夕暮れの庭 純白のバイカウツギが ひときわ映えている
やさしい香りを 漂わせ 風にそよそよと揺れている
食卓に活け
リビングや 床の間 仏壇にも活けた
部屋の中は やさしい香りが 立ち込めている
さわやかな やさしい香りは なぜか 人恋しさを つのらせる
イタリアに滞在している妹から 絵葉書が届いた
中学校の教師をしているママ(娘婿のお母さん）の 遠足について行ったそうだ
ベローナは 国会議事堂や円型アリーナがあるそうだ
ロミオとジュリエットのバルコニーも見にいったと書いてある
家のある ビビテーノから 電車で片道２時間半もかかるらしいよ
帰りの電車の中で 書いて送ってくれた絵葉書だ
ＳＫＹＰＥで 何度も一緒に話しているのに
妹が なんだか とっても遠い存在になってしまった感じがする
早く日本に帰ってきて お土産話を聞きたいな！
いっぱい写した 美しい景色の写真も見せてほしいな！
部屋中に活けた バイカウツギの香りが
人恋しさを つのらせる
そうそう 今朝は 以前一緒の職場で働いた校長先生から電話が入った
「今年３月に退職し やっと人間らしい生活ができるようになりました
在職中は いろいろお世話になりましたと・・・」
ゆっくりできるようになって 私を思い出して下さったようだ
苦労を共に味わった立場から 何とも言えない懐かしさが込み上げてきた
１時間以上も 携帯電話で話し込んでしまった
会いたいなぁ～
あの 人情味あふれた暖かさに もう一度 触れたいなぁ