映画「ブラック・スワン」見てきた。
おもしろかったが、
期待していたよりシンプルな話だった。
シンプルなことはいいことだが。
ああいう話はどこにでもあって、
ああいう風に追いつめられていっぱいいっぱいになってしまったり、
ああいう風になってしまうほど追いつめてしまう世界というのはあるものだ。
私自身も経験がないわけじゃないし、
まわりの知人や友達を見てもそうだと思う。
それはその人にしか感じられない苦痛で、
それで作品がうまくいったとしても日常からは脱せないのでさらに辛い。
ということなのかと思ったら、
そういう話ではなくて初日明けまでの話だったのでなんだと思った。
初日だけうまくいってもなあとか思った。
もう二度とできないことを一度だけできることは舞台にとってはあんまり誇れないんじゃないかと思った。
それが最後の「完璧よ」の意味だとしたらこのプリマは舞台を愛していないんじゃないかと思った。
結局、リリーみたいに適度な距離を置きながら関わるのが一番賢くて楽しいやり方だと思うが、
そうそうあの立場になれるわけでもなく、
なんにせよ自分がいたい立場にい続けるというのは難しいことである。
それにしても映画を見て思ったのは
胸揉んでるのに全然エロくないなあだった。
あれ、エロのつもりでやってたんかなあ。わからない。
選ぶ側と選ばれる側のセクシャルな関係については
おもしろくもあるし、必要なところもあるのは認める。
選ばれたいと思ったら片思いに似た感覚で相手を見てしまうし、
選ぶためにはどこかしらで相手を好きにならないといけない。
そういう言葉にするとなんか小ぎれいだけど
実際は醜悪以外のなにものでもないものを薄い胸を揉むということでかたしていいのかしらと思った。
あと、「宿題」でちゃんと気持ちよくなったり。
本当は「宿題」出されたのに気持ちよくなれなかったり、好きな人に胸揉まれてんのになんか不快だったりするんじゃないかな。
言われたまま素直に感じちゃったり、薬で自己解放しようとしちゃったり、あんな親とずっと一緒だったり、友達いなさそうだし、結局一回やってあとできませんとか、重荷に耐えられないのは向いていないということなんじゃないかな。
厳しいけど。
続けていける人はきっとそうではない判断や感じ方をすると思うよ。
やりたいこととできることの間には溝があってそこを埋めたいと誰もが思っているんだろうけど、それがなかなか難しいね、という話だったのかな。
それにしても死ぬことはないじゃないか。
芸に死ぬなんて、それこそ言葉にして美しいだけだ。
残されたまわりは迷惑。お客もドン引き。
2回ほど怖いとこで後ろの席の人がびくっとなったのが振動で伝わってきたのがおもしろかった。
おもしろかったが、
期待していたよりシンプルな話だった。
シンプルなことはいいことだが。
ああいう話はどこにでもあって、
ああいう風に追いつめられていっぱいいっぱいになってしまったり、
ああいう風になってしまうほど追いつめてしまう世界というのはあるものだ。
私自身も経験がないわけじゃないし、
まわりの知人や友達を見てもそうだと思う。
それはその人にしか感じられない苦痛で、
それで作品がうまくいったとしても日常からは脱せないのでさらに辛い。
ということなのかと思ったら、
そういう話ではなくて初日明けまでの話だったのでなんだと思った。
初日だけうまくいってもなあとか思った。
もう二度とできないことを一度だけできることは舞台にとってはあんまり誇れないんじゃないかと思った。
それが最後の「完璧よ」の意味だとしたらこのプリマは舞台を愛していないんじゃないかと思った。
結局、リリーみたいに適度な距離を置きながら関わるのが一番賢くて楽しいやり方だと思うが、
そうそうあの立場になれるわけでもなく、
なんにせよ自分がいたい立場にい続けるというのは難しいことである。
それにしても映画を見て思ったのは
胸揉んでるのに全然エロくないなあだった。
あれ、エロのつもりでやってたんかなあ。わからない。
選ぶ側と選ばれる側のセクシャルな関係については
おもしろくもあるし、必要なところもあるのは認める。
選ばれたいと思ったら片思いに似た感覚で相手を見てしまうし、
選ぶためにはどこかしらで相手を好きにならないといけない。
そういう言葉にするとなんか小ぎれいだけど
実際は醜悪以外のなにものでもないものを薄い胸を揉むということでかたしていいのかしらと思った。
あと、「宿題」でちゃんと気持ちよくなったり。
本当は「宿題」出されたのに気持ちよくなれなかったり、好きな人に胸揉まれてんのになんか不快だったりするんじゃないかな。
言われたまま素直に感じちゃったり、薬で自己解放しようとしちゃったり、あんな親とずっと一緒だったり、友達いなさそうだし、結局一回やってあとできませんとか、重荷に耐えられないのは向いていないということなんじゃないかな。
厳しいけど。
続けていける人はきっとそうではない判断や感じ方をすると思うよ。
やりたいこととできることの間には溝があってそこを埋めたいと誰もが思っているんだろうけど、それがなかなか難しいね、という話だったのかな。
それにしても死ぬことはないじゃないか。
芸に死ぬなんて、それこそ言葉にして美しいだけだ。
残されたまわりは迷惑。お客もドン引き。
2回ほど怖いとこで後ろの席の人がびくっとなったのが振動で伝わってきたのがおもしろかった。