おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

白いアジサイ  ~カシワバアジサイと、アナベル

2010-07-04 00:55:43 | 今日の庭
さて、アジサイ日記の続きです。
我が家の庭の白いアジサイは、北アメリカ原産の2種類です。

       
カシワバアジサイです。
5年前に、30~40センチぐらいの背丈の苗を玄関前に1本、もう1本は鉢植えで育てていました。
長いピラミッド型の房がどんどん伸びて、秋の葉や花の紅葉も美しい品種です。
残念なことに、玄関前の1本が3年目で枯れてしまいましたので、
一昨年西側のバラやクレマチス、ハニーサックルのからまるパーゴラの下の日陰に植えたら、
大きな株になって来ました。
今年は花芽が少ない年で、3本のみ。
でも、大きな株になったので、来年はもっとたくさん咲いてくれるかも。
最近良く見かけるカシワバアジサイですが、我が家の品種は、房が長く重くなりすぎて、
この季節、雨で地面すれすれに頭を垂れてしまいます。
もう少し花穂の短い品種も見かけますが、品種改良が進んでいるんでしょうか?
倒れなくて、支柱が要らなそうです。


もうひとつは、
       
大きな手毬咲きになるアナベルです。
春のオオデマリにも似て、私の大好きな黄緑、クリーム、白と、咲き進むシリーズ??です。

               
               ほらこんな感じです。
               この花は、白くなった後、淡い黄緑で乾燥していくと、
               大きな手毬状のドライフラワーになって、リースなどを
               作る時、すばらしい材料になります。
               剪定ものんびりドライになってから、楽しんでやればよく、
               手間いらずで、年々手毬の数が増え、ご近所で人気です。


       
これらの北米産のアジサイたちは、冬の寒さにも強く、豪雪にも耐え、根や枝が強いようです。
上の2枚の写真は、2年前にまだ父が一人暮らしをしていた北海道の帯広・紫竹ガーデンで、写したものです。

                 
                 本州の小さな庭とは違って、アナベルの白が広々とした
                 ホワイトガーデンの一角に、ふわりふわりと咲いていて、
                 それは、清々しいものでした。