

 


じぇ!じぇ!じぇ!

2013-05-31 23:05:39 | 今日の庭

今日は5月31日です。

誕生月の、大好きな5月が過ぎていきます。

一つ年をとっても、あまり成長してないな~って思う今日この頃。

 

29日には梅雨入り、例年より10日前後早いみたいです。

バラはピークを過ぎ、遅咲きの品種が静かに咲いています。

雨でバラが散るのは残念ですが、今年のバラは爆発するかのような勢いで咲いてくれたので、

梅雨入り前に花殻摘みと、軽い剪定を終えてほっとしています。

 

さて連休中は、家の柱や屋根の破風、二階の月見台の木部のペンキ塗りをしました。

8年目にして2度目くらいの作業です。

業者さんに頼めば楽ですが、まめな夫は前回業者さんに教わったのを参考に、

サンダー(電動やすり)をかけ、マスキングテープを張り、てきぱきと作業を遂行!(ほんとに助かります

  

こちらが月見台ですが、すっかりきれいになりました。

    

屋根の破風や、玄関先の柱はオリーブという色で塗りました。

 

私も、少しでも手伝おうと、軒下のクモの巣や虫を長いモップで払うのを手伝ったり、

庭仕事をしたりして家に入ってきて残りの家事を片付けていましたが・・・

何だか微かに服の背中が、もぞもぞするぞ、ぞぞぞ・・・・・・・

急いで服を脱ぎ棄てると・・・・・・・・

('jjj')じぇ!じぇ!じぇ!な出来事が~

 

ムカデ、10センチくらいの大き目な百足でした。

この写真は、「凍殺ジェット~這う虫・飛ぶ虫―85℃の超冷気で瞬殺!フマキラー社製」(こちらお勧め!薬剤が入っていないので、床や壁が汚れません!)

で凍っているので丸まっていますが、

脱ぎ捨てた服から這い出てきた百足の姿にはびっくり、

「ぎゃぁ~~~」という悲鳴。

凍殺ジェトでやっつけた後、「いったい何時から背中にいたんだろう?」と考えて、またぞぞぞ~

刺されなくてよかったですが、あの日から庭仕事の後は背中をよく払って、鏡で背中を確認していますが、

何だか背中に何か居る感じがしばらく抜けませんでした。

2,3日して実は家の中でもう一匹発見して、またぎゃあ~でした。

お隣の80年以上生き抜いてきた大先輩Kさんに話したら、

百足はつがいで2匹いたら、もういないから大丈夫という大らかな話を聞きました。さすが人生と庭の大先輩です。

 

朝のテレビ小説『あまちゃん』でお馴染みの、じぇじぇじぇですが、

ほんとに驚いたときは、じぇじぇでは済まない東海地方育ちの私でした。

ぎゃぁ~、きえ~、きゃぁ~、ぎょえ~ぐらいが私の発する驚き最上級かな??

皆さんのお住まいの地方では、なんと叫ぶのかな?

もしよかったらコメントで教えてくださいな

 

でも、じぇじぇって、おっとりした柔らかな響きで可愛いですね。

宮藤官九郎さん脚本の『あまちゃん』もテンポが良くて毎朝楽しみです。

好きな個性派役者さんもてんこ盛りだし

 

百足でびっくりさせましたが、他の生き物たちも動き出しています

     

ジューンベリーにはハト、ヒヨドリ、スズメたち。

        

カタツムリ、保護色の緑のイモムシ、シジミチョウ、車の屋根にイモムシ

    

なかなか振り向かず春の陽気の中で、じっと動かないねこちゃん。

首の鈴がかわいいね。

 

同じ道で出会った鳥のつがい、仲良くさえずり合いながら、餌をついばんでましたよ。

鳥図鑑で調べたら、カワラヒワみたい。

全体にオリーブ褐色で、翼と尾の黄色が目立つとありました。

鳴き声はキュキュキュです。

よく電線で鳴いていたのもこの鳥だったんですね。

 

    

             

この写真はペネロペ。

次回は5月のバラをたくさんお見せします。

                     

 

 

 

 

 

 

 

 

 


春に植えたもの  ~その2   のっぽの花と庭のリフォーム

2013-05-01 19:26:39 | 今日の庭

連休に入り、今日からは5月ですね。

今年は、東京の娘もお友達と旅行で帰省せず、

夫も息子も、仕事や趣味の用事に出たり入ったりです。

 

我が家のメンバーは、ほぼ全員??混雑する場所には空いている時を選んでいくので、連休らしいお出掛けはなしかも。

私はこれ幸いと、庭仕事や家の片づけ(超・断捨離)、そしてブログをゆっくりと・・・

 

庭仕事も、長く続けてくると、マンネリ化というか、

毎年季節ごとの顔なじみの植物たちには愛着があるのですが、

新しい顔ぶれやチャレンジに憧れます。

前回は、植樹がキーワードでしたが、今回はのっぽのと、小さな場所がキーワードです。

 

去年からは冬が寒いのと、庭のやる気が秋から冬に落ちていたので、

秋から初春にかけて苗を地植えにしようとすると、寒波で先延ばしの繰り返しでした。

桜のつぼみが膨らみだした3月中旬過ぎに、やっと苗を植え付けました。

 

家の東側の玄関脇のスペースです。

    

左が3月末、今は右の写真よりさらに花たちがひしめき合っています。

この場所には、去年の安曇野旅行で購入したポテンティラ メルトンファイヤーという赤い花や、

渋い葉っぱの色のヒューケラ(ツボサンゴ、この苗は寄せ植えから移植)など植えています。

ヒューケラは、以前も植えていつの間にか姿を消してしまったのですが、夏に西日の当たらない場所で再チャレンジです。

    

最近花が咲きだしました。

 

東南の角の駐車場横の低いスペースには一年ぶりにジギタリスを4本。

これは、のっぽの花シリーズですね~

    

                

4月に入り、暖かな日が目立ってきたと思ったら、のっぽ君ぐんぐん伸びて、最近はつぼみが色づいてきました。

遅く植えたつもりが、意外にも霜にもやられず、適期だったのかも。

ただ、白、クリーム、ローズ、ラベンダーと、夢のような4色を選んだつもりが、皆白っぽいのが気になります。

バラの肥料のせいか、エリゲロン(背景の小さな小花)が、今年はたくさん咲いています。

 

始めて植えたセリンセ マヨールです。

この植物は、素敵なお庭を園芸雑誌などで拝見していると、よく見かけますが、

苗になかなかお目にかからず、憧れの花の一つでした。

はじめはソラマメの苗みたいなんですが・・・

ジギタリスの小庭の上の日当たりの良いところに植えたら、今はこんなにも大株になってきました。

けっこうのっぽ

    

               

どれだけ気に入って、うっとり眺めてるかがバレバレですが、雨上がりとか日の当たり方で、不思議な色を見せてくれるんです。

紫色のベル型の花びらが落ちた後、残る白いめしべ?とか、

花の色をしみこませたように色づいていくがくや葉っぱ?が絶妙です。

自然の造形美に脱帽です。

 

さて、キーワード小さな場所は、新しい苗を植える場所を、込み合ってきた庭で探すお仕事。

  

我が家の東側の緑地帯に、低木2種類を移植しました。

左写真の斑入りの低木プリベット?(一昨年蜂の巣で刺された木です)。

右写真は、デュランタです。

低木がはびこりすぎると、東側の緑地帯に移植しています。

この緑地帯には、がけ崩れ防止と緑化という名目の元、ガーデナーにとってはけっこう助かっています。

草刈りや剪定の枝も崖下に放れます。可燃ごみで出すのは大変な作業ですから・・・。

そうして空いたスペースに新しい小庭を作りました。

ちょうど庭の小道のまん中へんです。

  

レンガで囲った左手のスペースに、のっぽの花中心に花苗を植えました。

レンガはホースを長く伸ばして水やりする際のガードです。

この小さな場所に、植えたのは、

  のっぽの花アグロステンマ(ムギナデシコ)3種、

          ペンステモン3種、これはプレーリートワイライトです。

          上の写真に写っている赤紫がかった葉色のペンステモンは、ミスティカとハスカーレッドです。

          この花も、8年前に大好きだった花ですが、夏高温多湿の浜松では消えていく宿根草です。

          やはりのっぽの花です。

  

ライムグリーンのアサギリソウや、右のロータス・ブリムストーンも植えました。

株分けしたミニバラのグリーンアイスも一株。

宿根リナリアも一株。

そして、初めての花、バーバスカム・サザンチャームです。

      

            

          この花の色合いも、毎日水彩画の絵の具のように変化して、うっとりです。

            クリームイエローアプリコット、ラベンダー等が微妙に交ざりあった花房がぐんぐん伸びています。

 

        

クレマチスも2種追加しました。

咲きだしたらご報告しますね。

 

のっぽの花の苗は、実は偶然の出会いでした。

冬から初春にかけて、ガーデンセンターにバラ苗、黄色のグラハムトーマスの大苗(2年前に枯れてしまった品種)を探しに行くたびに、

バラ苗とは出会えず(通販なら買えるのですが、枝や株の様子が見れないので不満)、

ローズガーデンにお勧めの花苗として見つけたものばかりです。

バラの株元は、背丈の低い小さな花ばかりだと、すきすきになってしまい、意外に寂しいものです。

自分が背が低めなのもあって、空に向かってすっくと伸びる植物には憧れるのもありますね。

バラのつぼみが、ぽつぽつと咲きだしました。

新しく植えた花たちとのコラボをお楽しみに!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


春に植えたもの  ~その1

2013-04-17 19:24:01 | 今日の庭

春ではなく初夏のような暖かさ(暑さ?)に戸惑う今日この頃ですね。

桜の花が散ったら、そんな急激な気温の変化で、庭の緑の新芽や、花芽たちがすごい勢いで成長して、

いつもより春の速度が早まっているようです。

 

俳優の三國連太郎さんが、14日亡くなりました。

90歳、私の父とほぼ同じ時代を生き抜いた方です。

息子の俳優、佐藤浩市さんも、私と同年代、感慨深いものがあります。

それにしても、どんな名優親子であろうと、父と息子の関係というのは、難解なものです。

大好きな俳優、香川照之さんと、父との確執や関係の修復など、多くが報じられていますよね。

子供は親に認められ、愛されたいという想いが、かなうかかなわないかで、

こんなにも全人生に大いなる影響を及ぼすものかと思い知らされます。

わが父と、兄の関係しかり。

そして、最近文学作品でも、多くが取り上げられている、母が重い、母の呪縛という言葉や、テーマ。

こちらは、娘と母の永遠のテーマとして、今は亡き母を想う時、色々と考えることがあります。

私たち夫婦も、子供たちが、一応社会人になって、一区切りかと思うと、

子供はそんなに急に、大人になって、親離れできるものでもなく、

親の方も、子離れという課題がまた大きく目の前に立ちはだかっている・・・

子育てに、ここで終わりはないですね。

色々と考える春の夕暮れでありました。

 

さて、この春は、8年経った我が家の庭を、かなりリフォームしようとしたり、新しいコーナーを作ったりと、やる気が上がっていました。

3月23日に、庭の花木を3本植えました。

ひとつめは、トキワマンサクを2本、赤葉赤花と、緑葉白花(こちらの方が原種らしい)です。

浜北にある緑化木センターで、苗を買ってきました。

ピンクの濃い花や、薄い色の花の種類もあり、一番出回っているのは、緑葉に赤やピンクの花の品種のようでした。

実は、去年我が家の庭の赤葉のトキワマンサクが、株元と根を虫か病気か原因は解りにくかったのですが、

突然枯れてしまったのです。

           

上の写真は、2010年のトキワマンサク(濃い赤い葉の木です)

年に何回か切り詰めるほどの強靭な品種だったので、がっかりしましたが、再チャレンジで植えることにしました。

カラーリーフとして、オレンジや赤のバラの近くに最適なので、他の花木も検討しましたが、2本隣に植えてみることにしました。

ご近所で、2種類を交互に植えて、短く刈り込んで垣根にしているのを見かけたので参考にしてみました。

    

             

             2本並べて植えました。ちょっと女雛と男雛のように。

             これからの人生も仲良くやっていけますようにと、願いを込めて・・・

  

花はこんな感じ。

まだまだ細長い若木ですが、大きく枝葉を延ばしたら、どんなふうに仕立てて剪定しようかと今から楽しみです。

 

  

もう1本はオオデマリ。

トキワマンサクを見に行って、やはり3~4年前に枯れてしまったオオデマリの若木に一目ぼれして買ってしまいました。

上の写真も2010年頃の東南角の白い花木がオオデマリです。

この木は、カミキリムシと、植えた場所の土が浅めなので枯れたようです。

今年は  

シマトネリコの南、芝生の擁壁の一番角に植えてみました。

                 

やっぱりいいな~オオデマリ。

この淡い薄黄緑から、真っ白に変わっていくグラデーションがたまりません。

                 

8年前に家を建てた時、一番最初に植えたかった花木です。

大好きなツリバナと、同じくらい好きな花木なんだな~と改めて再確認。

今日は真っ白に変わり、咲いていました。

いろんなことがあった8年間、東日本大震災への祈りも込めて植樹しました。

次回は、春に植えた新しい花たちをご報告しますね