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花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

桧沢の山野草2

2007年06月09日 | 山野草

面白い形のこの花は「ズダヤクシュ」です。登山道脇で見られる地味な花ですが、花の形が特徴的で、5裂した白い花のように見えるのは萼辺で、萼より長い糸状のものが花弁です。

ズダヤクシュ(喘息薬種)ユキノシタ科 ズダヤクシュ属
山地の樹林の下に生える多年草。草丈10~40cm。茎や葉柄には腺毛があり、葉は心円形で浅く5裂している。直径3mm程の白い小さい花をややまばらに多数つける。信州の方言で「ズダ」は喘息、「薬種」は薬になるという意味で、喘息に効く薬草であることから名がついた。

沢沿いに咲いていた「オオバミゾホオズキ」です。ラッパ形の花の下部に赤褐色の斑点があり、葉に鋭い刺のような鋸歯があります。

オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)ゴマノハグサ科 ミゾホウズキ属
亜高山の渓流沿いなどに生える多年草。高さは10~40㎝。長卵形の葉は長さ4~8㎝で柄がなく、縁に鋸歯がある。内側に赤褐色の斑点がある、長さ2.5cmほどの花を咲かせる。溝を好んで生え、果実が何となくホオズキに似ているところから名がついた。
コメント (4)
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