神戸市西区押部谷にある 真言宗の近江寺
細い田んぼ道を30分歩いていく
どんどん山の中に入って行くと 立派な民家があらわれる
山門には 大きなわらじが奉納されていた 立派な仁王像
30分以上歩いて やっと たどり着いた
立派な鐘
「打ってもいいよ」 と 言われて
ゴ~~~~ン
澄んだいい音が 静かな山里に響いた
この舞台で “鬼やらい” が 行われる
下見に来た時は
恐ろしいくらい静かで 暗いところだったけど
今日は 華やいでいた
大勢のお坊さんたちによる 修正会の法会が始まった
毎年2月11日 修正会(しゅしょうえ)の法会のあと “鬼やらい”が始まる
修正会は 寺院の正月の儀式
ここに登場する鬼は 不動明王と毘沙門天の化身で 悪い鬼ではない
小鬼も登場する
小鬼たちも 御本尊に仕える童子とされている
“鬼やらい” を 今か今かと待つ 参詣者
去年は 雪が降る寒い中 行われたそうだが
今年は 穏やかな日差しがふりそそぐ中
振る舞いの
温かい甘酒をいただきながら待った